もりもよりさんのレビュー一覧

イグナートの花嫁 1 コミック

もりもより 

二人の距離感

前作もそうですが、まず絵が本当に美しいです。
ストーリーとともに絵の美しさに息を呑みます。
その美しい絵からどんどんストーリーにのめり込み、感情移入し、いつの間にか泣きながら読み終えてしまいました。
イグナートとリタ、それぞれが抱えるトラウマの描写やそれを徐々に和らげていきつつかけがえのない存在になっていくのが読者として応援せずにはいられません。
続きがとても気になりますが、次巻までの楽し…

4

イグナートの花嫁 1 コミック

もりもより 

繊細な絵柄で紡がれる美しくあたたかい人外ファンタジー

先生のアワードランクインしたデビュー作「君の夜に触れる」は少し苦手な作品で…。
本作はどうかなと試し読みしたら、先生の繊細で美しい絵柄と、本格的なファンタジーが大変マッチしていて面白かったので読んでみました。

天涯孤独な少年リタは、20年に一度の竜への生贄の花嫁となり、雪山に向かう。そこで怪我をして竜のイグナートに助けられ、一緒に暮らすことになり…というお話。

「君の夜〜」はひ弱で不…

4

イグナートの花嫁 1 コミック

もりもより 

美しい絵に心奪われます

もりもより先生の描かれる繊細で美しい絵に感動しました。

とくにリタのキラキラした目が印象的で綺麗でした。
可愛らしい笑顔はもちろん、大きな瞳から溢れる涙も苦しみに耐える表情までもが美しいです。
そんなリタを近くで見ているイグナートも大きくてカッコよくて優しくて、少し寂しそうな影のあるところも味があってよかったです。


お話の流れも読みやすくて、イグナートとリタの距離が縮まるような…

4

イグナートの花嫁 1 コミック

もりもより 

世界観がキラキラしていて綺麗 凍える寒さの中寄り添う2人

表紙の綺麗さに惹かれて購入しました
人外嫁入り…大好きなんですよね
先生の絵柄もあり世界観がとても綺麗で引き込まれました

村で呪いを受けた子として居場所がなく暮らしていたリタが竜の花嫁として雪山へいくと、人の姿をしたイグナートに拾われる
花嫁としてきたと知ったイグナートは必要ないというものの、怪我をしているリタを放っておけず面倒をみることに
リタは自分の役割を捨てたくないとイグナート…

2

イグナートの花嫁 1 コミック

もりもより 

キラキラとした飴細工のような繊細さと儚さから目が離せません

作画の美麗さ繊細さが画面・紙面一杯に広がって一瞬で虜に、そしてこの世界に取り込まれます

リタの花嫁衣裳のコートの質感やイグナートの鱗などこの世界にマッチしたデザインの全てが美しいです
どのページ、どのコマも息遣いや温度が感じられそうな五感を刺激する作画で埋め尽くされています

そして2人の内にある想いの切なさもまたとても美しく切なく映ります
精巧に作られた飴細工のようにキラキラしてい…

8

イグナートの花嫁 1 コミック

もりもより 

じんわり染み入る哀しさと優しさ

天涯孤独で、肌に残る鱗状の痣によって密かに疎まれ、竜の花嫁(実質的な生贄)となった少年リタと、森の奥深くに棲む竜の唯一の生き残りであるイグナート。
孤独を知る2人が、共に暮らし、少しずつ静かに生きる意味と愛を見出していく第1巻。

BL的な面で言えば、肉体的接触は唇以外へのキスとハグ程度です。
が、この作品は性的な事のスピード感が、それで正解なのです。

もりもより先生の繊細で影のある…

2

イグナートの花嫁 1 コミック

もりもより 

絵とストーリーの親和性が高く、相乗効果がハンパない◎

めっっちゃ良かったです(;////;)

私は元々涙腺がゆるいタイプではあるんですが
この作品の場合、ガン泣きというよりは
心の奥からジワッと滲み出てくる感覚がありました。

繊細で美しい画力・優しさを感じる温かさ・切なさ。
三位一体となって広がる世界観に没頭し、
読み終えた時に胸いっぱいに広がる息をホッとつく。
ゆっくりと本を閉じ、ソッと机に置いて合掌。拝礼。

まだ1巻な…

4

イグナートの花嫁 1 コミック

もりもより 

良質なファンタジーとメッセージ性の高さが秀逸❤︎

もりもより先生の人外ファンタジー。
とっても良かったです!ファンタジー好きには勿論、
読み応えのあるお話を好きな人にはおすすめしたいです!

まず、先生の素晴らしい画力がいかんなく発揮されています。
繊細なタッチが大自然の風景や架空の土地の風俗、
手仕事で作られる民族衣装の描写、本当に魅力的で
その世界に引き込まれます。
また、イグナートの優しさを滲ませながら複雑に葛藤する表情や

4

イグナートの花嫁 1 コミック

もりもより 

唯一無二の繊細で儚げな世界観

触れるとホロホロと崩れ落ちそうな繊細な絵のタッチから放たれる物語の世界観は、壮大で優美で、時にミステリアス。この儚げな空気感を生み出せる作家さんは、現状もりもより先生しか思いつきません……っっ!!

前作の殺し屋と盲目の青年カップルとはまた違ったジャンルのファンタジーストーリーですが、おんもしろかったです!
とりあえず1巻ということもあり、まだまだストーリーは続きます。竜のイグナートと花嫁の…

4

イグナートの花嫁 1 コミック

もりもより 

至高の嫁入り物語の予感です。

書影からもわかる丁寧な作画は
マンガ本編も全て丁寧に描かれていて
小物一つまで美麗です...

昔は竜と人は共存していた
人の欲が大きくなり竜を殺すようになり
竜の怒りに触れてしまってからは
人を竜の花嫁...言わば生贄として捧げているという世界観。

両親を亡くし、保護される家を転々としながら
ずっと疎まれてきたリタと
竜と元人間のハーフの子で
最後の竜として生き残り独り…

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