犬飼ののさんのレビュー一覧

慈愛の翼 紫眼の豹と漆黒の鳥 小説

犬飼のの  國沢智 

蒼真かっこいい…!

攻め様の蒼真がかっこいい…!
今作は別作品のスピンオフで。蒼真はサブキャラとして登場していた時もかっこ良かったのですが、メインに据えた今作を読んでハマってしまいました。
何度も読み返してます。

攻め様は豹に変容する獣人系悪魔。
豹なので、本来子作りと関係ない男色には興味がなく。本能に忠実で奔放。
獣だから怠けもので気分屋…みたいな評価をされていたりするのですが、いざという時に男前過ぎ…

3

三次元恋愛の攻略法 小説

犬飼のの  香林セージ 

合わなかった

自分の好みではなかったので、さらっと読んで終わりました。
読後の感想も特筆して書くことは何もないですね。
あの時なんでこの本を購入したのか今となっては思い出すことも出来ません。

遊び人の攻めが経験のない受けを丸め込んで半ば無理やり~ってところで既にダメでした。
その後は、今までとは違い自分の思い通りにならない受けを意識して~というテンプレ。
テンプレが嫌いなわけでは決してないのですが…

2

ブライト・プリズン 学園の禁じられた蜜事 小説

犬飼のの   

波に乗れないぃぃ

うーーーーーーーーーむ。
世界観に入り込めなかった……というのが、率直な感想です。

学園物のヒエラルキー(親衛隊とかキングとかそういうの)が個人的に超苦手なことがまず一点。
そして、そもそも教団の前提がファンタジーなのかカルトなのか。その辺の踏み込みが中途半端なため、どういうスタンスで読んでいいのか戸惑ったのが二点目。
もっとファンタジー色が強ければ気にせず読めるあれこれも、学園生活や…

18

ブライト・プリズン 学園の禁じられた蜜事 小説

犬飼のの   

キャラが秀逸

実は…前巻読んでないんです。
前々から気にはなっていたので、2巻発売の勢いと表紙の美しさにひかれ…
ま、2巻からでもいいよね〜っと安易に手を出した私が悪いのはわかっています。はい。

ストーリーは凝っていて伏線はありまくりだし、登場人物すべてが魅力的です。しかし、前巻を読んでいたらもっと世界に浸れただろうと確実に後悔しました。お話の奥が深い故になかなか状況がつかみにくい。虚実が入り組んでい…

4

ブライト・プリズン 特学園の禁じられた蜜事別番外編「微睡」 特典

親心とエロ心

月に一度しか抱き合えない常磐と薔が行為の翌朝、とても甘ーーーい朝を過ごすお話。
薔視点でも、常磐の薔への愛があふれんばかりに伝わってきます☆

行為のあと眠ってしまった薔。
目覚めると、隣には自分を愛しげに見つめる常磐が。
一緒にいられる貴重な時間を無駄にしてしまった~と落ち込む薔がかわいいです♪

勝手に触るのがためらわれ、薔が起きるまで寝顔を見つめていた常磐。
(このときの常磐…

5

ブライト・プリズン 学園の禁じられた蜜事 小説

犬飼のの   

淫祀教団続編

淫祀教団の2作目、龍を神と崇める宗教集団、それも幼い時から完全に下界と
隔離されて純粋培養で教えを叩き込まれる怖い学園ものです。
感覚的には教師と生徒、そして次に兄弟禁忌、宗教が絡んでいるから背徳感。
この作品は完全シリーズものなので単独で読むのはちと辛いでしょうね。

サスペンス要素も推理要素もあって前作はかなり楽しめた記憶が蘇ります。
受け主役の薔は御神託を受ける神子でありながらそ…

9

ブライト・プリズン 学園の禁じられた蜜事 小説

犬飼のの   

面白い、面白いんだけど…

複数の人が同時進行で主人公になるタイプの小説の宿命なので仕方ないですが、
スポットをあてた人物が多過ぎてどの人についても物足りないと言うか、
各人についての記述量が少なくてちょっと中途半端に思えます。
その割にはどの人も皆核心部分を担う様な重要人物の扱いなので、どこかアンバランス。
2巻もまだほとんどの事柄や人物の心の裡がベールに包まれたままなので、
何が事態を動かしているのかが見えづら…

9

ブライト・プリズン 学園の禁じられた蜜事 小説

犬飼のの   

あまあま年の差ラブ、御馳走さまでした。

◆あらすじ◆

「ブライト・プリズン 美しき学園の生け贄」に続くシリーズ第二弾。
龍神崇拝の教団が経営する学園で寮生活を送る薔(18歳)は、竜神の寵を受けたことを教団に隠しつつ、実の兄(ただしこれについては前巻参照)・常盤(30歳 龍虎隊長で教祖候補)との逢瀬を重ねます。
龍神の寵を受けたことを隠す「陰神子(かげみこ)」であることを教団に知られれば、悲惨な運命が待ち受けているにもかかわらず…

8

ブライト・プリズン 学園の禁じられた蜜事 小説

犬飼のの   

群像サスペンスとしての面白さが増す

シリーズ第二弾。
伏線が張り巡らされた群像サスペンスな展開と
美麗絵に魅了され、一気に読み終わりました。
早くも続編が待ち遠しいです。

まず何といっても常磐と薔のラブラブラブシーン。
「アンタ」呼びから「常磐」へ、心の中では「兄さん…」と呼びかける薔に萌♪
常磐は相変わらず硬派でカッコよく、そして薔にベタ惚れ。
濡れ場の盛り上がりもいいけど、むしろ後始末で
イチャつく二人の方に…

12

慈愛の翼 紫眼の豹と漆黒の鳥 小説

犬飼のの  國沢智 

たいへん面白く読んだのですが…

蒼真のキャラクター設定のかなり大きな前提として、
「同性愛という生産性のないものはしない」みたいなのがありましたよね、
そういった文言はシリーズの中で結構何度も目にしましたし、
蒼真本人の行動や心情にもそれはしっかり根付いているように見えていましたので、
今回それがわりとあっさり覆された事だけが釈然としませんでした。
(決してあっさりではなかったのかもしれませんが、
設定の強固さから見…

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