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犬飼のの サガミワカ
渋茶
ネタバレ
受けは、自身の美貌もいずれは衰えていくであろう将来を見据えて、見た目だけに惑わされる事のない相手を捜す為に、身体を張ってわざと太ってみせる。 久々のオタク生活を満喫する中で偶然に初恋の先輩(攻め)と再会した途端、運命の相手と閃いて、かつてのスリム体形を取り戻すべく運動に励むのだった。 今回の犬飼さんの小説は世界観や登場人物に特殊設定のない内容だから、地雷に用心せずに安心して読めますよ~、と…
犬飼のの 三尾じゅん太
ぴんか
設定も面白く、萌も突いてて、どう収めるのかと、どきどきしつつ読んだのですが、どうもこう……ガツンと強くクルものが足りないというか…… や、面白かったんですよ! 読んでいてどきどきしたし、凄く切ない感じも楽しめましたし、もふもふもいいv でも、なんだろうなぁ……とても淡々とした感じというか…… 暁斗の生きることに諦めている感じがそう思わせるのか、全体的に冷めたイメージが。 その分、…
犬飼のの 國沢智
maruchan
新キャラが登場する「薔薇の宿命」シリーズのスピンオフ作品。単独でも読めるように書いてます……とのことですが、やはり本編を読んでからの方が楽しめると思います。 しかし、本編であんなに新王・馨に懐かれつつも「同性愛には興味がない」と突っぱねていた蒼真の恋の相手はまさかの天使的な鳥人(バーディアン)の王子……というのにはびっくりしましたが、本編では描写されなかった時期の紲や馨の様子も読めて充実の一…
前作から引き続き壮大な展開を見せ、血みどろなシーンも多いのですが、見事にすべてが丸く収まったハッピーエンドで幕を閉じました。こんなに幸せでもうひと波乱来ないの?とちょっと疑ってしまうくらい。(ここに至るまでがここに至るまででしたので……) 一作目を読んだ段階では、まさかこんな「クーデター」とかそこまで派手な展開が待っているとは思ってもみませんでした。舞台は現代なのに、見事なファンタジーワール…
シリーズ三作目。タイトル通り「焦れて」しまう展開のため、シリーズが出揃ってから読んでる私はいいですが、リアルタイムで読んでた人は待ち遠しくて仕方なかったでしょうね……と思うくらい、展開が気になるシリーズです。 敵が強大すぎて、どこに突破口があるのかが見えないまま前作は終わったのですが、今回微かな希望が見えたような、新たな悩みの種が増えたような……まだまだ気の抜けない展開です。 ますます…
シリーズ2作め。 相変わらずの端正な文章の耽美ワールド。匂い立つような文章表現が美しく素敵でした。 1作めから完全に続いた話で、主人公はある決意をしながらも愛する人(吸血鬼ですが)と離れて暮らしています。そんな状況から感情はすれ違い、今回は痴話喧嘩とも言えないレベルに話が拡がり、前作ではほぼ主張の無かった吸血鬼の眷属たちが意思を持って動いたり、話にしか出なかった女王が登場したりします。 そう…
設定勝ちの耽美BL。長年あたためてきた設定なんだろうなぁ……ということが想像できるし、ここまで作り込んだからにはシリーズを続けなきゃ!となるのも納得の吸血鬼ものシリーズ第1作です。 文章が読みやすく端正なのと、「香り」を大きなテーマにしていることから耽美な世界をイメージしやすくて、血みどろなことが起きているのにあまり凄惨な雰囲気はなく夢の中のようなとろりとした質感でストーリーが進みます。 …
わきの
書泉限定ペーパーはA4サイズで両面印刷でした。 贔屓生は歯も大事という事で、毎月歯科検診が行われます。 歯科検診で良い結果が出るとランクに応じ甘味物のご褒美があるんですが、今回の一番良いご褒美は苺大福。 薔と剣蘭が皆を待ってると常盤がやって来て…。 リハビリを頑張ってる常盤に『ご褒美』として自分が貰った苺大福をあげて、自分が常盤に『ご褒美をあげられた』と喜ぶ薔が可愛いです。 甘味…
初版限定ペーパーは紫苑目線でのお話でした。 記憶が17歳で止まってた紫苑は、お世話係りとしてやってきた『桂』という人物を見て記憶が蘇ります。 桂は常盤が寄越した、昔紫苑を裏切った『桂樹』。 紫苑は今迄の事、常盤への想いも思い出し…。 紫苑の想いが切なくて切なくて…。 桂樹を恨むでもなく、素知らぬフリで『桂』として接するんです。 桂樹が許された事に安堵し、でも彼への想いはもう無い…
犬飼のの 彩
6作目となる今作も、ハラハラドキドキ展開でした。 前作からまだ1週間くらいしか経ってないんですよね〜。 相変わらずブライトプリズンの時の流れは遅いです(笑) でもどんどん常盤と薔は窮地に立たされていきます。 あらすじにも書いてあるよう、南条家から神子を出したい教祖と常盤をライバル視する葵の策略で肉体審問が行われる事になります。 さてどうする!?といった所で次巻へ。 今巻で解決しない…