八田てきさんのレビュー一覧

遥か遠き家 コミック

八田てき 

タイトルが全て

初めてレビューを書きます。ずっと気になっていたのですが中々機会が無くやっと読むことが出来ました。
まず驚いたのは作画の美しさ。表紙から綺麗なのは分かっていたのですが、それ以上に中身の細さに驚きました。このような作品はあまりお目にかかれないのではと思います。

内容ですが、読んでいる途中でも思わず涙が溢れる作品でした。私自身、最近宗教について調べることがあったので、余計に痛いほど彼らの苦しみが…

8

遥か遠き家 コミック

八田てき 

感情移入

大分遅くなりましたが読みました。
感情移入して最後涙が溢れました。
とても素晴らしい作品です。
出会えてよかった。

3

遥か遠き家 コミック

八田てき 

もう二度と読み返せないと思います

ぐっさりと刺さりました。
「二人だけの逃避行」というキーワードが刺さる人なら買いだと思います。
既に言われている通りメリバなので、そこだけは要注意。

お話自体はありがちといえばありがちだと思います。
でも、二人の感情が抜群の画力で綺麗に表現されていて、読み終わったあと(電子購入だったのですが)本棚からこの本を消してしまいました。褒め言葉です。もう表紙を見るだけでも思い出してしんどくて。…

3

遥か遠き家 コミック

八田てき 

良きカタルシス

良かったです!ほハッピーエンドBLが圧倒的に多いなかで、良質な暗い作品を見つけることが難しかったので知れて良かった作品でした!

この作品のように異国が舞台のものを読んだことがなかったので、まさに洋画をみているような感覚になりました。お互いに辛い過去や現状があり、その度に支え合い、、でもうまくいかない。もどかしいですが、お互いの抱えるものがパッと解決できるようなものではないから辛いですね。エッ…

3

遥か遠き家 コミック

八田てき 

ふたりの未来はあれしかなかったのか、、、
あれがふたりにとって幸せだったのか、、、
何度読み返しても、何度自問自答しても、きっと答えを見つける事は私には出来ません。

時は1990年冬のアメリカ
ふらふらと根無草の様な生活をするヘイデン・スチュチワートと敬虔なカトリックの家庭で育つアラン・サヴェリオの二人の短くも濃い人生からの逃避行。

幸せとは何か、、、
愛とは何か、、、

4

遥か遠き家 コミック

八田てき 

美しい

のきなみ神評価なのが頷ける、美しい作画と劇的な物語でした。物語に関しては正直多くの人が"思いつくことのできる"ものだとは思いますが、これを"描くことができる"となると高い画力を持った一握りの作家さんに限られる。
如何せん自分にはカトリックに関する教養や知識が豊かではないので、アランに心を寄せがたいところがありますが。
2人が女性を轢いて、それを置いていっ…

3

遥か遠き家 コミック

八田てき 

映画みたい

歌詞が流れるPVのような数ページから始まる物語。信じられるものはなにもなく、救いの無い世界です。自分が生まれる前に作られた映画を観た後のような、独特の読後感でした。
後半はもうずーっとしんどいです。ラストは辛いんですが、もうそれしかない選択で、彼らはやっと解放されるのか…と安堵にも似た気持ちで見守りました。
萌える恋のお話ではなかったけれど、愛を知らなかった二人が最期に愛し愛されを知った話と言…

2

遥か遠き家 コミック

八田てき 

大好きな作品です

本当に美しいお話でした。余韻がすごいです

2

遥か遠き家 コミック

八田てき 

どうしてもレビューしたかった

商業本を買うようになって3年ほど経ちますが、BL作品にレビューしたことがありませんでした。
この作品にはどうしても想いを伝えたいです。

こんな素晴らしい作品を作り出してくださりありがとうございます。

どんなジャンルを好きなかたでも、もしどこかでこの作品を見つけ、少しでも気になったなら、ぜひ読んでみてください。

3

遥か遠き家 コミック

八田てき 

二人は家に帰れたかな。

太古腐女子的には、何というか、懐かしいような、故郷に帰ったような気持ちになる作品でした。

二人とも、最初に逃げた瞬間からもう帰れる場所はなくて、でもそもそも今いる場所が、帰れる場所だったのかと問われれば甚だ疑問で。
二人は二人のための「帰れる場所」を探して、探した結果があそこだったのだと思います。
幸せを求めるには、二人とも自分のことを許せていなくて、だから出来ることは逃げ出すことだけで…

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