笠井あゆみさんのレビュー一覧

誘春 小説

吉田珠姫  笠井あゆみ 

怖くなりましたね

親子ものは苦手なのですが、笠井さんの絵が好きなので読みました。
ただの親子ものではなかったですね…

父 清明は息子 暁を計画的に創り出したんですからね。
出会うべくして出会った上での執着とは、最早次元が違います。

暁が男を好きになるように仕込んだ…なんてセリフがありますが
調教ものとして読んでも、かなり突き抜けた領域にある設定だなとは思いました。
曾我親子カップルの「誘春」「狂…

8

誘春 小説

吉田珠姫  笠井あゆみ 

凄まじく求めてやまない

ガチ親子の近親相姦ものです。
相思相愛ではあるのですが、ちょっとというか…かなり変態の域。
受け様の暁はセックス依存。しかも、セックス自体はそんなに気持ちよくないけど精液が欲しくてたまらなくて、全寮制の男子校で生徒から教師から喰いまくり。そして、本当に欲しいのは実の父親の清明だけっていう病みっぷり(苦笑)
そして攻め様、父親の清明は、暁という存在が欲しいが為に結婚して子作りしたっていう…。

10

蜜を喰らう獣たち 小説

宮緒葵  笠井あゆみ 

受けの成熟は神級

宮緒先生、こう来たかー!
サイキック・バイオレンスもの、すごく合っている!
ここには自分のお好みが盛り込まれて、最初から最後までワクワク、笠井先生の“過激さ”に見劣りしないキャラ達が動いていました♪
そっか、そっか~♪と、ホクホクの自分がおりましたよ♪

~あらすじ~
今回の宮緒犬は、異能を持つ戦闘員「犬」2匹。
驚異な攻守能力を持つ戦闘員(闘犬)「シナト」と、テレパシー等偵察型(猟…

9

処女執事~the virgin-butler~ 小説

沙野風結子  笠井あゆみ 

見事予想を裏切られました。

タイトルと表紙に惹かれて、あらすじは読まずに読み始めました。
主人 則雅と、執事 己裕の純愛かと思いきや違った!!
サイは悪だと思えば、それも違った!!
サイと己裕の過去にえっ?と驚かされ、結末は予測できても、過程で驚かされることが多かったです。
則雅は実は…というのが、わからないまでの己裕とのソレは純愛モノ好きな私には堪らなかったのですが、末路がね~
サイと己裕の絡みも良かったですし、…

4

誘春 小説

吉田珠姫  笠井あゆみ 

ぶっちぎりのエロ

初読みの作家さまでしたが、笠井さんが挿絵を描かれているということで、表紙の画像がまだ出ないうちから予約してました。

えっと、まず表紙がすごい。帯の煽りもすごい。ココナッツさまも書かれてますが、これをリアル書店で買うのは私は無理…。と思ってしまった。表紙をめくると見えるカラーの扉絵もぶっ飛んだエロさですので、リアル書店で買われる腐姐さま方でカバーをかけてもらう派の方はご注意あれ、って感じです。…

13

すいて、すかれて 「妓楼の軍人」書き下ろしペーパー 特典

タイトルの意味が分かると面白い

芙輝様www
純愛肉食攻めは、SSでも助平でしたw
若いのにオッサンみたいな助平具合で、真に受ける蓮が可愛くてたまらないです。
本編の後ろに付いていた番外編の続きで、温泉の後のお楽しみの話。

つげ櫛と椿油が欲しくなりましたw

1

妓楼の軍人 小説

犬飼のの  笠井あゆみ 

純愛肉食攻め最高

大好きな作家さんの作品ですが、表紙が凄いので驚きました。
あらすじと表紙で、凄くアダルトな物を想像しました。
実際には攻めの芙輝と受けの蓮の純愛物で、軍服・長袍・愛人契約などの萌え設定の中に、二人の切ない恋と、二人の家族愛などの感動が詰まっています。
攻めの芙輝様が、性格の良い上品な人なのに、とっても助平で肉食で最高でした。

以下、ネタバレです。
妓楼物なのに攻めとしか寝ないとかいう…

17

妓楼の軍人 小説

犬飼のの  笠井あゆみ 

世界観は良いですが、あと一歩!!

ブライト・プリズン、暴君竜と好みのお話を書かれていた犬飼ののさんの作品だったので、カナリ期待していたのですが、残念ながらハマりきれませんでした。。
軍事物ファンタジーな世界観は嫌いではなかったのですが、ご都合主義というか、そりゃないだろという突っ込みどころが多いのが気になりました。
ネタバレですが、あの立ち位置にいながら、受けがこれまで純潔守れてたのも無理があるだろうと思いますし、受けの暗殺へ…

5

誘春 小説

吉田珠姫  笠井あゆみ 

曾我一家は美しい悪魔

神に近い萌え×2です。
吉田珠姫さんの本は初めて読みました。
なんかすごいのをいつも書かれてるというイメージだったのですが。
突き抜けてました。
ここまで来るともう細かいことはどうでもいいですね(褒め言葉)
父親がそれはもう生まれる前から計画して暁を創りだしたようなもので、いや、創りだしたんですね。
すごいです。
そして同時収録の「いつの日か、花の下で」が彼らの前世として理解してくだ…

6

妓楼の軍人 小説

犬飼のの  笠井あゆみ 

今回は犬飼さんの作り出す世界観に馴染めず

まず話の舞台となる空想の国名がどこの国を基にしたかすぐに分かるが、大正から昭和初期にかけて影のある時代背景を思い浮かべていたらWIPなる通信機器が出てきたり、物語の設定上必要とはいえ、特権階級が幅を利かせている軍隊が出てきて何だか時代錯誤感が強い。

登場人物の服装も軍服、長袍、藍華ドレスとどれも装飾的色合いが強くて特に軍服は白、黒ときらびやか。
多分制服萌え要素も含まれているのだろうな~と…

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