月村奎さんのレビュー一覧

隣人は恋人のはじまり 小説

月村奎  木下けい子 

笑いあり、切なさあり

「眠り王子にキスを」のリンク作品
攻めの宮村が主人公の会社の同僚として登場する。
前作を読んでなくても楽しめるが、巻末のSSが幸せそうな前作の二人なので
是非順番に読まれることをお勧めします。

             * * *

偏屈で意固地な経理部勤務の堂島蛍は、
その育ちの反動で、静寂と清潔をこよなく愛している。
人付き合いも最低限の彼が、ヒョンなことから知り合ったのは…

10

恋愛☆コンプレックス 小説

月村奎  陵クミコ 

攻めがすごくいい

育ちの良い美形大型わんこ攻め×月村先生のいつものネガティブ受け。

攻めの礼央がとってもいい子!ネガティブが一回りして変にねじけている受けの朋樹に対して、常に明るく従順で「好き」という気持ちが溢れています。育ちが良くてモテるせいか、ぐるぐる考えすぎて女王様を演じる朋樹にいいなりのエッチをしていてもさわやかで愛情が感じられます。

月村先生の作品の中ではエロ多め、受けが大好きなわんこ攻めが好…

3

眠り王子にキスを 小説

月村奎  木下けい子 

涙がじんわり……

CDの方から先に聴きました。

「眠り王子にキスを」なんて、すごく魅力的なタイトル!
童話の「眠り姫」になぞらえているんでしょうが、
ドラゴンと戦って、茨の道を通って、王子(姫)を
助けに来る王子は誰なのでしょうね……?

そして、「眠り王子」とは誰なのか……?
ワクワクします。

挿絵の木下けい子さんの静かな月夜が魅力的な情景の表紙。
それが一層、想像力を豊かにします。

7

隣人は恋人のはじまり 小説

月村奎  木下けい子 

きゅんとして笑える

主人公の蛍、11人兄弟の3番目と言うなんとも中途半端な位置で
ちょっと訳有な生い立ちゆえに、ひねくれて素直じゃない性格。
そんな蛍を少しづつ矯正していったのが、矯正だけに歯科医師の小野。
蛍とは正反対の性格の小野は蛍がどんな態度をとろうとものともせず
なんてポジティブな人間!と言いたくなるような性格だけど
人間観察は鋭くて、かなり懐が広い男。

とにかくこの二人の何とも言えないコメデ…

14

隣人は恋人のはじまり 小説

月村奎  木下けい子 

楽しかった~♪

サクッとあっという間に読んじゃいました~
自分はあまり小説は沢山読んでいる方じゃなくて、
いつもは読むのに結構時間がかかってしまうんですが、
これはビックリするほど、速攻で読み終わってしまいました。
SHYノベルスだからっていうのもあるのかな?
(文字数が少なそうなイメージ)
気軽に楽しく読めるラブコメ本としてオススメです♪

今回の受け(表紙上)は、
人付き合いが苦手な、なかな…

16

隣人は恋人のはじまり 小説

月村奎  木下けい子 

ラストだけ勿体無い>< 後はサイコー!

「眠り王子にキスを」のスピンオフです。

好きな作家・月村奎さんの作品!
今回はどんなキャラとストーリーだろうとワクワク。

……でも読後の感想は、うーーん…
最高なんだけど、ラストがむむむって感じです。

キャラクターは、良かったんですけどね。
前半の設定も面白かったと思います。
ただ、後半のストーリーがちょっと…って感じでした。
バタバタバタと、性急な感じで終わっちゃった…

10

隣人は恋人のはじまり 小説

月村奎  木下けい子 

蛍の成長物語

「眠り王子にキスを」のスピンオフです。本編は単品でも読めますが、番外編は「眠り王子~」の宮村×篤史のSSになってますので、ご注意ください。

堂島蛍は幼少期の環境もあって、潔癖、偏屈、意固地、偏食。人間関係を良好に築く気もない蛍は、近所付き合いはもちろんなく、職場でも煙たがられています。ずいぶん性格のねじ曲がった受けだなぁと最初はどうなることかと思いました(笑)

そんな蛍もリア充のカップ…

16

すみれびより 小説

月村奎  草間さかえ 

野草がたくさん

月村奎先生の小説はこれが2冊目です。
草間さかえ先生のイラストにつられ、発売すぐに買いました。
そして、少し前に読みました。
スルッと読める優しい引力のある一冊です。

先生のコミック原作はいくつか読んだし、BLCDもいくつか聞きました。
そして、先生の言う「いつもの」と言うのがよくわかりました。
不幸体質で健気な受けと、優秀で包容力のある攻めが多いという事。
お話の中に出てくる人…

3

いつも王子様が コミック

月村奎  木下けい子 

自虐的なシンデレラくん

前回、本作CDをレビューしましたが、
今回は本作自体をレビューしたいと思いますー。

本当は、小説の「眠り王子にキスを」を
読もうとしたのですが、
「先に『いつも王子様が』を読んだほうがいいよ」と
アドバイスを頂き、急いでポチッとしました。

原作は、月村奎さんで好きな作家さん。
作画は木下けい子さんで、ほんわりした絵が
好感の持てる作家さんです。

   ◆◆   ◆◆ …

5

不器用なテレパシー 小説

月村奎  高星麻子 

いい人ばかり…なのに

殴っても怒らない大森さん、恋人と別れて帰ってくるように頼んだ母親を恨まない諒矢、エリの恋人のふりをしてあげる颯…みんな良い人です。悪い人が登場しない話ってどうも噓くさく感じてしまうものなんですが、この作品では読後が心地よかったです。

「不器用なテレパシー」
別れて2年後に颯と再会した諒矢が、思いを通じ合わせるまでの話です。諒矢が可愛くて、颯が格好良いです。テレパシーが、良い感じにスパイスで…

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