高緒拾さんのレビュー一覧

ランブル・ラッシュ コミック

高緒拾  神室晶 

飯島課長、大好きです!

表紙を見て、”ええーっ!ちょっとこのオヤジいやだ。カッコつけすぎ”とか”ハードボイルド?”と思った人は、思い切り裏切られてください。
この表紙の人物こそ「飯島課長」とんでもオヤジです。
愉快で楽しくて、エロい係長に惑わされてくださいね。って、自分もすっかりファンになった一人なんですが・・・

表題作はズバリ「痴漢電車」でありますよ!
飯島課長は実は鉄道会社の社員なのです。
イケない欲望…

3

箍冬 -cotoh- 小説

水原とほる  高緒拾 

魔性の本

萌萌萌。(MAX:萌萌萌:神に近い)
白神組代行の岡林×岡林の「伴侶」の雪洋、『夏陰』の続編。
デビュー作でいきなり続編てことは、結構な支持を受けたんですね。
否応無しに引きずり込まれるような力があるので、それも納得です。

ヤクザに力ずくでモノにされる一般人というある意味テンプレ話ですが、このシリーズで重要なのは雪洋はあくまでも岡林のいうところのバシタ、つまり「伴侶」であることです。

7

夏陰 -cain- 小説

水原とほる  高緒拾 

衝撃の水原とほる初体験記念本

萌萌萌。(MAX:萌萌萌:神に近い)
白神組代行・岡林×美貌の苦学生・雪洋の、ヤクザの一目惚れ激愛話だよ♪…と思わず茶化して濁したいくらい、同じような設定のヤクザ攻めものとは一段階も二段階もシビアだし痛い。
甘いヤクザものに慣れていると、ちょっとしたパンチを喰らう。
マイ陵辱クイーンの座をずっと温め続けている水原さんですが、改めて目を通してみればこのデビュー作からすでに貫禄が…。笑

大…

9

FRAGILE 小説

木原音瀬  高緒拾 

BLサイコホラーの金字塔と言ってよいのでは…

予備知識無し、あらすじも監禁ものっぽい?という部分だけでほとんど見ずに読みました。
表紙イラストが…すごく…地雷臭がします…と思いつつ、です。

読み始めてすぐ、主人公の大河内がつくづくろくな人間ではないな!と分かります。もう本当に…清々しいほどの小者ぶりと言えば良いのでしょうか。
そして青池は、まあそれだけの仕打ちを受けていれば暴力的な行動に出ても仕方ないかな、とは思いました。(暴力行為…

4

イケナイ男 コミック

高緒拾  神室晶 

エロコメ

萌えたというよりかは面白かった、かな。
久しぶりに漫画を笑いながら読みました。

普通さぁ~、彼氏に早いって言われて
そっち系の仕事の面接に行こうと思うか?
・・・・・・ビデオ俳優だべ。

そんなおバカな軽いノリがイイ。(褒めてます)

世界観が全部そのノリで形成されているから
いっそ清々しいくらい楽しく何も考えずに読めました。
コメディ万歳。エロコメだね。

カメラに飛…

1

海鳴 コミック

高緒拾  神室晶 

隠れた名作

初めてこの方の作品を読みましたが
筋肉初心者の方でもさくっといけるタッチの絵です
むしろ導入に持ってこい。

なによりも表題作と書き下ろし「ラスト・キス」が秀逸です。
読む前は「エロが多いのかなー」と思っていましたが
普通のBLよりも心理描写が適格。
筋肉に騙されてはいけません(笑)

「海鳴」
尚吾のある意味一途な無鉄砲さというかなーんもわかってないところに
先生の欠けた感…

2

FRAGILE 小説

木原音瀬  高緒拾 

深い・・・

正直、萌えに期待はしていなかったのですが、いやいや・・・非常に萌えました。

レビューや前評判から、そうとう精神的にヤバイのはわかっていたので、ビクビクしながら読み始めました。
覚悟してたぶん、衝撃は少なかったです。監禁・調教シーンはエグかったですけどね・・・
前半はBLということを忘れて読みました。

大河内は卑怯でどうしようもない男だと思うのですが、なぜか嫌いになれなかったです。

15

夏陰 -cain- 小説

水原とほる  高緒拾 

心に残る一冊です

現実にこんなことがあったらどうしようと本気で雪洋の立場で考えちゃいました。「俺のモノになれ」で監禁生活はよくある話ですが、本気の暴力・脅迫・快楽攻めで縛りつけようとする岡林の鬼畜極道ぶりは甘さがなくひたすらビターです。雪洋が岡林が傲慢に力まかせ強引なほど受け止められないのも無理ないです。
それでも愛されていることを時間をかけて消化し今後を思い行く先がどこにあるのか。
一方的で強引な愛を受ける立…

1

箍冬 -cotoh- 小説

水原とほる  高緒拾 

鬼畜「夏陰」の続編

表現はハードなのかも知れませんが、私は前作「夏陰」よりもあまあまになってると思いました→岡林。
どこがぁ~~~~~ってツッコミ入れられるかも知れませんが、夏陰の方では雪洋に対してどこかよくわからずに暴力振るっていた印象があったのです。
自分でもよくわからないけど……みたいな。
でも今回はどう見ても執着、嫉妬。
とにかくほしいぃ~~~っていう前回から、自分には絶対に欲しい人間(モノ)だから逃…

10

夏陰 -cain- 小説

水原とほる  高緒拾 

勇気ある水原さんの原点

本棚に残っていたので、かなり気に入った作品だったのだとは思う。
2003年発売、当時すぐに買って読んだのだと思うが、どこが良かったんだろう自分。。。
でもこれで水原さんの作品を作家買いすることになって、この本が水原さんのノベルズデビューなのでその後ほとんどの本を読んでいるはず。
でも今読み返すとなんでそんなにはまったのかわからない(苦笑)

推測するに、BLにあまりないハードさに惹かれた…

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