高星麻子さんのレビュー一覧

恋はおとぎ話みたいに 小説

秋山みち花  高星麻子 

甘くてちょっと切ない話です。

攻が受けを可愛い可愛いしているお話でした。
受け溺愛系のお話が読みたい時には良いかもです。
ただ、受けはなんというか、不幸な生い立ちで苦労もしているし家族の縁も薄く。
作中ではそれなりに辛いこともあったりするので、ただ溺愛されてるってだけではないのですが。
それでも十分甘いお話でした。
なんと言っても攻のスキンシップ、外人さん攻めだからでしょうね、さりげなく肩を抱いたり、腰に手を回したり…

1

不器用なテレパシー 小説

月村奎  高星麻子 

不器用で一途な幼なじみもの

お互いに気持ちを確認し合ったことはないけれど、お互いを想う気持ちは同じだと信じて、俳優を目指して上京する幼なじみの颯について行った諒矢。
幼なじみの夢を支えたい諒矢は、掛け持ちのアルバイトでやせ細って、帰省した際に母親に心配されても、ちっとも気にならないくらい、幸せだった。
なのに突然、それを「迷惑だ」と言われ、別れてから2年。
新しい暮らしの中で別離の傷も次第に癒え、俳優として活躍しだした…

3

不器用なテレパシー 小説

月村奎  高星麻子 

思い合う気持ちが強すぎた故の別れの後に

幼なじみ同士の切ないけれど何者にも代えられない恋故の擦れ違いを描いたラブです。
双子のシンパシーみたいな感じなのでしょうか、同い年で同じアパートの隣室で
共に暮らして育ったただ一人の幼なじみ同士の言葉が無くても分かり合える
精神的な深い繋がりが、テレパシーみたいに感じられる絆。

お話は受け様視点がメインで、役者を志して上京した攻め様に無理やり付いて行く
形で共に上京し、半年後に、酷い…

3

美少年は32歳!? 小説

水無月さらら  高星麻子 

キャラクターだけでも『萌』です!

突然ですが、現在、『ひとり水無月さらら(過去作)祭り』をひっそり開催中です。『元カレと今カレと僕』のレビューにも書きましたが、なんか勝手な思い込みで『読むまでもない』と位置づけてしまっていた作家さんに(もちろんいい意味で)ノックアウトされてしまい、大変なご無礼を~!とひれ伏したい気分になって、過去作を大人買いして絶賛読み漁り中なんです(水無月さんオンリーではなく、他の作家さんと取り混ぜながら読んで…

4

全寮制櫻林館学院~ルネサンス~ 小説

雪代鞠絵  高星麻子 

ちょっとショック……。

 シリーズ2作目です。

 ソルトラムと呼ばれる学院のエリート集団のメンバー・白伊香月は、尊敬する兄達に倣い、エリート中のエリートの証である学院の生徒会長になるのが目標の優等生であった。
 そのため、香月は品行方正な真面目を絵に描いたような生活をしていた。
 そんな香月の幼馴染み・奥園蓮は、香月とは正反対の奔放すぎる生活と振る舞いをしていて、香月を怒らせてばかりいた。
 そんな蓮のことな…

0

恋はおとぎ話みたいに 小説

秋山みち花  高星麻子 

気分はマイフェアレディ

作者の弁によるとマイフェアレディ風な作品だと言う事でしたね。
全体的に全てが甘い雰囲気のお話ではあるのですが、所々で受け様が
苛められるようなお話でもあるし、思いがけない出生の秘密が明らかになる展開です。

母親を亡くしてから唯一の身内だった叔父が亡くなり、突然叔母に追い出される
可愛そうな受け様、叔父の為に入院費などもバイトで工面して、貯金も0円
一文無しで追い出されて、公園にいた受…

3

蜜色カノン 小説

柊平ハルモ  高星麻子 

似たような話はある

親の急死で困っているところ、かつて親に世話になったからと面倒をみてくれる・・・
とよくある(実生活ではないけど)シチュエーションですが、裏のない登場人物達で
逆に新鮮でした。あまあまです。

イラストもキレイ。主人公の彩斗が女性的なのが私的には減点ですが
きらいではないです。

1

薔薇と接吻 小説

杉原理生  高星麻子 

おとぎ話みたい

ヴァンパイヤのお話に詳しくないので、夜の種族や浄化者・契約者など色々出てきてこれ以上でてきたら説明を流し読みしようと決めたところで、ちょうどそれ以上増えなかったので理解できる範囲でよかったです。読んで字のごとくなのも多いので分かりやすい方かもしれません。

攻の櫂が王子様みたいでとても素敵でした。攻が薔薇の体臭って普通なら大笑いしちゃってとてもステキ!とは思えないんだけど、ヴァンパイヤというの…

6

お嫁さんになりたい 小説

黒崎あつし  高星麻子 

BL本の表紙じゃないですよね・・・

いや、すっごく綺麗で可愛くていいんですが。

イロモノ、ですよね~。『女の子として育てられた』ってだけでもそうだと思います。でも、意外とシリアスタッチなんですよ。未希(受)が、生い立ちのわりにあまりにも純粋です。もっと捻くれてても無理はないと思うんですが、このピュアさが上手く活かされてましたね。秀治(攻)のヘタレ具合もよかったですよ。16歳に押されて押し負けちゃうあたりが。まあ、もともと以前…

0

Try Me Free 小説

松前侑里  高星麻子 

売り込み。

冴(受)が、元気で一生懸命で押せ押せなんですが、それが全然うっとうしく感じませんでした。もう清々しいくらいでしたね。ポジションとしては『受』なんですが、ただ待ってるだけの『受け身』じゃないんですよね。そりゃ、隆司(攻)もオチるよな、って微笑ましくなってしまいました。

隆司のキャラクターが、最初のうち掴みにくかったんですが、まあわからないではないです。なにせ相手は15歳の子どもですからね。そり…

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