高階佑さんのレビュー一覧

STAY DEADLOCK番外編 1 小説

英田サキ  高階佑 

幸せで満たされます

DEADLOCK番外編ということで、つい先日読み終わったばかりのタイミングでありがたいです。小説のシリーズものは結構SSが多いので、こうして1冊の形に纏めて下さると、後から嵌った人への救済にもなるし、リアルタイムで追ってた人も手軽に読み返すことができたりで嬉しいですね。
もっとこういった形での出版が増えて欲しいです。

さてさて、シリーズ大団円で終えた後、ディックとユウトがどんな風に生活して…

10

DEADLOCK 小説

英田サキ  高階佑 

刑務所というdead end

カリフォルニア州立サンクエンティン刑務所をモデルに、英田先生はこの作品を書かれたそうです。
ネットで調べましたところ、この刑務所のある一帯はサンフランシスコからアルカトラズ島を挟んで広がる云々、とあります。数々の映画に使われたり、かのメタリカのMV撮影が行われたりもしたとか。そう聞くと親しみも沸くようではありますが死刑囚も収監されており、80年代のロスを恐怖に陥れたシリアルキラー、リチャード・ラ…

4

DEADLOCK 2 コミック

高階佑  英田サキ 

ストーリーよりもキャラ!

​ 2巻になって俄然盛り上がって来ました(^u^)やっとエンジンがかかってきた感じです!やっぱり1巻は序盤でしかなかったんだな。
 1巻ラストであんな事件が起きたというのに、今度はマシューです(T_T)あんなに気を付けろって言われていたのに・・・。でもお調子者で世話焼のミッキーが、マシューのことであんなにショックを受けて怒ってくれるなんて思いませんでした。復讐まで考えるなんて兄貴分のメンツをつぶ…

1

STAY DEADLOCK番外編 1 小説

英田サキ  高階佑 

Days of lovers in Los Angeles

個性的で男前で美形なキャラ達が、なんとも魅力的なこのシリーズ。
ハリウッド映画のように大胆でドラマチックなストーリー、
麗しい高階さんの挿絵にも魅了されて、夢中で読んだ。
そして読み終わって、すでに結構出ていた番外編がどうしても読みたくて
それなりにお金も使って集めたものの集めきれず……
いつか機会があったら全てを読んでみたいと思っていた作品達を
こうしていっぺんに読めるなんて!!

15

DEADLOCK 1 コミック

高階佑  英田サキ 

まだまだ序盤

 BLのコミカライズを読むのは初めてです。こちらのレビューも小説のレビューも読まずに「絵柄がきれい」で選んでみました。
 表紙の黒髪男子が好みだったのでワクワクして開いたら、「え?無精ひげ・・・なんか全然可愛くない」。ストーリーもなんだか外国映画やドラマでよく見るような監獄もの。移送されるシーンや、人の良い世話好きが寄ってくるとか、グループが構成されているとか、敵視されるとボコられるとか、昔から…

4

STAY DEADLOCK番外編 1 小説

英田サキ  高階佑 

ファン垂涎の番外編集

DEADLOCK/SIMPLEXの番外編集、第1弾(第2弾は12/27発売)。
漫画を含む全ての番外編を文庫本価格で読めるという、私のようにハマるのが遅かったファンにとっては大変嬉しい企画です☆

※「テ・キエロ・ムーチョ」のみ未収録とのこと。こちらは電子版で読めます。

殆どの話は既にちるちるのレビュー等を拝見して知っていましたが、実際に読むと感動もひとしお。
事あるごとに開かれるホ…

19

STAY DEADLOCK番外編 1 小説

英田サキ  高階佑 

やっぱりネトが好き

大好きな「DEADLOCK」の世界。「SIMPLEX」「HARD TIME」は辛うじて読んだものの、自分が情弱でズボラな上に対象作品が多すぎてこれまで番外編や短編というものを読まずに来たので、番外編集の刊行には感謝の気持ちでいっぱいです。

届いた本を厳かな気持ちで手に取り、可憐なユウトが描かれた表紙を捲って、美麗な口絵から溢れてくるハッピーオーラに喜びを噛み締めつつ、目次を一見して…ビックリ…

10

STAY DEADLOCK番外編 1 小説

英田サキ  高階佑 

幸せいっぱい、胸いっぱい。

好きになりすぎて、色んな方面にある番外編を買いあさろうかと迷いに迷っていたところに、この朗報。
もう言葉にならないぐらいに嬉しいです。

15の番外編&漫画。豪華!
まだ刑務所にいるふたりから始まり、そして現在まで。
あちこちに散らばっていた『幸せ』がこの一冊に詰まっていて、読んだこっちが幸せいっぱいです。

ディックはこのときこんなことを思っていたんだ。
このカップルの裏ではそん…

16

Blue Rose 榎田尤利作品集 小説

榎田尤利  高階佑 

独特の雰囲気

何処が良いか、具体的な点を挙げられないのですが、何となく全てが良いのです。
好きです。この作品。
物語を流れる空気感というか、全体の雰囲気が今までにない感じです。

あとがきに、主人公 百瀬青が愛を探す物語とあります。
まさしく、それです。
全体を流れる独特の雰囲気の正体はそれなのです。
特定の二人の恋愛物語ではないのです。
普通のBLとは違うのです。

愛を売る男娼の青、その…

3

ミステリー作家串田寥生の考察 小説

夜光花  高階佑 

作家には変わり者が多い

読み物として、とても面白かった。
本当にテレビの二時間サスペンスドラマでありそうな癖のあるキャラと、冒険あり、殺人事件ありのストーリーで、一冊読んだ!という充足感がある作品でした。
でもBLしての要素はストーリーの次かな?という感じも。

ゲイの文芸編集者神凪と、(おそらく)バイのミステリー作家串田が、神凪の出身である小さな島に取材旅行に行き、そこで殺人事件に巻き込まれるミステリー。
ミ…

3
PAGE TOP