いおかいつきさんのレビュー一覧

スプレイ 小説

いおかいつき  國沢智 

豪華客船で沖縄行き・但し仕事

シリーズ、スピンを入れて9冊目。
毎度毎度、売り文句は「攻め攻め攻防」とありますが、もう攻め攻め詐欺でいいですか(笑)
一馬口ばっかりだもんw
でも、今回神宮が一馬に攻めさせない理由は、勿論彼がタチなのもあるけど一馬はノンケだから攻めを経験させてしまうと、他の男とも…という独占欲なんだそうです。
一馬は神宮だからとは思っているけど、そうですよね~神宮の考える通りに彼何気に男にモテますからそ…

2

探偵見習い、はじめました 小説

いおかいつき  小山田あみ 

クールな受けが好き

色々なレビューを見て、ラブが薄いみたいな評価があったので購入をためらっていたのですが、ストーリーもテンポがよく、キャラも個性的で、すごく面白かったです。
ラブが薄いというのは確かにそうかもですが、攻めの石堂から受けの祐介へは暑苦しいくらいの思いを感じました。
祐介が、誰とも付き合ったことがないと言ったとたん、すごく嬉しそうになったり、人付き合いをしない祐介が唯一、銀行内で親しく話せる存在の、副…

3

誘惑のまなざし 小説

いおかいつき  実相寺紫子 

芸術家の業から始まる恋

アート/美術系のBLを探していて巡り会った本書。なかなかのアタリでした!
描く/描かれる者という独特な関係がエロティックで、
また日本絵画がテーマということで、全体に漂う和の風情が素敵。


美大助教授の一征が、現代の浮世絵師について論文を書くため
若き天才彫師・雅親を訪ねる。
彫師とは絵師が描いた下絵を板に掘る専門家で、絵師と同じくらいの絵心が要るという。
その仕事ぶりに惹きつけ…

1

不機嫌なデンティスト 特典

ある日の日常

これは赤目が組長になる前の話でいんだよね?

普段から出不精の桐島。
だけど日常生活を送るうえでは買い物も必要で…
両手に荷物を抱え、家に向かっていると近づく1台の車。
はい、赤目の登場。
自分の家へと誘いをかけてきます(勿論その後の行為を促してるのでしょう・笑)

そして着いた赤目のお家、古いマンションの1LDK。
早速そういう意味のお誘いをかけてくる赤目ですが桐島にはその気は…

0

不機嫌なデンティスト 小説

いおかいつき  森原八鹿 

挿絵多いっ?!

挿絵ができるまでをBプリサイトでやってた本ですね。
イラストが多いのは好きなのでちょっとお徳気分vv

歯科医の桐島は他人の記憶を消す能力を持っている。
ですが使ったあとに必ず起こる、ある衝動…

ある日1人の男(赤目)が診察に訪れた。
その赤目が桐島の素顔を見て一目惚れ?!次の日から彼のアプローチが始まります。
花束から始まり甘味物、昼には従業員分の豪華な弁当持参で通う日々。

2

利息は甘いくちづけで 小説

いおかいつき  國沢智 

関西弁

個人で闇金を営む綾木とヤクザの若頭補佐・根津。
登場人物が全員関西弁です。
綾木の性格が賢くてちゃっかりしてて良かった。
強姦から始まった関係だけど顧客の医者呼んで診断書書かせてお金請求したり。
根津のほうから惚れるんですが、綾木にどんどん骨抜きになっていくのがおもしろい。
とにかくテンポが良くてサラサラ読めました。
綾木の仕事の描写も楽しそう。金貸しは天職だなー

0

rutile souvenir bouquet 特典

「Golden Dew」by 一穂ミチ 〜あなたは稲妻のように〜

「街の灯ひとつ」番外編のみのレビューです。
初鹿野が築と一緒に京都に出張した帰り道新幹線で雷雨に見舞われ、
片喰のもとへ駆けつける話。


平和に京都駅でお土産を調達し、新幹線に乗ったものの途中から鳴り出した雷鳴に
恋人の事を思っていても立ってもいられなくなる。
かつて雷に打たれた経験を持つ片喰にとっての雷は、想像を絶する恐怖だ。
新幹線の中からかけた電話にも出ない(出られない)恋…

4

rutile souvenir bouquet 特典

甘くこぼれる金色の滴

この度もミチさんお目当てでゲットしたので、
『街の灯ひとつ』番外編、『Golden Dew』のみで失礼致します。
片喰×初鹿野となると俄然テンションMAX!!になってしまう為、
落ち着かなくちゃとは思うのですが
やはり落ち着くなんて事は出来ないので諦めます(何を)

葛井と共に京都の“先端バイオ産業フェア”へ1泊2日で向かった初鹿野、
帰りにお土産を買おうと百貨店に寄ります。
葛…

5

子供に内緒で 小説

いおかいつき  カズアキ 

普通のオジサンなのに素敵

私、誘い受けとか、ましてや襲い受けなんてものは絶対読まないと決めてたので、レビューでそういう話だというのを見て敬遠していたんですが、思い切って読んでみて良かった!
すごく面白くて、大好きな一冊になりました。
表紙のイラストでは、裕真は女の子みたいな受けなのかな?と思っていたのですが、意外にもしっかりしていて、男前な受けでした。
塩崎さんの方は、最初仕事もうまくいかず、冴えないオヤジなんですけ…

1

リロード 小説

いおかいつき  國沢智 

これから逆はあるのか?

 河東一馬は、警視庁に勤める検挙率No.1刑事。
 しかし、その無鉄砲な捜査方法は、大きなマイナスにもなっていた。
 その一馬が、科学技術研究所に顔を出すと、見慣れぬ男が一人。
 本日付けで配属となったその男は、名前を神宮聡志と言い、クールな上に優秀な研究者だというが、配属早々、一馬に向かってきつい皮肉をぶつけてくる。
 その後も二人は度々顔を合わせるが、度々ぶつかってしまう関係になる。

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