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月村奎 佐倉ハイジ
ミュウ
ネタバレ
マイナスな自分を肯定して、丸ごと愛してくれる宇佐見に救われます。 読後感も爽やかで、心が弱っている時にはいいです。 美味しいケーキと、宇佐見の言葉責めが萌えでした。 弱っていない時には、弱い健太に歯がゆさを感じて浸りきれないかもしれません。 悪者がいない幸せな童話のような話です。 ひきこもりの健太を大家さんとして慕ってくれて、明るく普通に接してくれて、美味しいお菓子をくれて、温かい気…
月村奎 橋本あおい
ともふみ
萌萌萌。(MAX:萌萌萌:めちゃオススメ) 弟の担任で大学の元先輩(高野)×勤労学生(尚也)。 デビュー作なだけあって、ものすごく月村さんらしさに溢れたお話でした。 やや自虐的な主人公、家族(親類)との確執と絆、そっと軌道修正してくれる年上の攻め、主人公の成長、日常性、という月村エッセンスがギュッと詰まっています。 そんなわけで、彼女の作品を読んだことがない方はこのお話から試してみるといい…
月村奎 二宮悦巳
弥七
とはいっても、そのものの描写はないですよ。 シリーズ物だし、とっくに両想いだし(全然ラブラブではないですが)、月村先生の初期作品のような痛くて涙があふれるようなことはないのですが、それでもずっと読んでいたいような心地よさはありますね。 これからは、双子ちゃんたちの恋愛にシフトしていくのかな。 寮モノは、いつか終わりがくるだろうから、最後は多少は切なくなるのかな。月村先生の…
月村奎 黒江ノリコ
むつこ
主人公は17歳のフリーター(受け)。母親は自殺、義理の父親は定期的に金をせびりにくるという、悲惨な境遇のなかで生きている。 ある日、バイト先で出会った少女と仲良くなり、その少女の父親(攻め)とも親しくなります。 父娘にベビーシッターとして雇われ、同じ時間を共有しているうちに、主人公はどんどんその父親のことが好きになっていってしまう──。 子はかすがいモノです。 前半は面白かったんですが、後半がい…
月村奎 南野ましろ
SK2
東京に進学してもいいけど、家の事が、と考え閉塞感のある地元に残る主人公。 同じような田舎で育った私にはああ、わかるわかるとうなずける所があり読んでいて嬉しかったです。 お話は冒頭の主人公の内に溜まった不満や、耕平(攻め)と触れ合い、彼の言葉によって変わっていく視界などがストレートに伝わってきます。月村さんのこの感情の素直な書き方は、自分にはちょっとこそばゆい位です。 中盤から、耕平(…
ツンデレ高校生と、明るい総菜屋のお兄さんの恋の話です。 癒し系小説でした。 主人公は、高三にして家事全般を受け持ってる苦労人。手抜きできない性格で、イヤイヤながら完璧に主夫業をこなしつつ、日々のルーティンに鬱々とした毎日を送っている。 彼のスゴいところは、毎日きちんと手作り料理してるところ。いまどき専業主婦でもありえない。 手抜きできなかった主人公なんですが、とある総菜屋でオカズを買い、それが美…
月村奎 梧桐あさ
月村奎さんの朝チュン小説きました!いや、朝チュンすら無いな、それ以前だ。 エロを売りにしないぞっていう月村作品、貫かれたこの姿勢、大好きです。 主人公は接触恐怖症のリーマンです。 中学時代にとある事件があり、そのトラウマのせいで、誰とも触れ合うことができない。 同窓会の二次会で、そのトラウマの原因となる事件を知るかつての同級生と再会します。 で、その同級生に脅されて、サラリーマンをやめ、その同級…
今まで読んだ月村さんの小説のなかで一番好きかもしれない。 正直細かい部分では不満はあって、数ある月村小説のなかでも完成度では頭ひとつ下がっちゃうかなとも思うんですが、主人公のいじらしさに胸がキュンキュンして、涙ポロンとなって、細かい話なんてどーでもいいやと思えましたw 主人公は高校生です。 母親が死に、天涯孤独となり、ゲイである義理の父親に引き取られ、以来ずっと彼に恋している。 この恋心は、知ら…
はる
主人公大輔は、離婚した母親の替わりに家事全般を切りもりしているけど、それは仕方ないからで、いつも不満を腹にためています。 勉強もそこそこできるのに、家庭の事情で地元大学にいかなくてはいけないとそれも不満に思っているのに、それも腹にため込んで。 イライラする大輔に手をさしのべようとする周囲の人間も、邪魔だとしか感じることができず・・ そんな時に出会った総菜屋の店主。軽いノリで、おばちゃん達をさ…
月村奎 佐久間智代
月村さんらしい、マイナス思考たっぷりなお話でしたw 高校生同士の恋です。 主人公の受けは、友達が多くて明るい性格です。でも、心には大きなトラウマがある。義理の兄に性的虐待を受けており、それを誰にも言えずにいる。 攻めは同じクラスの優等生くん。 あるきっかけで、主人公は優等生くんに、トラウマのことを知られてしまう。誰にも言えなかった過去を始めてぶちまけることができて、主人公はホッとする。 それをき…