ボタンを押すと即立ち読みできます!
DEADLOCKの外伝でロブの話ときたらそりゃ買わずにはいられませんでした。
物語のはじめの方、事件が始まるまでの間にひたすらユウトとディックの関係の心配をしているロブ。
元想い人と元恋敵にどんだけいいひとなのアナタは!!(でもそんなロブが大好きです)
さて、そんなロブの警護を買って出たヨシュアですが。
美人で無口ですが、彼の場合人付き合いが苦手というよりもひたすら不器用なんです。
そんな彼がロブにからかわれたり時に説教されながらも、ちょっとずつ壁を壊そうと奮闘するのは大変に可愛かった。
エサをねだってつきまとう犬を邪険にできなくて困惑したり、その後その犬からロブを連想してみたりって。
どんだけ!!
気持ちを通じ合わせてからも自分がゲイではないと悩むヨシュアが良かったです。
そうだよね普通はそうなるよね。
続編のもどかしい距離感と二人の葛藤が楽しかった。
ロブが優しくて大人だからまた余計に辛いんですよね。
表題作続編通じて何かにつけラブラブなディックとユウトが見られました。
そうかディックはユウトの尻に敷かれているのか!!
甘甘でした。
彼らにはごちそうさまでしたと言いたい。
交渉人なロブも格好良かったです。
シリーズファンにもロブファンにもお勧めの一冊。
まず、表題作について。
ロブ主演。オールスター、ユウトやディック以外にもあの人この人みんな出てくれて大サービス。みんな一番落ち着ける場所で、自分にあったお仕事をしています。一安心。
ストーリーは、事件に巻き込まれたロブのボディガードをヨシュアが請け負うことから展開していきます。DEADLOCK本編が映画なら、こっちは推理ドラマっていう感じ。毎週少しずつ解き明かされていくみたいな。
それにしても、ロブ君どうしてこんなにいい人なんだ。自分が狙われているっていうのに、常に落ち着いて、周囲のことに気を配り・・・といいながら、肝心なところで抜けてましたが。
そして、「SIMPLEX」で書かれなかった二人の背景や、関係のあやふやな部分が「DUPLEX」において全てすっきりと解決してくれて、うれしいうれしい。
今度のストーリーは、立てこもり事件の交渉人の話。人質はユウト!と幼児。交渉人の代役としてロブが活躍しますが、このお話はヨシュア目線で進みます。とにかく彼がグルグルしっぱなしですから。
それにしても、結局どういう感想が残ったかといえば、魅力的な男性がいっぱい出てくる中で、一番理想的なのはロブだなっということです。頭がキレて安定した職に就き、料理上手でひとの心の機微を敏感に感じ取ってくれる。勇敢なところもあり、外見も悪くない。ああ、惜しむらくはゲイだということ・・・(これは誰にも言えることでしょうが)
ユウトはなんだかんだ言っても可愛く、ディックはカッコイイ。でも何かしら欠点がありますよね。例えば無鉄砲とか、言葉が足りないとか。
その点ロブは完璧です。完璧すぎて困っちゃいそうですが、重箱の隅をつつくような神経質さも感じない。いつも飄々として、場の雰囲気を壊さない。彼からなら、きついお叱りを受けても納得できちゃう感じだものね。というわけで、ロブへの賛辞でした。
それからヨシュア君ですが、やっぱり辛い過去があったんですね。書き下ろしは彼の心の動きを追って、なぜロブを受け入れることにしたのか納得させてくれます。ストレートなのに受けちゃいますから、ロブが自分が受けてもいいと言うにも拘らずにですよ。しかし、あなたの言動からすると、今後リバもありなんでしょうか?
