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「STAY」に引き続き嬉しすぎる番外編「AWAY」。
今回もディックにユウト、ロブにヨシュア、そしてダグとルイスのカップルまで加わった、最強といっても過言ではない番外編集です。
それぞれのカップルが仲むつまじく、時折衝突してはまた相手の素晴らしさを知ってどんどん絆を深めていきます。
とくに今回の番外編、ユウトにとっては試練といってもいいぐらいに厳しいエピソードが入っていました。
ええいディックめ!とやはり責めてしまうのはディックなんですが(笑)いや、不可抗力なんだけど。
どこまでもユウトの心が広く大きく、そしていかにディックを愛しているかが伝わってきて、思わず泣いてしまいました。
やっぱり、二人の絆は揺るがない。
書き下ろしも、ユウトの格好良さといじらしさに胸をうたれました。
これはもう、ね。ディックめ!なんですけど。笑
ここに登場する人たちは、みんな魅力に溢れています。
あるカップルが悩めばあるカップルが背中を押し、そしてカップルの周りのみんなが、優しい眼差しでそれらを見つめている。
だからどんな苦境でも、乗り越えていっているのかもしれません。
勿論、カップルの絆が強いことが一番なんですけどね。
親友のような、人目のないところでは甘~い、お互いがお互いを尊重し助け合っているカップル、ディック&ユウト。
年上の包容力で包み、けれど年下の可愛さににやけっぱなし、見ていてハラハラするけれど、なんだかんだとラブラブカップルな、ロブ&ヨシュア。
尻に敷いていそうだけれど、実のところ相手の真っ直ぐさにたじたじ、まだまだこれから絆を深めていくカップル、ダグ&ルイス。
それぞれ全く違うカップルのその後がうかがえてとっても楽しめました。
ぜひ番外編3を!と願ってしまうほど、まだまだ「DEAD LOCK」シリーズのお話が読みたいです。
本編、外伝、そしてこの番外編。
どんなことがあっても手放さないシリーズです。
表紙のディックが男前!優しい視線の先に誰がいるかなんて…分かりきったことですね。
幸せいっぱい、胸いっぱいです!
ファン待望の番外総集編、その2。
うっとりするような高階先生の素敵な表紙は、2冊並べて楽しみたい。
優しく微笑むディックの側には、ユウティもいるのが嬉しい。
中身はハードな本編とは打って変わり、
ちょっとした事件があったりもするが、基本その後の甘い日々。
3カップルそれぞれ、関係性の違いが浮き彫りになるのも面白い。
私は断然ディック×ユウトCP(というよりユウト!)贔屓なのだが
これを読んでロブの魅力を再評価(語る台詞の含蓄たるや!)、
ロブとヨシュアへの愛もすごく深まり、
全然どうでも良かったwダグとルイスに対しての見方も変わりました。
どのカップルも、それぞれがちゃんと「男」なのがやはり魅力。
美貌と鍛えられた肉体、仕事に対する真摯さ、仲間への情、
に加えて時に情けなかったり、可愛らしかったりもあり、
さらには自分のパートナーへの強く溢れる想いを隠さない。
こんないい男達がこんなにいるところを、こっそり覗きたい!
