高階佑さんのレビュー一覧

ラブレター 神様も知らない(3) 小説

高遠琉加  高階佑 

それぞれの祈り

この結末しかないだろう……そうは思っていた。
でも切ない。

続刊を楽しみにしていた読み応えのあるサスペンスロマン、
「神様も知らない」「楽園の蛇」に続き、ついに完結編。
最後まで目が離せず一気に読み進めたが
近づく悲劇の足音に、ざわつく胸を押さえらずに読んだ。

 *前巻までの内容は記しますし、「ネタバレ」表示にはしますが
  この3巻の展開に関するネタは、やはり実際に読んで欲…

13

駆け引きの恋愛バトル 小説

真船るのあ  高階佑 

攻×攻?

帯「互いに一歩も引かない 攻×攻バトルの結末は…!?」

う~ん、タイトルと帯でアオりすぎたのが敗因かも。
ちょっと期待はずれでした。
もうちょい「どっちなの?」っていう雰囲気があれば良かったです。

二人のやりとりとかストーリーも結構おもしろいけど
高階さんのイラストがなければ、そんなに萌えなかったかも。
設定がいいだけに残念でした。

特筆するのは、やはり 裸エプロン♪

0

ラブレター 神様も知らない(3) 小説

高遠琉加  高階佑 

大人ミステリー完結

シリーズ1作目から読みごたえがあった本格ミステリーのラブもの。
次はいつ出るのかと首を長くして待っていた甲斐がある程に面白かった。
サスペンスドラマ風でありながら軽さが一切無くて作中にどんどん惹きこまれる。

13歳の夜から始まった司と佐季の物語、骨太ミステリーで、
絶対ありきたりなハッピーエンドな展開にはならない、なりようがないと思いつつ
目が離せない作品のラストはそれでも事件解決後…

15

ラブレター 神様も知らない(3) 小説

高遠琉加  高階佑 

光を求める人達

完結しました。
1巻で謎を提起し、2巻で流と事件の関わりの過去を見せ、そしてこのラスト巻は全てに決着がつくのではありますが、事件には何か必ず理由がある。
これは佐季編と呼んでもいいのかもしれません。

執念を持って佐季を洗うために長野へ出かけた流と、司が脅されていることを知り彼を心配して調べ始めた慧介のそれぞれの線が結びつき、当時13歳の子供2人の繋がりの可能性を見出した時。
佐季の姿が…

7

ラブレター 神様も知らない(3) 小説

高遠琉加  高階佑 

タイトルが全て

切なく物哀しいラストでした。(バッドエンドではないけど)こういう結末以外にありえない話だとも思います。でもその表現が高遠さんはやはりお上手なんですよね。腕があるというか。「ラブレター」には泣かされます。読まれる方はハンカチ、ティッシュの準備をお忘れなく。

流と佐季のラストシーンも泣かされますが、佐季の人生に救いがあって良かったなと思えました。それにしても「佐季どんだけ魔性だったんだ」の巻でも…

11

ワケアリ 小説

中原一也  高階佑 

男臭さは意外にあっさり

ネタバレなしで書きたいと思います。

ザザッとあらすじを読みその世界と、高階さんのいかにも男臭ーーい表紙に惹かれて購入したわけですが…ちょっと肩透かし?


攻めは元ヤクザのマグロ漁船船長、浅倉36歳。

いわゆる魔性の受け、志岐は25歳。
ワケありのため、マグロ漁船に乗船中。


閉ざされた空間に男だらけ!
しかもマグロ漁船!
なんだか個人的には萌えるシチュエーションな…

3

DEADLOCK 3 DEADSHOT 小説

英田サキ  高階佑 

遅ればせながら

完結まで読みました!

刑務所だったり、FBIにCIAに政治も絡んでいたりと
他の方もおっしゃっているように
アクション映画を見ているような展開でした

内容も、流れるような読みやすさも、それぞれの人物もすごくいいっ
小説なのに情景や人物の想像も自然に頭に浮かびました。

特に私、コルブスとロブが好きです!
で、主なお二人・ユウトと特にディックは、イマイチはまれませんでした・・…

4

闇夜のサンクチュアリ 小説

高岡ミズミ  高階佑 

何かが足りない


挿絵買いです。

高岡さんの作品は2作目ですが、これもイマイチ…。

1冊目に読んだものが本当につまらなかったので、期待せずに読んでもなおイマイチでした。

表紙と挿絵は申し分ないです。本当に綺麗です。

肝心な中身ですが、読み終わっても何も感じませんし何も残りませんでした。

1

DEADLOCK 小説

英田サキ  高階佑 

この作家さん合わないです…

人気作家さんですよね…何でですかねぇ状態です。
みなさん、イラストに釣られてないですか?と本気で聞きたい。
でも人気作品。
何て言うか、中途半端なんです。
BLというには淡々としすぎてて、ライトノベルにするには話が練られてないし…というか根本的な文章力に差があります。スカスカしてるんですよ。
これを読むなら無名のライトノベルを普通に買った方が楽しめます。
BLってハーレクインが醍醐…

11

白夜に青い花 小説

華藤えれな  高階佑 

今回は外しました…(涙

個人的に当たり外れが激しい作者さんです。
ドラマティックな心理描写や展開に、大抵は凄く引き込まれてハマるのですが…時たま、駄目な時は本当に駄目。この作品は後者でした。

歯の浮くような、といえば良いんでしょうか?
心理描写や台詞が随所で説明くさく大袈裟に感じられてしまって、攻めの葛藤やら受けの一途な切なさやら、折角の美味しい描写が真情として伝わってこない。
その為感情移入しづらいので、話…

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