それから、イラストも最高です。本編といい今回といい、きちんとアメリカっぽいですよね。私個人の好みの問題だとは思いますが、表紙の右のヨシュア君、もっとクルックルしてもうちょっと白っぽい金髪希望です。もうちょっと童顔でも可。ちょうど天使みたいな感じが頭に浮かんじゃうんですよね。で、ロブはどういうわけかもっと丸っこぃイメージがあってしょうがない。どこにもそんな表記は無かったと思うんだけど、もうちょっとルックスが残念な人でも全然問題ないって思っちゃう。
DEADLOCKシリーズを読んですぐ購入するつもりが、ちょっと間が空いてしまったのだけれど、読んでしまったらまたすぐSIMPLEXの世界観に引き込まれました。
どんだけ間が空いてもこの作品はやはり素晴らしいと実感。
一回読むと最後まで止まりません(笑
私はDEADLOCKの時から、ユウトを優しく励ましたり、アドバイスをくれたり、はたまた口説いたりしちゃうロブが本当に大好きで、ロブにも幸せになってほしいなぁと思っていたのでこのSIMPLEXでついにロブも幸せに!!って思うと読む前からニヨニヨしてしまいました。
だって相手のヨシュアがこれまためちゃくちゃ可愛くて!!人づきあいがうまくできないところとか、猫舌なところとか、しぐさ一つ一つがすっごく可愛くて、ロブじゃないけどめちゃくちゃ愛しい気持ちになりました。
ヨシュアは強いし、守る側なのに妙に守護翼をそそられます*
ヨシュア視点のDUPLEXでは顔面が崩壊するくらいニヨニヨしました。
ヨシュア可愛いよ~・・・可愛いよ~って(笑
あと気になっていた、ディック×ユウトコンビの方も、仲睦まじい様子で良かった。ディックがユウトの尻に敷かれている様子は、何かほほえましくてつい笑っちゃいました。。
やっぱりロブとヨシュアがメインなので二人の描写は少なかったけれど、
少しの描写でも二人の絆がいかに固く結ばれているか、二人がいかに愛し合っているか、幸せであるか、というのがビシビシ伝わってきます。
本当にバカップルです。周囲公認です(笑
何があってもこの二人は大丈夫だろうなぁと実感。
個人的にBL作品の中でもかなりすきなカプなので、ああ幸せそうでよかった・・・と素直に思いました。
DEADLOCKシリーズ、この外伝を持っておそらく締めくくりなのでしょうが、本当に大好きな作品なので、これからも支持していきたいなあと思います♪
文庫で何時でるかわからないからと雑誌の方を買っていたのに、実は雑誌の方を読んでいなかったことにこれを読んでみて気づきました。
でも、雑誌に掲載された部分はどちらかと言うと中途半端な感じ(とりあえず思いは伝わったし相手も受け入れてくれたけど、それ以上でもそれ以下でもない…みたいな?)
だったので文庫本になってヨシュアの気持ちがはっきりとしてくれて良かった。
本編では失恋をして、同人誌の中でもずっと悶々状態だったロブがかわいそうだったので、今回この外伝の中でちゃんとロブの想いを受け止めてくれる人が見つかってよかったと本当に思います。
それからやっぱりこれを読んで一番嬉しかったのが、ユウトとディックの二人の仲睦まじい様子も見れた事ですね。ユウトの心からの笑顔みたかったですもん。
そして意外というか、いやむしろ当然というか、ディックの尻に敷かれ具合に笑わせてもらいました。ピザの件なんて特に(笑)ディックってほんとユウトの事好きだったのね~
みなさんどうか 末永くお幸せに。
【カップリング】真性ゲイの犯罪心理学者×ノーマル美人ボディガード
名作「DEAD LOCK」の外伝。
「DEAD LOCK」では、ユウトを明るく支えていたロブが主人公です。
物語は「DEAD SHOT」完結後半年(だったかな)
ロブのユウトへの恋は、完全に敗れてしまったその後も
ロブとユウトそしてディック、ネト、トーニャの友情は続いていて
ロブの誕生日パーティからスタートします。
「DEAD LOCK」シリーズよりもサスペンス色が強く
モーガンフリーマンが出ていた「コレクター」っていう映画っぽいお話ですた。
気になるロブのお相手は、艶やかなホワイトブロンド
エメラルドのような緑の瞳、まっすぐ伸びた細い鼻梁
その下には完璧なフォルムを持った赤い唇。
これはまたとんでもない美形がいたものだという年下美人のヨシュア。
セレブ専門のボディガードをしているディックの同僚で
美人な顔に似合わず腕っ節は強いというw
「DEAD LOCK」の二人も登場し、相変わらずのアツアツぶりを披露。
とっても幸せな気分になりました。