ロブとヨシュアの結婚式は微笑ましくジンワリとし、
記憶喪失ネタ(ベタ……と思ったのだったが!)や書き下ろしは
ディックの過去の痛みに絡む話だけに、胸を締め付けられた。
それだけに、その後の甘い二人の姿は本当に感無量。
今年の全サはパコとトーニャの結論……らしいのだが
個人的にはそこははっきりしないままでいいかなぁ。
どうもシリーズはこれで最後らしいのは残念でならないのだが、
彼らのきっと100年経っても変わらぬ愛に、
遠くから思いを馳せ続けたい。
*評価はシリーズ全体に敬意を表して。
このシリーズのファンだったら、間違いなく幸せな気分になります。
シリーズ番外編集、第2弾。
HARD TIMEのダグとルイスの番外編は全てこちらに収録されています。
一番読みたかったロブとヨシュアの結婚式のエピソードは、思ったほどドラマティックでもエロ濃厚でもなかったけど、その穏やかさが何とも彼ららしくて良い!と思えました。
タキシードを着るでもなく、教会に行くでもなく、お揃いのシャツとジーンズ姿で、家族や友人たちの前で愛を誓い合う二人。
恋人であると同時に、師弟や家族としても良い関係を築いているところがいかにも年の差カプらしくて良いなと思いました。
ディックやルイスたちの番外編に登場してはイチャついている二人に(ロブではないですが)ニヤニヤが止まりません。
ヨシュアが俳優デビューするエピソードもそのうちどこかで読めたら嬉しいのですが…w
ディックとユウトは、英田さんも書かれているように友人のような対等感ある関係が素敵。
人前ではベタベタしない分、二人でいるときの格別に甘い雰囲気が良いです。
書き下ろし「Lifetime of love」は、ディックの亡くなった元恋人・ノエルの弟が訪ねてきて、ユウトに敵愾心をむき出しにするという話。
ノエルの昔の映像に涙しつつもユウトへの愛は揺るぎないディックと、
嫉妬心よりもディックや弟の悲しみを汲んで彼らを思いやるユウト。
どこまでも優しく愛情深い二人に胸が温かくなる物語でした。
本編ではあまり印象に残らなかったダグとルイスも、まとめて番外編で読むとなかなか良いカップルだなと再評価。
ルイスを「あなた」と呼び尽くすダグにも、
元ノンケのダグに引け目を感じていたり、ときに甘えたりするルイスにも萌えました。
全体として、第1弾に比べると大きな喧嘩や事件は少なめ(ディックの記憶喪失くらい?)。
そのかわり、結婚やカミングアウトの有無といったLGBTにつきものの題材はしっかり盛り込まれており、やはり読み応えある番外編集でした。
前巻同様、恋人同士のエピソーだけでなく様々な登場人物がストーリーに関わってくる点も大変好み。
本書単独では評価は萌×2寄りですが、番外編集を出して下さったことに対する感謝の気持ちも込めて神評価とさせて頂きます☆
DEADLOCK番外編その2
前回はひたすら痴話喧嘩してて、はいはいごちそうーさま、という感じの充実感でしたが、今回はもうなんと言えば良いんでしょうか……。
甘くて胸焼けがしてお腹がいっぱいです(はふぅ)
ディック×ユウト、ロブ×ヨシュア、ダグ×ルイスと、それぞれのカップルを少し長めの短編でしっかりと描写されていて、非常に読み応えがありました。
読んでる途中から段々とその甘さに居たたまれなくなり、何だかとても恥ずかしくなってきて、ベッドの上でごろごろと転がってました。
何こいつら! 恥ずかしい! 何だかみんな恋愛覚えたてみたいな空気でういういしい! 恥ずかし! 恥ずかし!
と、ひとり訳の分からないことをぶつぶつと呟きながら読まなければならないくらい、他人の蜜月をのぞき見しているような気まずさがありました。
他が目に入らないほど夢中になってる恋愛は、他人から見たら大体しらけるものですが、この人達の恋愛はもう見てるだけで幸せ。
その幸せを一緒に祝わせて欲しい、というくらい微笑ましい。
もうずっとそうやって、それぞれがイチャついてればいいよ、それを遠くから温く見守るからという気分です。
短編だからと物足りなさは一切無く、短いお話の中にみっちりと中身が詰まっていました。
家族との確執や、恋人との距離感、記憶喪失に元彼の家族との再会などなど、普通のBLでは描かれない行間の部分を読めて最高に幸せでした。
これで終わってしまうのは寂しい気がしますが、宝石箱のようなキラキラした彼らの恋心を、大切に本棚にしまって時折読み返したいと思います。
このシリーズに出会えて良かった。
楽しみにしていた番外編第二弾。読みました。幸せでした。
第一弾「STAY」と比べるとディックとユウト以外の人々にフォーカスされているお話が多くなっています。バラエティに富んでいて楽しいと取るか、もっとディックとユウトのお話を読みたかったと感じるかで、評価が分かれるのかなぁ。私は正直…ちょっぴり後者寄りなのですが、それでも迷いなく「神」評価にできる作品でした。
「DEADLOCK」から「DEADSHOT」までと比べて、ディックという男性が身近に感じられるのが印象的です。表紙のディックの表情もとても優しく、リラックスしていて、刑務所でユウトと出会うもっと前のディックが垣間見えて、なんと言いますか…愛おしくなりました。紆余曲折がありつつも沢山の仲間や家族に囲まれて過ぎていく二人の時間がいつまでも続いてほしいと心から思います。
この第二弾に収録されていると勝手に思い込んでいたエピソードが収録されていなかったので、もしや第三弾があるのでは…!?と妄想しながら「STAY」「AWAY」を読み返すことにします。