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秀香穂里 八千代ハル
ポッチ
ネタバレ
秀さんの新刊はオメガバースもの。 あらすじ、そして表紙から、ちょっと切なく、でも甘々で優しいお話かなー、なんて思いつつ手に取りました。 主人公は司書の泉。 幼いころに両親を失い、そのため施設で育ってきた。 が、中学生の時にオメガと診断され、その時に男に襲われて以来「番を持つ」ということをあきらめて生きてきた。 両親もなく、家族もなく、ずっと孤独だった泉は、番を…
ぴれーね
切なくて甘くて優しい、等身大オメガバースになります。 そもそも、男性が妊娠・出産と現実ではありえない設定での「等身大」っておかしい気もしますが、なんか等身大としか言いようがないんですよね。 オメガ性を持って生まれた主人公が、日常の中で攻めと出会い、淡い想いを持つ。 少しずつ距離を縮めて、互いに恋に落ちる。 悩んだり迷ったり傷付いたりしながら、勇気を出して幸せを掴む。 こう、どこにでも…
てんてん
本品は『天使のギフトとしっぽの願い』のコミコミ特典小冊子です。 本編後、聡史視点で4人がダブルデートするお話です。 今日聡史は「映画というものを観てみたい」という風太のリクエスト で、沖田と高橋をそさってシネコンに来ています。風太にとっては 人生初の映画館、人生初の3D映画鑑賞です。 隣に座った元猫の恋人は大スクリーンから迫る凶悪なサメにわぁわぁ 騒ぎながら両手を繰り出し…
本品は『天使のギフトとしっぽの願い』の コミコミスタジオ特製 イラストカードで、表面が文庫本カバーのカラーイラスト、裏面に 番外SSが掲載されています。 SSは本編幕間、聡史の入院仲のお話です。 毎週火曜日、風太は病院の2階にあるリハビリルームに通っていま す。聡史の歩行練習の日なのです。 人目を忍ぶようにそっと廊下の端っこを進んで、ガラスの仕切りで 中か見えるようになっ…
伊勢原ささら 八千代ハル
あーちゃん2016
先生買い。健気一辺倒かなと恐る恐る読み始めましたが、猫っぽさが入ってきたので素直に「良かった!」と思えました。「撫でてほしい」なんて願われたら、ダメですね、陥落。萌2よりですが萌にしました。本編280Pほど+攻め視点の後日談30P+あとがき。 猫だったはずの風太。気がついたら人間になっていてびっくり。目の前の銀髪の綺麗な人が「ギン」と名乗り、「風太の願いをかなえて人間にしました」と告げます。…
今回は幽体の青年と天使の力で人間になった元猫のお話です。 受様視点で受様が自分の大切な人を思い出し幸せを掴むまでと 攻様視点での後日談を収録。 天使は平凡な茶トラの猫がをずっと見守っていました。猫にしては賢 く、一緒にいる人間を一途で純粋な思い、人間もその猫を心から愛し ていてお互いを大切に思いあって仲良しの猫と人間をセットで見守っ ていたのです。 だからネコが事故に遭…
華藤えれな 八千代ハル
けもけもぱぷ
冒頭のクロデットクリーム入りのスコーンに? スコーンを割って挟むものだから、入りっていうのは変では、と気になったんですが、お菓子作りが好きという主人公だし、これで正しいんでしょうか? 健気な主人公は重労働にも耐えるタフなオメガでした。おもしろそうな要素があっても駆け足で説明されてしまって、少々物足りなさも・・・・・・オメガバだし、これがBLである必然がわからず。この主人公は女性でもいいのでは、と思…
こちら、人間になった茶トラの地域猫と、「心残り」を抱えた青年による、ちょっと不思議でとても心あたたまる物語になります。 実のところ、オチなんかは容易に想像つくんですよね。 攻めの正体と言いますか、彼に起こっている「出来事」がキモになってくるワケですが、これは完全に予想の範囲内で。 その点で言えば、面白みと言うのは無いのです。 ただ、人間くさくて涙もろい天使といい、まっすぐで頑張りや…
朝香りく 八千代ハル
渋茶
2017年刊。 過去のちるちるニュース『殺し屋BL』特集で見かけて取り寄せて置いたもの。 フリーランスでボディガードを請け負っている聡一郎の元に無理やり押し付けられた何やら訳ありのあどけない少年。 その少年・亜鳥は天然どころか、聡一郎に付いていった初日早々からネグレクトな生い立ちが判明して愕然とする。 が、この件に関しても読み続けていくと重苦しさは払拭されていくのでご安心を。 亜…
鳩村衣杏 八千代ハル
波
SFのBLは得意な方ではないと思うのですがタイトルから記憶喪失ものかな?と勝手に思い、記憶喪失BLが読みたかったので購入しました。 未来から来ている人間が過去の人間に恋するのはやっぱり禁忌ですよね……。便利なタイムマシンや未来の世界の設定が面白かったです。 好きになるきっかけが私には分かりにくかったような、攻めの性格に一貫性がないような気がしなくもなかったんですけど少し切なくて良いお話でし…