笠井あゆみさんのレビュー一覧

処女執事~the virgin-butler~ 小説

沙野風結子  笠井あゆみ 

執事モノ大好き

読み始めは、アンドロイドや人造人間的なストーリーに抵抗がある私には「うーん…」だったものの、話が進むにつれて引き込まれました。
遺伝子に組み込まれた主人に対する忠誠心、それ以外に何もなかった己裕がサイによって人間としての感情を取り戻し、愛する心や、嫉妬する心、軽蔑する心、それから欲望なんかをさらけ出していく様は感慨深いものがありました。
また笠井あゆみさんの絵がとても美しく、特に表紙のインパク…

5

光の竜は闇を抱く 小説

李丘那岐  笠井あゆみ 

ゆるく楽しめる身分差+再会モノ

あらすじ:
軍人のイオリ(受け)は隣国の祝賀パレードで、
貧民が投げた石からジクムント王子(攻め)を守る。
ジクムントは貧民の罪を見逃す条件として、イオリの身体を求めてきて……

他国の王子×軍人という一見接点のない二人ですが、実は十代の頃からの顔見知り。
同じスクール出身の同級生で、冒頭のパレードをきっかけに久々に再会したという設定です。

二人の再会から物語中盤あたりまで延々エ…

10

妓楼の軍人 小説

犬飼のの  笠井あゆみ 

辛口コメントですみません

軍人モノが好きで購入しました。
二人が幸せで良かった〜と思う反面、話が出来すぎな気がします…。
妾で妓楼に入れられているのにヴァージンは好きな人に捧げることができた受けと、世間では既婚者とされているが実はしてなかった攻め。
仇討ち場面も、なんだかメロドラマみたいな展開で少し盛り上がりに欠けたかなぁ。最初から最後までご都合主義な感じでした。
泣けたシーンは蓮が妹と電話するところ。身体の弱い妹…

4

人魚姫の弟 小説

犬飼のの  笠井あゆみ 

健気だけど貪欲

とても堪能できましたが、童話世界に乗りきれない部分もありました。
特に表題作の「人魚姫の弟」は、世界観をまるごと受け入れることが難しくてどうしてもご都合主義に感じてしまい冷めてしまいました。
この世界観に入れるかどうかで評価が分かれそうな気がします。

「ヘンゼルとグレーテル」が基になっている兄弟のお話(輪シリーズ)は、生き地獄の生家から必死に逃げる幼い兄弟がとにかく可哀想で救われてほしい…

2

蜜を喰らう獣たち 小説

宮緒葵  笠井あゆみ 

お腹いっぱい

完ッ全に自己責任の自己都合ですが、宮緒葵さんの作品を立て続けに読んでしまい、もうお腹いっぱいです。この作品も、Mっぽく「犬」と自称しつつベッドではSっぽく激しい行為に及ぶ強靭な肉体を持つ無敵の攻(もちろんイケメン)×無垢ながら抗いがたい色香を放つ強烈な誘い受(自覚はないけど超美人)…のお話で、若干の胸焼け感。ああ、はいはい。こういう設定がお好きなんですね。

読んだ順番が悪かったのでしょうが、…

6

熱砂と月のマジュヌーン 小説

木原音瀬  笠井あゆみ 

なんじゃこりゃぁ〜の凄い世界でした…

いやぁ〜もぉ〜なんとも凄い世界でした。
でも面白かった…。
表紙から覚悟はしておりましたが、それをはるかに超える内容で、
やはり大好きな木原さんの作品、やっぱり読み応えがありました。
最後は本当涙が出そうになりました。

出てくる内容は半端ないエロてんこ盛りの世界。
だって奴隷ですから。
悲惨極まりないってのを通り越して最低最悪、酷いです。
正直初めての獣相手の所は、大好きな木原…

5

月夜絵 -笠井あゆみ画集 コミック

笠井あゆみ 

是非、新しい画集を!

 笠井先生がデビューされてから4年間の作品を集めた初画集です。20年以上前の画集で、私のは昔プレゼントに頂いたものなのですが、保存が悪かったのか、数ページがくっ付いてしまっていて見ることが出来ないページがあり悲しいです。
 タロットカードの絵柄が沢山掲載されています。タロットカードってなんだか妖しいイメージなんですが、笠井先生の耽美な絵柄が、より一層妖しさを盛り上げて、こんなカードなら並べてイン…

3

夢みさしゃんせ―笠井あゆみ耽美画集 コミック

笠井あゆみ 

夢に魅せられる

 笠井あゆみ先生の2冊目の画集です。1作目がモノクロページも多かったのですが、こちらはオールカラー画集です。やはり先生の絵にはカラーが似合います。驚くほどに繊細で細やかな線と、溢れる色彩が『画集』と呼ぶのにふさわしく、近年のイラスト的な絵柄とは趣が異なります。
 散文が添えられた作品は、イラストとは違った先生の別の一面が楽しめます。これらの散文のように、どのページを見ても物語が思い浮かんでくるド…

1

恋字宴(こふじえん)―笠井あゆみ画集 コミック

笠井あゆみ 

​ 耽美な散文が忘れられない

 笠井あゆみ先生の3冊目の画集。漢字と絵を融合させた不思議な世界が堪能できるとても美しい画集です。
 最近の絵柄と違いますが、昔の絵はより耽美で妖しげで先生の漢字の解釈と繊細な絵にため息が出ます。
 同時収録の散文『父蟲』は父と息子の禁断の愛を描いた作品で、苦悩する父が辿る運命が妖しく耽美に描かれた、私には忘れられない作品です。
 他の画集でも散文が添えられている作品があるのですが、どれも味…

3

妓楼の軍人 小説

犬飼のの  笠井あゆみ 

攻めがカッコイイ!

軍隊、愛人、遊郭など独特の世界観を感じる作品です。攻めの正体のオチが少し無理があるかな~?という感じでしたが、全体的に醸し出す雰囲気と内容がマッチしていてとてもよかったです。
個人的には攻めがとても好みでした。凛々しい長髪イケメンで頭が良くて、体格もがっちり系、、ああ素晴らしい攻めでした。
受けは儚げな感じが美しさに拍車をかけていて、笠井さんのイラストもぴったりでした。白い軍服とか!愛人なのに…

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