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自称スピンオフ厨なのですが、このシリーズだけはメインCP(ディックとユウト)が一番好きなんだな…と自覚してしまいましたw
CPにハマらなかったとはいえ、作品は面白かった~!
受けのキャラとしてルイスはかなり好きなタイプなんですけどね~、ダグにやや物足りなさを…とはいえ、まさかの真面目なヘテロがルイスの運命の相手っていう組み合わせがよいのだと思いますが。
お互いに素直になれずにギクシャクする出会ってすぐの頃から、徐々に好きが募って心に隙ができて腹の内を明かせるようになっていく、最初のイメージが後半は逆転して…キャラクターの変化する内面が感じられてグッときました。自己肯定感の低さって自分ではなく他人を傷つけることがあるんだよなっていう、ルイスという複雑なキャラクターに普遍的なメッセージを見出してしまいました。
人気小説家と映画のディレクター、小説のエージェントっていうアメリカのエンタメ業界の裏話っぽいところも読み応えあり、もちろんご近所さん(?)としてちょいちょい顔を出すディックとユウトの甘いムードも最高でした!!
最悪な別れ方をした一夜の相手と仕事で再会!?
刑事と容疑者な関係にハラハラ。
お互い惹かれあってるのに愛が続くのかの不安で進まないのがもどかし~~~
逃げ腰なルイスに真っ直ぐぶつかるダグにキュンでした!!
ダグはノンケでゲイかもしれないと悩んで、行動と発言が伴わなくなったりするんだけど、それもルイスに惹かれてるからこそ!
先読みしすぎて逃げるのも、未来の約束ができないのも、保身で思いやりがないってとこから、最後は素直に心から未来を約束したい傍にいたいって言えるようになって良かったです。
事件の容疑者はあの人かなぁ~ってのは読んでくうちに分かるんですが、本当に?本当に??って思いながら読むの楽しくも辛かった……
事件を通して、言わないと分からない、歩み寄らないと分からない、そういのをダグとルイスは歩み寄れて感無量!!
えっちに慣れてるルイスと初めてなダグのやり取りもかわっわいい!!
DEADLOCKオールスターなのも楽しい1冊!!
これまでを知ってるとより楽しいけど、これまでほとんどと言っていいくらい絡んでない2人のお話なので単独でもオススメしたい!
「DEADLOCK」シリーズの中からの、ダグとルイスの出会い編。
私はソフトカバー版未読のため、彼らの馴れ初めを初めて読みました。
なるほど、こんな始まりだったのね…
潜在ゲイを疑うダグの実験台?になったルイスは、翌朝酔って覚えてない、申し訳なかった、忘れてくれ、と言われる。これは傷つくよなぁ。
と思う間もなく、トラブルのあった相手が殺される事件が起き、ルイスは殺人の容疑者、ダグは事件を調べる刑事となり…とグイグイ作品世界に引き込まれます。
物語は、この殺人事件およびルイスへの脅迫事件の犯人探しと、ノンケでありたいダグがどう自分自身を認めてルイスと恋愛関係になるか、という二本立ての展開となります。
犯人は…途中でわかりました。その動機…つらいよね…
自分の持っている幸せにきちんと感謝しなけりゃいけない。でもこれって日本人は得意ではない。
幸せ自慢みたいなのってためらうじゃないですか。私なんて、ウチなんて、っていう不幸自慢の方が人様を立てるような気がしてしまう。
ルイスも何かしら不安材料をあげて自分の持つ幸福を下げていたから、より深い憎悪のようなものを呼んでしまった…
犯人のした事は罪深い。でもそんな風に心がゆがむ危険は誰にでもあるなぁと思う。
隣の芝生は青いんだものね…
犯人側のリアルな心情を描き切り、苦さをにじませる手腕にも敬服いたします。
ダグとルイスの恋愛模様は、一度堰をきったらもう甘々。こちらは心配なし。
「DEADLOCK」シリーズのオールスターも総登場で、勿論ディック&ユウト、ロブ&ヨシュア、ネト、パコ、皆の間に暖かい交流、友情が生まれるラストです。
「Stay by my side」
文庫化に際しての書き下ろし。
現在のダグとルイスの甘々同居生活の様子。
この「DEADLOCK」のシリーズは本当に外国人作家の翻訳物みたい。すごく面白いです。どのCPもリアルな男同士のカップルとして生き生きとしています。
ダグとルイスの出会いの物語です。
ソフトカバー版は未読だったので、文庫化とっても嬉しいです!
あらすじにあるように、ディックとユウトも出てきます!
シリーズものとして、個々のキャラクターの骨格がしっかりしてるので本当に楽しめます。
ダグが元カノに性的嗜好について指摘された際の比喩として「本当は猫が好きなのに、そのことには気づかず犬しかいないペットショップをうろうろしては、理想のペットがいないと嘆いているようなものだ」というのがとてもしっくりきました。
酔っぱらって覚えてないという失態から始まる二人ですが、思いあうまでの過程がとても丁寧に描かれていて、事件も絡めながら楽しめました。
過程を本当に楽しめる作家さんなのでシリーズ作品としてもお薦めです!
ソフトカバーを持っていますが(家のどこかにはあるはず)書下ろしが読みたくて購入。本編の方は確か先生が変えていないと呟いておられましたので、短編の方についてのみ評価、レビューをします。ちなみに本編と短編の間に1枚、高階先生がダグ&ルイスを(多分)新しく描いてくださってますが、これ以外に挿絵がないのがやはり残念・・・
短編は、本編後、同居を始めて半年後です。ルイスがようやく執筆が終わった・・・とよろよろ書斎から出てくるシーンから始まりますw 小説家に関する記載はやっぱり秀逸ですよねw お疲れ様、ルイス♡といそいそお世話をするダグわんこが超可愛い。にやにやが止まりません。
でちょっと休憩した後、お買い物に行きたいというルイスのお願いにより、二人でお出かけ。その立ち寄り先でディックとユウトとばったり会ってお茶したり・・・というまったりくつろぎ話。ダグとルイスの感じている幸せがむわーんと伝わってくるお話でしたので本編同様、萌2にします。
大好きな人と一緒に眠るのって幸せですよね。羨ましいーダグとルイスの幸せ話を補給できてハッピーでした!