イサヲ
えすとえむさんと華藤えれなさんの合同誌で、闘牛シリーズの関連作。
漫画と小説が交互に綴られます。
正闘牛士ながら戦績はパッとせず、自らの才能に限界を感じているミゲル。
夜な夜な牛のように男に犯され、性欲を発散させることで自己を保つ彼は、自身に憧れる10歳下の弟にも引け目を感じています。
ある夜、どこか弟に似た風貌の弁護士・ホアキンと一夜を過ごし…というのが小説一話目のあらすじ。
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華藤えれなさん、えすとえむさんの合同誌。
華藤さんの闘牛シリーズの元ネタとなるエピソードが散りばめられており、商業誌のパラレルワールドのような世界観を楽しめます。
本作で核となる存在は、亡き天才闘牛士ホセ=クルス。
彼の幻影を追って闘牛の道を極める者、彼らを側で支える者たちの生き様が儚く力強く描かれます。
■ LA COGIDA Y LA MUERTE(負傷と死)by えすとえむ
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