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かわい有美子 あじみね朔生
茶鬼
ネタバレ
いや~ルナのかわい作品は、前作もそうでしたが、なんていうか甘いというか夢があるというか。。。 普段鬼畜野郎の自分でも、何だか読み進めるうちにすっかり夢中になってしまいました。 こればっかりは「ふん、どうせ作り物の綺麗事」なんて突っぱねた態度もとれませんw また、あじみねさんのイラストも登場人物の雰囲気がとてもよく出ていて、二人が出会うシーンなんかキラキラしてましてね☆ ここのところSPとか…
水原とほる あじみね朔生
スタンネスロス
評価が高いのでワクワクで読んだんですが、ちょっと期待しすぎたか、、、 ちょっとトチ狂っちゃってる異母兄も健気な異母弟も良かったんですけど、でも最後がだめでした。 終わり方が納得いかないです。時間だけ経っていて状況が一切変わっていない。 時間が経っていても、兄がお硬い外務省に勤務してて、そのうち父親の後を継いで選挙に出るだろうという事も、その為に誰かと結婚しなきゃいけない事も。二人が一…
松田美優 あじみね朔生
ふら
俺様で腕っ節の強い年上×女好きな今時の若者。 今まで読んだ松田さんの作品は全てこのパターン。中でもこの作品の攻、千葉は一番鬼畜。職業もヤクザですからね。 激しいセックスをするのに素っ気なく、決して心を見せない。この男に夏目と一緒にもやもやしちゃいましたよ! 最後まで読むとツンデレだったことが判明するんですが(笑) お気に入りのシーンは、初めて千葉のマンションに訪れた日の夜です。店の女マ…
木原音瀬 あじみね朔生
むつこ
多くの方が書いておられますが、このラスト最高ですね。 甘くて心地のよい“痛み”の余韻が…。 BLで甘くて心地のよいラストにならちょくちょく巡り合うことができますが、そこに痛みを伴わせることができるのは木原音瀬さんならではだと思いました。といっても、バッドエンドではありませんし、誰にとっても不快さは一片もありません。 そこにあるのは、誰もが知る、純度の高いシンプルで幸せな恋の痛みです。 リアル日常生…
沙野風結子 あじみね朔生
今まで読んだ沙野さんの作品の中でこれは甘めな作品だな~という印象。 記憶喪失ものには付き物のトラウマ。そしてある瞬間に浮かび上がってくる記憶の断片。 最初はわくわくしていたのですが、須藤の存在が出てきた時点でちょっと展開が予測できてしまい楽しみが半減してしまいました。なんというか、須藤の胡散臭さが全開なんですよ(笑) あとあらすじを読む限りでは、詰る恵多を前に章介が豹変して嫌な男になるの…
西野花 あじみね朔生
エロ三昧です!内容は単純なものなので気軽に読めるエロBLを求める方におすすめな1冊です。 鈴鹿は想い人である師、蒼龍の為に謎の剣豪天城に勝負を挑むが敢え無く惨敗。お仕置きと称して犯されてしまいます。 鈴鹿を気に入った様子の天城は、ここに居て自分を狙うといいと提案。敵である天城と何故か同じ屋根の下で過ごすことに。 ここからはもうエロ三昧。一区切りごとにエッチシーンが挟んであるくらいです。 …
雀影
オヤジの恋は、火がつくまでに時間はかかるが、その火は恐ろしく熱い。 ということを、2章に分けて語っているお話。 前半、谷地目線で語られるお話は、自分をリストラした年下上司が、なぜか自分の前に現れて、ひたすら困惑して、それでも少しづつ距離は縮んで、、、 榛野が、自己表現があまりにもわかりにくいキャラクターのため、中庸で恋愛スキルの低い谷地には、榛野の行動がまったく理解できません。 読み手…
いおかいつき あじみね朔生
あむり
結構前の本だったのですが、 鍵師と「鉄仮面の刑事」いうのに、惹かれて購入に至りました。 何となく、「鉄仮面」にエロさを感じた訳です(笑) 結果は、イマイチだったかな?でした。すみません・・・。 鍵師の日向は、鍵師の仕事で向かった先にて、事件に巻き込まれる。 そこの管轄の刑事が、日向の同級生で、高校時代「鉄仮面」と言われていた 九条だったわけです。 九条は、キャリア組なのですが…
ぴえぴえ3号
自分をリストラしたいけすかない年下の上司が、アルバイト先を何度も何度も訪れるなんて、フツーならいやがらせか!みたいな状況ですよね。 榛野は仕事はできてエリートだけど、感じが悪いというか、人としてどこか欠けている人物。 木原作品にはこういうタイプのイヤな奴がよくでてくるのですが、こういう不完全な人間が恋に溺れていくとき、妙に人間らしいというか、かわいげのようなものを感じます。それが、読んでいて心…
せっこ
10年近く前に雑誌掲載で読んだとき、40歳過ぎてリストラされお弁当屋さんでアルバイトなんて本当に大変だなあ…とどこか絶望的な気分になったのを覚えています。 しかし自分が同じアラフォーになって。しみじみ三十路の自分の思い上がりが恥ずかしくなりました。アルバイトでも仕事があって住む部屋があって趣味があって。一人でもいいじゃないか。淋しくても人はしょせん孤独な生き物なのだから。それでもその孤独を知…