佐々木久美子さんのレビュー一覧

記者と番犬 小説

  佐々木久美子 

設定が活かし切れてない?

洸さんの作品、初読みです。
視点は受け。
読んでみて、今後洸さんの作品に手を出すかはかなり微妙になりました。

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受けは週刊誌で記者をしている吉岡、28歳。
細身で綺麗な顔立ちのわりに、手が早い(殴るの方)。

攻めの多岐は吉岡の2つ年下の幼馴染みで、フリーカメラマン。
ワイルドで長身な外見とは正反対の大型ワンコ系。
********…

1

エスコート 小説

水壬楓子  佐々木久美子 

買うならやっぱり文庫版

『エスコートシリーズ』の一作目で、2003年に出版されたものの文庫版です。
加筆修正され、書き下ろしもついています。
わたしは先に二作目の『ディール』を読んでしまったのですが、読んで一作目にも興味を持ち、どうせならばと新しく出ました文庫版を入手しました。
舞台は人材派遣会社『エスコート』のボディガード部門。
一冊ずつカップルが変わりますが、基本はボディガードのお話です。

今回のカップ…

4

ディール 小説

水壬楓子  佐々木久美子 

文庫化待ちきれず

わたしのイメージで水壬作品は『痛い』なのです。
最初に読んだのが『ラブシーン』だったせいでしょうか。
こちらはエスコートシリーズの二作目です。
が、毎巻メインカップルが違うとお聞きして、一番好みなカップル(年上で飄々とした攻と健気受)であるこちらをチョイス。

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受けの律は落ち着いて見えてもまだ19歳の青年。
現在は秘書として働いています。…

7

エスコート 小説

水壬楓子  佐々木久美子 

書き下ろしのために648円、でも後悔はしません!

書き下ろしのために買いました。

今作は新装版ということもあり、書き下ろしもついているだろうけれど、この二人だっていうことで買わないつもりでいました。
この二人の書き下ろしは別にいいかあと思っていました。
おまけにたとえ脇役で榎本や真城が出ていたとしても、買わないつもりでした。けれど水壬さんのサイトで「ディール」の律っちゃんと延清が出ますとあり、その場で購入決定しました。

延清の出番…

9

神の孵る日 小説

深月ハルカ  佐々木久美子 

珀晶を手元に置いておきたいくらいの可愛さ!


佐々木久美子先生のイラストが美麗!
民俗とか風習とか神様とか大好きですよ~。

難しいかなとも思いましたが、そんなこともなくサクサク読めました。

生まれたばかりの珀晶が可愛いんです!
神様だから、「さま」付けで呼ばれるんですが…
「珀晶」が名前で「さま」は自分の名前じゃないと…無垢すぎて可愛いすぎます!

初めての事ばかりで、色んな事を真似したり覚えていく珀晶にきゅんきゅん…

0

SH(シュガ-ハイ) 小説

井上ハルヲ(オハル)  佐々木久美子 

ビター・ハイ!

新宿鮫ならぬ新宿ツゲという感じで、設定自体は既視感があるし
ストーリー展開も見当がつく話なのだが
それでも、甘みを抑えた作風や個性際立つキャラは魅力的。


かつての事件で、キャリアでありながら不遇なポジションにある柘植。
所轄で持て余されながらも、心は警察官としての熱を失っていない。
彼が捜査の途中で出会った麻薬取締官の早瀬。

柘植のキャラは、最初のエピソードが未消化な感じも…

9

編集長の犬 小説

鳩村衣杏  佐々木久美子 

面白かった!

お仕事ものBLが好きなので、ストーリーがとてもしっかりしいて面白かったです。
何よりカップリングが、どうせ右が受けなんだろうなあ、左の方が受けなのが好みなのに…と思って読み始めたら左の佐治さんが受けで衝撃。

ややヘタレで負けん気の強い真面目な攻めと、仕事に一切の妥協を許さず、プライベートと仕事を明確に線引きする男前な受けの組み合わせが絶妙です。
受けの佐治さんがほんとにズバズバものを言う…

2

桜霞の神隠し 小説

凛紫水  佐々木久美子 

負けず嫌い

強気で勝ち気で負けず嫌い。
な、桜蘭が可愛いです。

話し方も子供っぽくてショタっぽい感じもします。
14歳くらいかな?と私は思う。

父に頼まれ認めてもらいたいとか、喜んでもらいたいとか、
そういう理由で一人鬼退治にやってくる。
無茶だろ……と思っていると、桜蘭は妾の子で体の良いやっかいばらいだったんですね。

ただ、可愛がって欲しいだけなのに可哀想な桜蘭。
帰る所もない桜…

1

吸血鬼には向いてる職業 小説

榎田尤利  佐々木久美子 

シリーズですが

漫画家シリーズらしいですが、繋がってないみたいなので
そして、佐々木久美子先生のイラストが好きなのでこちらを購入しました。

吸血鬼コメディ!
表紙からコメディ感が現れてる気がします。
吸血鬼ならシリアス物とか恋愛物が良いな。
トワイライトとかフライトナイトとかね(*^^*)

読みやすくて、面白さもあるのだけれど……
私には漫画家の黒田と担当の藍に恋愛要素を見いだせなかったです…

1

におう桜のあだくらべ 小説

久我有加  佐々木久美子 

人気噺家の恋

受けの椿丸こと恵二郎は見た目に華があり、明るい噺や踊りが上手なことで人気を集める噺家でした。

攻めの真吾こと理平は見た目の華やかさはないものの、しっとりとした人情噺が上手な噺家さん。そして、お互いの師匠はそれぞれ栗梅亭真寿市のもとで学んだ兄弟弟子だったのです。

しかし、椿丸の師匠、藤之助は真吾の師匠である真楽(真寿市の名を継いだのでこのときは2代目真寿市師匠になってます)を嫌い、栗梅亭…

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