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たけうちりうと 金ひかる
けもけもぱぷ
年下攻めもワンコも好きですが、これはちょっと微妙。 好きなんだけど、人には勧められないというべきか、天然ボケな主人公の受けと傲慢で横暴な攻めを許せるか否かで、読者を選びそうです。 ただ、わたしはけっこう好きです。
騎士シリーズの四作目、最終巻なんですが、実はこの後に同人誌で、まさに締めくくりとなる「騎士とラスベガス」という傑作があります。そこまで読んで、ようやく決着というか、ハッピーエンドという気がします。
受けが巻き込まれるトラブルと、攻めが巻き込まれるトラブルと、多事多難な三作目。魅力的な脇役は、今作も健在。受けの後輩も大活躍。基本的に、ほのぼのしているようで、わりとシュールな出来事もあって、読み応えはありますが、BLらしいBLかというと難しいかも。 でも、わたしは好きです。
シリーズ二作目。受けが攻めを訪ねてアメリカにホームステイにやってきます。そこで出会うチェスの天才少年との対決を中心に展開するストーリーが、これでもか、これでもか、と予想の斜め上を行く感じで楽しめました! 主人公が、自分はチェスが好きだと独白するシーン、チェスには攻めとの幸せな記憶が結びついているところには、ちょっと感動します。この話のキーアイテムであるチェスが、とてもうまく結びついている感じ…
人に勧められるか、というと難しいんですが、わたしはとても好きなシリーズ。おそらく年の差モノ、再会モノのツボを開発された作品かもしれません。 チェスがキーアイテムになっていますが、いろんな雑多なエピソードには意味があって、次第に開かされていく展開がいい感じ。 攻めが書いた受けの両親へ宛てた手紙には泣けました。 このシリーズの攻めは、今でももっとも好きなキャラです。
剛しいら 金ひかる
設定とムードだけで最後まで押し切ってしまった筆力を誉めるべきなのか? そこから先が読みたい、という手前で、すべてが終わってしまって肩すかしというか、がっかり。 あとがきで触れているバッドエンドというか、別の結末は勘弁してください。 少なくともわたしは、BLにヘビーなドラマを求めていません。
砂原糖子 金ひかる
どうも合わなかったのか、まったく萌えなかったし、もう内容も忘れています。ただ、わたしは砂原さんと金さんのペアには相性が悪いので、それもあるかもしれません。
好きか嫌いかというと、好きじゃない話なんですが、おもしろかった。読ませる話でした。妙にリアリティがある大人同士のロマンス。BLの王道ではないけれど、砂原さんじゃなければ読めない感じ。
主人公の抱えているものが重くて、さらに彼が復讐しようと思った攻の抱えているものも重くて、それでも、重苦しくなりすぎない手前でロマンスが進行していく展開が絶妙。 ただ、イラストがもっとムードのある人だったらよかったのに。 金さんは嫌いじゃないけど、ちょっとあっけらかんとしすぎな印象。文章の描写と合っていない絵もあったのが残念。
榎田尤利 金ひかる
satoki
九重財閥の長男、桜彦は後継者を狙う姉の企みにはまり雪山で遭難させられてしまう。 そんな彼を助けたのが山奥で炭焼き職人をしていた克郎だ。 真っ黒でヒゲ面の克郎だが、その素顔は驚くほどに男らしい美形だということに気づいた桜彦は、彼を使って姉に復讐することを思いつくが…… 姉を落とさせるためにヒゲ面の山男を紳士に! そんな野郎版マイフェアレディ(笑) ただし受が攻を教育って新しいな!! …