犬飼ののさんのレビュー一覧

卵生竜を飼いならせ 暴君竜を飼いならせ 5 小説

犬飼のの  笠井あゆみ 

面白かったけど。

『暴君竜を飼いならせ』シリーズの5作目。前作『双竜王を飼いならせ 暴君竜を飼いならせ(4)』の終盤でもしかしたら…、と予感はあったものの、今巻はその予想通りの潤、ご懐妊の巻でした。

今巻は今までのようにほかの竜人とのバトルはなく、潤と可畏の、妊娠・出産まのでトラブルや彼らの心情の機微について描かれています。

男である潤が妊娠できた理由。
潤の、妊娠による体の変調や親になることへの不安…

14

卵生竜を飼いならせ 暴君竜を飼いならせ 5 小説

犬飼のの  笠井あゆみ 

どこまでイイ男になっちゃうのかな(笑)

偶然にも何作も続けて妊娠の話を読んでしまった私にとって「あぁ、のの先生まで書いちゃったか…」とちょっと苦笑まじりに読み始めたのですが、ちょっとでもそんな感想もってすみませんっ、でした。とても読みごたえがあって面白かったです!

5作目にあたる本作品では、今までのように外敵とのバトルではなく、潤が卵を孕むという内からの精神的な揺さぶりが中心となっていて、産む産まないという葛藤や、出産までの心の揺…

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卵生竜を飼いならせ 暴君竜を飼いならせ 5 小説

犬飼のの  笠井あゆみ 

ラブラブでした

5作目の今作は、全体的に甘くて可畏のスパダリ感が素敵でした。
潤が何よりも大事で大切で、その想いのあまり潤と意見が対立してしまうんだけど、すぐに和解。
最初の頃には考えられなかった、可畏の謝罪ですよ。
大人になって…としみじみします。
意見が対立してもお互いの気持ちを話し合って分かりあって、ホント素敵なカップルになりました。

暴君竜といえば痛々しいシーンが沢山だったけど、今回は痛いシ…

3

卵生竜を飼いならせ 暴君竜を飼いならせ 5 小説

犬飼のの  笠井あゆみ 

素敵な夫婦愛にホッコリ(о´∀`о)

あらすじの通り、潤が可畏の双子を身籠って、その間色々あるので。途中ハラハラしました。
出産はかなり痛そうだったけど、可畏様の立会いもあって無事に双子ちゃんをご出産!!子供たちがめちゃめちゃ可愛かったです。

10

「花とナイフ」書き下ろしSSリーフレット 特典

実は鋭い男?

説明にある通り、九龍一人称のSSです。

本編後の話。
麻人とベッドを共にし、満足な睡眠を得ることが出来なくなった九龍ですが、そこは長年仕込まれた賜物でわずかの隙に深く眠り、目覚める事が可能だし、現在は週三回、麻人はフラワーコーディネーターとして鎌倉に通うようになったので、睡眠事情は改善された。

ある時、眠りについていた九龍の周りに薔薇の花弁を撒き散らしはじめる麻人。
九龍の凛々しい…

0

甘美な毒に繋がれて 小説

犬飼のの  小山田あみ 

受けに共感できず……

評価に悩む作品ですが、ページ数の割に萌えも切なさも葛藤も無くて、うーん私にはイマイチでした。

攻めのキャラは子供らしい短慮さと狡猾さがあってブレてないので良かったのですが、受けがブレブレで駄目でした。。。
25歳のわりに大人らしい落ち着きや思慮深さが無いですよね。
自分に好意を示す困った子を自室に誘っちゃうし、なんだかんだ簡単に付き合い始めるし、何のキッカケがあったのかいつの間にやら恋…

4

ブライト・プリズン 学園の薔薇は蜜に濡れる 小説

犬飼のの   

蜜月編

常磐と薔の蜜月編。
初っぱなからラブラブモードでごちそうさまです!
ついに自分の出生の秘密を知り、案の定取り乱す薔に近寄る椿の影。
椿といい神子達といい、大奥を彷彿とさせる女々しい方々…(・∀・;)
常磐と榊の取引で、やっと椿は常盤から離れられてホッ。
常盤に対する椿の執着の理由が垣間見れ、少し椿を見る目が変わったような気がします。
前世の自分に負けずに楓雅と新しい人生を歩んで欲しいと…

2

ブライト・プリズン 学園に忍び寄る影 小説

犬飼のの   

窮地に立たされる二人

北蔵家嫡男の葵の登場で一気に窮地に立たされる常磐と薔。
いずれこうなるだろうとは思ってたけど、一体どうやってこの難問を乗り切るのだろうか。。
そしてとても良いところで終わってるぅ!!
榊と楓雅を見方に付けてなんとか乗り気って欲しい!
恋愛方面では、剣欄の気持ちが薔に向き始めてて、ここでも一波乱ありそう。
でも常磐と薔の間に付け入る隙はなさそうだから、剣欄が不憫なコに。。
まさか薔も剣欄…

8

ブライト・プリズン 学園に忍び寄る影 小説

犬飼のの   

モヤモヤが残る…

紫苑様や椿さんのその後が気になって購入!!

今回も魅力的なキャラクターがたくさん登場し、急展開にハラハラドキドキ。

一つは剣蘭が椿さんへの失恋を経て成長している部分。
椿さんへの想いはありつつも楓雅に叶わないと感じた剣蘭。尚且つ常磐の下に付く立場としての複雑な思いもあるのでしょうね。

不遇な紫苑様を1度は裏切った桂樹が迎えに来てくれた所も感動しました。この2人のこれからを静かに…

8

白雪姫の息子 小説

犬飼のの  笠井あゆみ 

美しく賢く優しい淫らな王子さま

犬飼さんは好きな作家さんだが、この話ってもしかしてエグいの!?…って警戒しながら読んでみた。

まず、表紙を捲ったらバーンッッ!!ってキワどすぎるアングルの一枚絵で歓迎された(笑)。
続けては、馴染みの童話を持ち込んだ物語の設定。
父=死体愛好家の元王子、母=継母の恨みを買う程の残酷な元お姫さま、七人の小人=入り乱れている有り様がまるでモブ、ってのにふるい落とされなければ、その後はエロテッ…

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