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34/47(合計:467件)
高遠琉加 今市子
クレタコ
ネタバレ
あとがきに今市子さん挿絵なので折角だから時代背景をこの設定にしたとありますが、全体的に今市子さんをイメージしたのかなという感じが読んでいてしました。 前半はほぼ豪華客船で話は進みます、見合いの為に一等で優雅な旅をする銀行の3男、祥彦[受]でこのまま行けば相手と結婚する事になるのだろうと曖昧に流されるままに進んで行く時、彼は同じ船内で伊藤[攻]の姿を見付けるのです。 伊藤はかつての学友で一度だけ…
高遠琉加 高永ひなこ
橘盾
高遠作品、まだ数冊しか読んでいないけど、読む毎にこの作家さんの文章が好きになるのが分かります。 背景や心象の表現が自分の中にぴったり嵌る、それが心地良い。 所々から本当に作者は本好きなんだなと、それを基としてこの文章が出てくるのが感じられ、まさに天職ではないかと、自分の中で大絶賛を送っています。 葛城夏彦の父の実家は、歴史も名誉も資産もある名家。 諒は、その家の住込み雇人の子として封建…
高遠琉加 六芦かえで
kikueri
レビューも高評価だし、タイトルにも惹かれて購入しました。 三浦の一途な恋心はとても切ないし、私自身も読んでて苦しくなる位に想いが伝わってきました。こういう健気で一途な子は大好きです。 一方の堂島、過去の傷から自分を知らずの内に護っているという事に気付いていない。相手を想っているというより、相手の為に自分はこうあるべきだと決めて行動しているように思える。 堂島がどうしてもダメでした・・・自…
高遠琉加 麻生海
帯『こんなおじさんの体を触りたいなんて、君、本当にどうかしてるよ』 本編中にもちょっと出てた一の話ですが、今回はそれだけで丸々一冊スピンオフ! 気になっていただけにこうして読めるのは嬉しい限り。 犯罪を犯して少年院から出て来た少年一と、その元担任教師湯原の元で一緒に暮らす事になります。 この作品の中盤は、所謂疑似家族的な繋がりと描写とが丹念にえがかれています。 彼等の大事な存在で…
【愛と混乱のレストラン】のスピンオフ。 寡黙ながら存在感が半端なかった「樫崎一(いち)」が、気になって気になって、早く読みたかった! 一の今までが語られた本作は、心の琴線を強く揺さぶりました! 【甘い運命】 もの心が付いた頃からの母からの虐待に、母から嫌われない様にとする一がとてもいじらしいのです。 その幼い心にも、怒りや自己嫌悪や言い訳や辻褄合わせやら、ごうごうと捻じれ混ざり合って…
高遠琉加 笹生コーイチ
「嬉しい、読めて。」という作品でした。 日比谷耀一(よういち)と藤澤架(かける)、7才のあの雪の日から。 厳格な祖母に育てられ、周りと馴染めない「架」にとって「耀一」は“唯一無二の太陽”で、耀一には架が、自分だけの守るべき慈しむべき存在。 高校時代に耀一は自分の性癖に気付き、その時の恋人との失恋で架を頼ってから、お互いに改めて相手の存在を意識するのですが、そのまま隠していくのです。 …
フレンチ・レストラン、行った事ないし有名店も知らない、そんな自分に“これは知っている?”風な無体な料理用語のカタカナ・・きっと美味しいものなんだろうなぁ~と想像するだけの自分が寂しかったです。 フレンチレストラン“ル・ジャルダン・デ・レーブ(夢の庭)”を再興する為、本社出向の支配人・鷺沼理人とヤンチャ系シェフ・久我修司の葛藤劇。 よくあるネタなんだけど、 理人やパティシエの樫崎一(いち)…
高遠琉加 佐々成美
brutus
攻←受度:★★★☆☆ 糖度 :★★☆☆☆ コメディ:★☆☆☆☆ 切なさ :★★★☆☆ ◇感想:Q&Aで攻←受な作品を姐さんに教えていただきました! 文章もキレイであっという間に読めました^^ちょっと絵が苦手(><) ◇私的に感じた攻め受けの印象:無神経攻め、悩み受け
ハイ爺
『愛と混乱のレストラン』の番外編ですが、わたしは本編よりこのお話のほうが好きです。シリアスなおじさん受け。 ・エロ成分は少ない。お話としてイイ。 少年院を出た主人公、一(いち:攻め)は行き場がない。 そんな彼を元担任教師の湯原(受け)が家にひきとる。そして、湯原が育てている姪の海がいて。この3人が関わり、「家族」として絆をつくってゆく過程が主軸として描かれてゆきます。 そのためか、エロ成分…
夛椛
受の片想いものが見たくて、皆さんのレビューも見て購入しました。 受の片想いは大好物です!!そして、健気な受も大好き!!! 高校時代同級生だった攻・堂島と受・三浦。どうにか堂島と一緒にいるうちにどんどん惹かれ好きになる三浦。好きで好きで好きで我慢できなくて、ある日告白します。しかしながら、『そういう風にお前を見ることはできない』とこっぴどく振られ、堂島を卒業するまで避け続け… それから…