佐倉ハイジさんのレビュー一覧

セブンティーン・ドロップス 小説

砂原糖子  佐倉ハイジ 

確かに、きゅんきゅんしっぱなし

永い永い初恋成就のお話。私的にはある意味高校生らしい、好感の持てるお話でした。
オバサンでも過去に感じた事のある、甘酸っぱさがそこかしこにちりばめられていて、どこがといいきれないくらい、始終キュンキュンしておりました。

真面目高校生、苦労人、お人好し、などなど、冠がいっぱいつきそうな広久の「恋愛」とか「好き」の感覚と、フェミニストな侑の「お付き合い」とか「セックス」に対する価値観と、基本が…

3

虹色スコール 小説

砂原糖子  佐倉ハイジ 

普通に、良かった

可愛くていいお話でした。
大展開のある作品も大変だろうけど、こういう日常の小さな事件をゆったりじっくりと描いて、ちゃんと「読ませる」のも、意外と難しいんじゃないかなァと思う。砂原糖子さんは、そういうのが上手な作家さんだと思います。

主役は、高校時代からの親友です。
大学に入って少しずつ距離が開いてしまう。池上は律也を好きだけど、律也には他に好きな女の子がいて、その女の子は池上が好きで。
律也を押…

0

投げやりの夜 コミック

佐倉ハイジ 

これが脱力系ですか!!

挿絵ではよく存じていましたが、
佐倉ハイジさんのマンガを読むのは初めてです。

これが「脱力系」と呼ばれる作家さんか~!と納得のゆるゆる加減。
コミックスには表題作含む三作品が収録されています。
どの作品も可愛くて素敵でしたが、私が好きなのは表題作の
ウザイ部下×意地っ張り上司のお話ですね。

橋元(攻)に対する吉野(受)の言動は、まんまギャグ!
対する橋元の言動もウザイというか…

2

硝子の花束 小説

杉原理生  佐倉ハイジ 

どんだけガラスやねん

どんだけガラスのハートやねん、どんだけ繊細やねん、とツッコミながら読みました。
ずっと好きあってる二人がなかなか結ばれない切ない話なんですが、すれ違いやもどかしさの方向性が私には合わなかったかも。
幼馴染みモノも、すれ違いモノも、話の要素自体は好きなんですけど。
なんていうか、古い少女漫画みたい、と思ってしまった。
もっとずるくて汚いのが人間で、ピュアすぎると浮世離れして感じてしまう。

2

虹色スコール 小説

砂原糖子  佐倉ハイジ 

不器用な恋

地味だけどリアルでよかった。さっくり読めました。
主人公の心情変化が少し分かりづらかったかな。

0

俺様なペット コミック

佐倉ハイジ 

俺様なペット

ハイジさんの一冊目を買ってないなーと思い購入!
んで感想は…
ぎゃー何か新鮮!!
ユルさを売りにしてないハイジさん…
一生懸命BL書こうとしてるのが伝わってくるwww
目の描き方とか違うよね。何かキラキラしてるっ
今は逆に白目だったりするのに笑
短編集で、あたしは一番最後の美容師二人が好きだ!
何か絵も含め色々古くて(PHSとか出てきたよ)、逆に可愛かったです☆

1

お世話やきます(初回限定版) コミック

佐倉ハイジ 

初回特典のミニドラマCDに萌え

ハイジ先生十八番のゆるゆるラブなコメディ決定版!
初回特典のミニドラマCDがミソなんです。
先輩役に子安さん、後輩くんに鳥海さんのキャスティングで送る、『お世話やきます』
後輩役の鳥海さんが可愛いさオーラ前開の演技に、子安さん演じる先輩もたじたじ(笑)

3

暴れる犬 コミック

佐倉ハイジ 

年下ワンコの躾け方?

5歳も年下の男・貴利に振り回される年上男・佑一の戸惑いと悩み…。
でも対する貴利から向けられる、直球的感情に抗えなくなってきて…。
半ば、大型でも、年下ワンコの可愛いさにほだされて、最終的についにベットイン。
そして年下ワンコの貴利にとっては、『大願成就』となるんです(笑)

1

虹色スコール 小説

砂原糖子  佐倉ハイジ 

山も谷もオチもないとは言いますが、それだけではない!

大学生二人の恋物語。
あとがきで砂原さんが『山も谷もオチもない話』と仰っていました。

確かに劇的な展開や事件があるわけでもなく、部活や就活など、
ごく普通のスクールライフの中で描かれた恋愛模様は、
地味かもしれませんが。

不器用な男の子二人の友情と恋愛の間を揺れ動く様が、
丁寧に描かれていて。切なさ満点です!!

『停電』を上手く使った濡れ場も、ツボでした。

2

セブンティーン・ドロップス 小説

砂原糖子  佐倉ハイジ 

高校生BLの決定版

日常的な高校生モノです。
ですが何故だかわかりませんが
泣けて、そしてすごくキュンキュンします。
胸キュン度はどんな高校生モノにも勝ります。

高校生モノが苦手なにも読んで欲しい。
砂原作品で1番オススメです。

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