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吉原理恵子 円陣闇丸
碧雲
ネタバレ
未だ、プロローグといった感じの巻で大きな進展はなかった ・・少しがっかりしたけど、眼福ものの挿絵で心が満たされる。 夫々の視点からみた現状の仔細があって、状況堅めといった感じです。 特に「甘やかな夜」の裕太視点。マサキにシカトされながら、俯瞰的に兄姉を見つめて、陰ながら尚人を心配する裕太が偉い。 尚人が高校三年になり、あの三人組と同じクラスに編入される。 ユアンの記事で、楽しかっ…
ポッチ
『二重螺旋』の14巻目。 1冊目である『二重螺旋』が刊行されたのが2001年。20年も前から続いてるってすごいなあ、としみじみ思ったり。 さて。 14巻目に入り、話は前巻の続きから。 高校3年生になり、本格的に進路を考え始めた尚人。かつてのダークな家庭環境からは考えられないほど幸せな毎日を送っていることに感謝しつつ、尚人は愛してやまない兄・雅紀がモデルを始めた年に自分がなったことに思い…
吉原理恵子 笠井あゆみ
絶版本、電子版で読了。いつか中古本を買い求めて挿絵を見たい。 ① 影の館 ② 暗闇の封印 ―邂逅の章― ③ 暗闇の封印 ―黎明の章― アニメのノベライズ風の描写なので、挿絵が無いと場面に広がりが無くて、つまらない。
カラフル
かつての昼のメロドラマのような「これでもか、これでもか…!」というドロドロした展開が続く二重螺旋シリーズの5巻目。他の巻に比べて、読みやすく引き込まれました。 一般ピープルは経験することのない、自分の身近な人が暴露本を出して一連の騒動に巻き込まれたら…という話でした。それぞれの人物に言い分や思惑があって考えさせられる内容でした。 毎度毎度センセーショナルな家族です。長男の雅紀のオーラは…
吉原理恵子 yoco
中身は、昔のままです。 でも挿絵がYOCO先生の壮麗な装丁風の挿絵に変わっただけで、今風に変身。 中古本で紙版を購入済みで、内容を知っているのに今更どうよ、と考えたのですけど、最新版の挿絵で再読。 耽美なキラの哀れな生涯を改めて味わいました。 著者がこれを描きたかったと、以前書いていた、 キラの幻と、王が馬に乗る場面、 やっぱりここはとても切ない。アニメ風にしても、宝塚風に想像して…
ねこのしん
今まで刊行されたものは全部持ってるんですけど、yoko先生が好きなのでこちらも購入しました。 ままならないもの、どうしても壊すことができないもの、罪の定義の難しさ、そういうものを一切のごまかしがなくしっかりと描いています。 キラの魂の美しさがひたすらに眩しく、家臣と姫、そしてルシアンの愚かさは誰にも起こり得ることなのだと痛感させられて久しい年齢になりましたが、改めて読み返しても色あせること…
あーちゃん2016
吉原先生追っかけで購入。お話にめちゃシンクロして、絶対忘れなさそうと思ったので神にしました。幸せゲロ甘が正義と思っている方には難しいかもなお話です。笑う方ではなく、人を想う気持ちが、ふっきれています。 王城のある街に戻ってきたキラ。墓参りをすませ、懐かしい国で穏やかに過ごしたかったのですが、ルシアンに再び会ってしまい…と続きます。 攻め受け以外の登場人物は イリス(攻め妹)、マイラ(…
kurinn
JUNE世代の婆なので「ああこう言う雰囲気だった」と懐かしくなりながら、洗面所の鏡に映る自分の真っ赤な目を見て爆笑しました。 旧版のレビューを見て号泣したとあったので、覚悟はしていましたが中盤辺りから既に泣いて最後は嗚咽していました。 吉原先生もあとがきに書いていらっしゃいましたが、この作品を今の時代に出版するなんて出版社様はとても勇気があると思いました。 今のBL作品なら裏技を…
甘食
同じお話で出版社を変えてもう3回目の出版ということでかなり名作なんだろうなと思い購入。架空のどこかの王国のお話なので古さを感じません。人気のyocoさんのイラストでスタイリッシュに新登場です。 壮大な叙事詩のような語りでBLというのを超えてすごいと思うし、小説としてのクオリティは高く余計な部分も足りない部分もなく完璧なので文句なしに神だと思いますが、可哀想すぎる内容が私の好みじゃないので一つ…
2007年に刊行された『銀の鎮魂歌』を持っているので買おうかどうしようか悩んだのですが、yocoさんの挿絵に惹かれたのと、あらすじに書かれている、 >3度目の文庫化にして最終決定版、ついに登場!! の文句に、もしかしたら書き下ろしがあるかも、という期待を込めて購入しました。 先に書いてしまいますが、今作品には書き下ろしはありません。もし書き下ろし目当てで購入を検討されていらっしゃ…