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その能力、副作用は淫欲!?
新人さんのイラストなんて感じさせない程意外とお話とマッチしていました。
なかなかに、素敵なイラストでしたね。
そして今回のストーリーは、面白いのですが、ちょっとだけ攻め様がヤクザ設定で
なくても良かったんじゃ?なんて思ってしまいました。
年下ヤクザの攻め様と美貌のお顔にクールな毒舌の歯科医との駆け引きめいたラブ。
患者で来た攻め様に受け様が一目惚れされるってところから始まるのですが、
この受け様には特殊能力があって、相手の記憶を視る事が出来て&その記憶を選んで
消し去る事が出来る、その副作用は相手の記憶を消すと同時に理性で押えられない程に
欲情してしまうと言う設定なんです。
ファンタジーや摩訶不思議な設定が好きな私にはかなりツボな設定なのですが
攻め様の背景設定にちょっと残念な気がしてしまう、かなり大きな暴力団団体の系列の
組に所属しているのに、幹部になれるけれど面倒だからならないで自由気ままにしてる
そんな設定はいいのですが、組長が亡くなり、次期組長の座を廻った陰謀に巻き込まれる
それもいい、でもね、NO3までいるのに、何故平の構成員の攻め様が組長になるのか
ちょっと強引なんじゃないかしらなんてヤクザものが好きな私は不自然に感じてしまう。
まぁ、細かいところはさておいて、受け様に一目ぼれして通い詰める攻め様、
始めは唯我独尊系かと思ったら単なるワンコになっている。
受け様も初めは礼儀正しい歯科医だったのが、ストーカーに襲われそうになり、
能力を使ったところを攻め様の見られ、欲情してしまった時に目の前にいた攻め様を
押し倒して関係を結ぶと、受け様のオレ様系の地が出て来てそれもギャップで面白い。
先に惚れた方が負けみたいで、攻め様の年下ワンコぶりや、受け様の意外に男前な感じが
シリアスな設定風だけれど、どこかコミカルでサクサク読める展開で良かったです。
他人の記憶を消したりできる能力を持つ歯科医の蒼と、蒼の患者としてきた赤目(ストーリーの始めの方でヤクザと判明)のお話。
蒼の特殊能力には副作用があり、それが能力を使うと異常に性的な興奮に襲われるという・・・なんともBLらしい設定です。
歯医者に特殊能力にヤクザの問題という取り合わせですが、ぜんぜんドロドロしてないのでリズム良く読めました。
特殊能力=バトルと考えがちな私ですが、この話はそんなこともなく日常にあってたまたま能力があっただけみたいな感じで、蒼は能力を使って赤目のために動きますがバトル要素はほとんど無かったです。
設定が面白く、蒼のちょっとキツイ感じがツボでした。
蒼は歯医者ですが治療してる描写がちょっとで良かったです(私は歯医者嫌いなので・・・治療してるとこ読むのなんとなく苦手で・・・)
能力系はちょっと・・・と思っている方も難しい設定は無いので、サクッと読めるかとおもいます。
ヤクザがらみの話もアッサリしてますのでこちらが苦手な方も大丈夫だとおもいます。
二人のキャラが好みだったので、またこの二人のお話が出れば嬉しいかな。
あまり歯医者さんのお世話にはなりたくないものですね。
でも、歯科医にはすごーく萌えるんですよー。
白衣姿+マスクがストイックに感じるからでしょうか。
いおかさんの作品はお初です。
新人イラストレーターさんの挿絵デビュー作というとことで、
挿絵ページ大増!と宣伝されていて、発売前から気になっていたので
発売日に買いに走りました。
これ、なぜか普通の歯医者さんのお話だと思い込んでいたんですが、違うんですね。
ヤクザ×他人の記憶の一部を消す事ができる特殊能力の持ち主(歯科医) なんていう
突拍子もない設定で、しかもその能力を使うと異常な性的興奮を覚える、
というものでした。
でも正直、攻めがヤクザでなくてもよかったんじゃない?と思いました。
ヤクザにするなら、その設定でもっと盛り上げてもらえたら良かったかなーって。
だけど、受け(歯医者さん)のツンデレ具合はツボでしたし、
簡単にデレないところも素敵でした。
そして挿絵のほうもとっても素敵で、通常よりページが多いおかげか、
美麗イラストを沢山堪能できてよかったです。
白衣が大好きなので、白衣美人さん受けとなると、
ポイント高めに見てしまうところがあります。
挿絵ができるまでをBプリサイトでやってた本ですね。
イラストが多いのは好きなのでちょっとお徳気分vv
歯科医の桐島は他人の記憶を消す能力を持っている。
ですが使ったあとに必ず起こる、ある衝動…
ある日1人の男(赤目)が診察に訪れた。
その赤目が桐島の素顔を見て一目惚れ?!次の日から彼のアプローチが始まります。
花束から始まり甘味物、昼には従業員分の豪華な弁当持参で通う日々。
まずは周りから固めていこうと(笑)
ですが赤目がヤクザと解り、仕事後に2人で合う時間が増えだして…
いつもの時間にインターフォン。
赤目だと思い鍵を開けたそこにいたのは、過去に桐島に対してストーカー行為をしていた男。
警察・弁護士を挟んで解決していたはずなのに、
仕事も辞め、ストーカーにとっての足枷もなくなって再び現れた。
そこで桐島あの能力を使うのです。
相手の記憶から自分の存在を消し去ったのはいいのですが
その現場を赤目に見られた。
それを赤目に追求されるのですが、答えてるまもなく異常なほどの性的興奮。
そうです、この力を使った後の副作用らしいのですが、
赤目がそれを見逃すわけありません(笑)
それから2人、別に普段の日常が変わる風でもなく、相変わらずアプローチしてくる赤目。
そんな折、組長が亡くなり(ハハハ、でた腹上死)跡目争いに巻き込まれ!!
おおっ、ヤクザらしくなってきたと思っていたら、問題はアッサリ解決?!みたいな。
1冊通して全くヤクザっていう感じもなく
ちょっと軽そうな男と歯科医のお話しでした。
いおかさんらしく無難に収めてはありますが、
やはりどことなく物足りなさを感じる一作。
設定は面白いし、蒼も赤目もキャラクターとして魅力的だと思うけど、
二人が出来上がるまでのエピソードが薄い。
上手くいきすぎというか、えっ?これでこのエピソードおわり?
って感じで、上澄みをすくってきたような軽さ。
もうちょっとハラハラドキドキがあっても良かったかなと。
正気の蒼との絡みも、もう少しラブな感じが欲しかった!
まぁ、蒼を男前受けにしたかったのは分かる。
そうした方が赤目とのバランスもいいv
続編が期待できるなら、
もっと蒼の能力の絡んだエピソードと、デレる蒼が見たいです!
それとカッコイイ赤目!
中立寄りなんだけど、設定の面白さと蒼の魅力で「萌×1」!