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表題作アンラッキーと恋の嵐

大浪 灯,21歳,弁当屋の看板店員
木野森春人,32歳,不運体質のリーマン

その他の収録作品

  • やまない嵐と冷めない熱(描き下ろし)
  • 金曜日も恋の嵐(描き下ろし)
  • あとがき
  • カバー下イラスト

あらすじ

硬派な看板店員×アンラッキーな男 己の不運、年の差を乗り越え叶える恋!

自分の運の悪さを自覚している春人(はると)は
近所のお弁当屋さんの看板店員を推しと崇め、日々のツイてなさを慰めていた。

「彼と、どうこうなりたいわけじゃない、見てるだけで幸せ――…。」

そう思っていたのに、ある夜、推しの彼・灯(あかり)と嵐に遭遇すると
一気に客と店員以上の関係になってしまい…!?

お弁当屋さんの硬派男子×自称・アンラッキーなリーマン
おのれの不運、年の差を乗り越え叶える恋☆

作品情報

作品名
アンラッキーと恋の嵐
著者
波真田かもめ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
KADOKAWA(メディアファクトリー)
レーベル
フルールコミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784046808295
4.3

(45)

(18)

萌々

(25)

(2)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
8
得点
196
評価数
45
平均
4.3 / 5
神率
40%

レビュー投稿数8

ラブラブ度最高

羨ましい…という感情が爆発してしまうほどにラブラブです。恐らく題名の通り常に不幸が襲いかかってくるのにラブラブだからだと思います。
不幸体質の受けは攻めと出会って改善された、とかもなく、全く変わる事無く最後まで不幸体質です。でもそのアンラッキーを吹き飛ばす二人の愛!!!それが恋の嵐です。一冊通して非常にテンポも良く、あっという間に関係を構築したりしますが、その展開のスピード感も含めて恋の嵐何でしょう。

2

ジレジレモダモダが戻って来た

なかなか最近の波真田かもめ先生の作品にはハマらなかったんですが、今回は攻の灯と受の春人の関係のジレジレモダモダ感にやっとキュンキュン来ました。

笑えるくらいにアンラッキー体質の春人と、年下で寡黙でイケメンな弁当屋の店員の灯、段々と近づいて行く二人の距離感がまた良いんです。

過去の恋愛から灯に本気にならないと頑張っていた春人ですが、気持ちだけは抗えないんですよ。明らかに春人に対して好意があるように見える灯の押し具合がまた絶妙なんです。

この二人は結構な年齢差があるんですが、春人が可愛らしいので全然気になりません。
春人のアンラッキー体質は治りませんが、たまに灯との間に起きるラッキースケベ的なハプニングにホッコリします。

出会えた事でお互いに前向きに生きて行こうとしてる二人がまた良くて、読後感の爽やかな作品でした。

描き下ろしがめちゃめゃ良いです!でももっと灯に甘える春人が読みたかったので萌2でした。

2

爽やか年下攻め

これすっきー!!
正統派きゅんって感じの波真田先生でした。
波真田先生はいつもフルールで無料で読めちゃうのもあるし
あんまりコミックスで買ったりはしない作家さまなんですが(ごめんなさい)
こちらはまとめて読みたくて新刊で買ってしまいました。
21歳弁当屋さんの看板男前×32歳アンラッキー体質男
硬派?誠実?ほんとあまりにもまぶしい年下攻め。。
受けのアンラッキー君もあざとくないかわいさで大変よいのです◯
お話はアンラッキー体質男が
推しである弁当屋さんと恋して
アンラッキーなんてふっとばせって前向きハッピーになるまでのお話。
まあ最近では私も大好きなななつの先生の
「守ってあげたい佐渡さん」に近いシチュエーションですかね。
嵐で家のガラスが割れたりめちゃくちゃになり
お近づきになります。
災い転じてってやつですね!
ふだんこんな爽やかなお話をあまり読まないので
浄化されました。
先生の作画いい感じに甘さがとれて最近の絵
結構好きです。
書き下ろしでがつがつ若者セックスするのでにやにやしました。
王道BLぽい爽やかな読後感ですよ!


1

タイトル回収、流れがいい

波真田先生作品久々で、読み始めると吸い込まれるような読みやすさが変わらずうれしくなりました。
絵は目の特徴が変わらず、波真田先生だとすぐにわかりますね。

春人がアンラッキー体質で、そのためいろんなことをあきらめたり、アンラッキーのせいにしていたけれど、同じ突然の雨でも、灯にとっては恵みの雨だった。そして春人にとっても。
ラストはキスの嵐…という流れが気持ちいいです。

春人のアンラッキー体質は、本当の不運と不注意、どんくささをごっちゃにしているもの。

何かをしようとしたら、倒す・壊す、だからもう片付けない、となるのめっちゃわかります。
(余談ですが、私もがさつで不器用で、物を汚す壊す失くす専門なのでw)

それに、不運があった時、原因がわからなくて辛くて、アンラッキーのせいにしたら少しは楽になる気持ちもわかる。
でも、それって逃げですもんね。
逃げるのが悪いわけではないけど、春人が気づいたように「自分で自分をアンラッキーに追いやってた」んですよね。

だから、灯と一緒にいたくて「アンラッキーなんて自分でふっとばせ‼︎」と春人が変われてよかった。

灯との出会いによって、春人が変わった。
アンラッキーなんて誰にでもあることだし、それをどう捉えるか、同じ嵐でも灯にとってはラッキーだったように。
この構成がしっくりくる内容で、中身も一気に駆け抜けるおもしろさでした。

出会いから、しばらく初々しく照れ合う2人がかわいかったのですが、気持ちが通じ合ったら
それこそ嵐のように一気にきましたね。
それまではゆったりきての、急展開、スピード感がたまりません。

キスシーンが長めだし、春人が色っぽいし、積極的だし、灯がいい体格だし。好みどストライクで見応えありました。

注文を間違えたフリフリエプロンをそのまま着る、しかも似合う春人がかわいかったですw

0

アンラッキーも気持ちの持ちようで

なんとかなる!

ってほど、甘くはない。

気持ちの持ちようだけで、そんなに簡単にアンラッキーな目に合わずに済むようになるほど甘くはないけど、
きっかけはアンラッキーでも、アンラッキーを言い訳に、生活をなあなあで流さず前向きに過ごそうと思えば、
意外と、幸せラブラブ生活が手に入ったりもしちゃうのさ、っていう、
ハッピーエンドのラブコメディ。

こんな風に、平和でかわいい、おとぎ話みたいな恋のお話に、癒されるのもいいよね。

0

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