笠井あゆみさんのレビュー一覧

「熱砂と月のマジュヌーン」初回限定封入特典 特典

ちょっとだけ救われた

本編がファウジにとって、あまりにも悲惨だったので
この小冊子に少しだけ救われました。
ハッサンのおかげで、ファウジの眼も多少は見えるようになっているし。
そして、他の方も言われるように、ここからの話がもっと
読みたかったです。
ですが…なんと言っても、木原さんの作品なので、
また、更にファウジに辛い試練があったりするのは嫌なので
複雑ですね。
他の作品の中に、ちょこっと幸せにしてる…

4

人魚姫の弟 小説

犬飼のの  笠井あゆみ 

本当はエロいアンデルセン童話?

表紙のエメラルドがかった海の色が綺麗! 透明感があって、吸い込まれそうです。
笠井あゆみさんの挿絵の美しさは毎度のことながらため息モンですね。
表題作絡みで2話と、親の虐待から逃れ森に逃げ込んだ兄弟の物語3話の全5話からなる、大人のエロい童話集。

◆「人魚姫の弟」「人魚王の息子たち」◆

アンデルセン童話「人魚姫」の続編的なパロディ。
実はあの人魚姫にはリトという名の弟が。彼は姉と…

14

人魚姫の弟 小説

犬飼のの  笠井あゆみ 

ホッとできる内容でした。

萌×2に近いです。萌×2にしなかったのは、文庫にしてはお高い価格と、
普段のケレン味のある犬飼さん作品を期待すると 肩透かしだったからです。(あとから萌×2に変更しました)

銅の足輪、銀の指輪、金の腕輪のお話しはーー
親に強要され売春させられていた兄が、弟までも餌食にされそうと知って森へ逃げ、恐れられていた青髭の男と出会い、愛し合うお話。

なにがすごいって挿絵が。
体毛がモジャモ…

12

人魚姫の弟 小説

犬飼のの  笠井あゆみ 

切なくも幸せな童話BL

前半2/5は、
ヘンゼルとグレーテルをモチーフにしたエロ多めながらほのぼの系の物語。
そして残り3/5は、
人魚姫とロミオとジュリエットを合わせたような切ない物語でした。
どちらもラストは明るく、
幸せな童話を読んだような温かな気持ちで本を閉じることができました。


では掲載順に内容を。

■輪シリーズ
銅の足輪、銀の指輪、金の腕輪、という続き物の3つのお話。

一昔前…

16

隠り世の姦獄 小説

沙野風結子  笠井あゆみ 

エロエロ異種姦ファンタジー

「隠し神の輿入れ」のスピンオフ。
あれから2年後の話だそうです。
敵サイドとの闘いは前作からの流れなので
前作は読んでいた方が分かりやすいかと思います。


一級建築士の萱野(受)は、自分の建物に放火し人を殺したという身に覚えのない罪で、死刑を宣告されています。
教誨師としてやって来た僧侶・緋角(攻)は
いきなり萱野を強姦。
実は緋角は鬼で、萱野に前世で恋人だった頃の記憶を
思…

9

溺愛調教 小説

西野花  笠井あゆみ 

イラストは神です!

今年に入って、西野さんの作品は比較的読んでいると思うのですが、こちら甘々です。
完全に今回も表紙買いです。
むかーし、笠井あゆみさんの表紙を楽しみに『麗人』を買っていましたが今も表紙は笠井さんなのでしょうかね?
相変わらずお美しいイラストで、それだけでも大満足です。
受けは可愛いし、攻めはカッコイイし!
これだけ見るために買っても惜しくない美しさです。
幸せ…

*********…

5

Chara BIRTHDAY FAIR 2014 Ⅳ キャラ文庫創刊17周年バースディフェア小冊子 特典

甘いKISS

キャラバースデーフェア2014の小冊子です、
3つの作品の番外編がそれぞれ8Pずづ載っています。
フェア参加店でフェアの帯の付いた対象の本を1冊買うだけで、その場で貰えます。
期間は一応8月末までですが無くなり次第終了なので、
欲しい小冊子がまだあるのを見つけたら、買い!かもしれません♪


■犬飼のの「暴君竜を飼いならせ」より「暴君竜とアボカド王子」
最初は、潤が竜泉学園に転校し…

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暴君竜を飼いならせ 小説

犬飼のの  笠井あゆみ 

なんかちょっと………。

思ってたよりラブが少なくてあんま趣味じゃなかったです…。
個人的にムリやったんは一回殺す気で井戸におとしたトコ……‼︎ 攻めが受けを……。そこまでにいろいろあるし、
愛ゆえ感もあるんですが、普通に怖かったーーーー‼︎
そのあと普通に助けてるのもよくわからんです…。

鶏は別に、血が苦手とかだれか死ぬのいやとかちゃうんで、
多分ふつうにカップル感を認知できひんかったんやと……。
あれ…

6

暴君竜を飼いならせ 小説

犬飼のの  笠井あゆみ 

この先、妄想なしに恐竜図鑑を読めません(笑)

今度、弟の部屋にある恐竜図鑑をこっそり見ようと思います。
ティラノの図を見て可畏だ~とか言ってる姿を見られないように…

今の社会には恐竜遺伝子を持つ人たちがたくさんいて
弱肉強食、上には強い者が、その強い者に弱い者がつく
という構図が出来てるんだ~って納得しました(笑)
そういう風に考えたら、まだ生きて行けそうです。
(あの社長はなんの恐竜遺伝子持ってるのかな?みたいな)

可…

3

影の館 小説

吉原理恵子  笠井あゆみ 

内なる苦悩、秘めし激情。

本当に尊い人は何処へ行っても、どんな姿になっても尊い。
まず、影の館(続き物ですよね)では上記の一言に尽きます。

天上界の至宝ルシファーが、片翼と称されるミカエルの従者に堕ちてしまう。
従者=シャヘルは主人の半身といえば聞こえはいいが
影の館に幽閉され、ただ精気を生み出す器に過ぎない屈辱的な存在になってしまう。

シャヘルに堕ちながらも気高さを持ち続けるルシファーに
いつしか影の…

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