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8/30(合計:299件)
宮本佳野
ふばば
ネタバレ
読めば読むほど心に沁みる「何か」がある。故に「神」評価です。 主人公は、「手をつないで、空を」の晴也の元セフレ・八木沢圭、編集者。 八木沢の独白。『俺は男運が悪い』… 今、既婚編集長との不倫。 その前、10年間恋人だと思っていた男に振られた。(←晴也の事。八木沢が真剣だった事がここでわかる) そして、もっと昔の男は……体と心に棘を残した男。 その男・渉の弟、すばるが、新進作家として…
地味目なお話ですよ。でも何故か心を掴んで離れない「何か」があって、故に「神」評価です。 主人公は、伊藤晴也。 学生時代に大きな文学賞を取ったけれどプレッシャーからスランプに陥って小説が書けず、今は雑誌記事を主に書いている。 晴也はゲイで、大学からの友人で担当編集者の八木沢とセフレ関係。 ある日、海辺で少年・マキ(17才)を拾う。 マキは人に触られるのがダメで、手を洗いすぎる強迫神経症…
フランク
【夏の痣】【冬の兔】【秋の繭】【春の蝉】という順で掲載されていまして、どの作品にも京介と由という遠縁関係のゲイカップルが登場します。 それぞれ以下のような内容で展開されています。 【夏の痣】京介と由がくっつくまでの過程と、そこに近所で発生した連続殺人事件が絡めて描かれています。 【冬の兔】京介の元カレが登場し、薬物と裏社会についてのお話。 【秋の繭】京介の同窓生・秋山(元ヤクザ)が登場…
木原音瀬 宮本佳野
甘M甘
「あいの、うた —the end of youth—」 木原音瀬先生 読了 一言で言うと、かわいかった…。もう最高! 簡単にストーリーを整理すると、本の前半と後半が2つの話に分かれていて、わたしから見ると前半のほうがスピンオフで、後半が本篇のような気がしますね。 前篇は隠れゲイの音楽雑誌のエディターと野良猫のようなボーカル(ノンケ)の話。なぜかストーリーを読んでいると久保山が…
yumi333
例によって例のごとく木原音瀬先生の作品の中から選びました。私は購入の際はあらすじや評価を丹念に読みますが、購入後は一切の情報を忘れるよう努めます。今回もあらすじを読まずに読了しました。後から知ったのですが、あらすじとして紹介されているのは「The end of youth」の方のみなのですね!本書は2話に分かれており、したがって2CPが登場します。いわゆるスピンオフ作品です。 目次 …
「コーリング」「ノーウェア」と続いてきてこちら「エデン」で完結。 いよいよコーリングで描かれていた100人以上の死傷者が出た大規模テロへのカウントダウンが始まっています。 浅岡……。せっかく極左テロリストの羽生の元仲間が「羽生が浅岡を狙っている」と警告してきてくれたのに、誰にも報告しないとは。 羽生が何らか接触してくる可能性がある訳だし、人質に取られてそれを引き換えに何らか要求された…
「コーリング」「ノーウェア」「エデン」シリーズ三部作のうちの二作目。 コーリングで登場し、素性を明かさなかった圭吾の恋人、シキと浅岡がテロ対策特別班である公安0課に合格した後のお話です。 一冊まるまるコーリングシリーズです。 シキは好きな人(圭吾のこと)が出来た‥‥と言いつつも、綺麗な顔をした浅岡を襲ってやっちゃったり、新たに登場した御手洗(高野の自衛隊時代の仲間)も登場して、御手洗とも…
「コーリング」「ノーウェア」「エデン」シリーズ三部作のうちの一作目。 バーで出会ったシキに一目惚れして声をかけた圭吾とその後のお話。 シキに告白するも、恋人はだめだけど遊びならという事で身体の関係が始まった二人。 半年以上経ってもシキは名前も職業も明かしてくれず……。 シキの正体や、何をやっていたか、何を考えていたかについては、「ノーウェア」「エデン」を読むと解りますし「エデン」を…
榎田尤利 宮本佳野
maruchan
藤井沢商店街シリーズの3作目に当たる作品ですが、ちょっと「商店街感」は薄めになっているように思いました。 昔ながらの喫茶店(珈琲専門店)でネルドリップのコーヒーを美味しく淹れる職人肌の水樹と、駅前でオシャレなこだわりカフェを経営する蓮の(ライトな)SMありのラブのお話でした。全体のトーンとしては”よくあるBL”かな?と。 間に水樹の家の事情なども入ってきて盛りだくさんな印象。水樹父と父…
M+M
小説の一場面を、挿し絵を描かれた先生がコミカライズしたものです。 小説1作品について、登場人物等の説明に1ページ、漫画が5~7ページでした。10本中8本が小冊子のための描き下ろしとのことです。 電子書籍のおまけで付いていないかなぁと期待したのですが、ちらっと検索した限りでは発見できず。残念でした。オチがついているわけでない一場面を抜き出したものなので掲載しにくいのかもしれませんが、この小冊…