砂原糖子さんのレビュー一覧

言ノ葉ノ花 小説

砂原糖子  三池ろむこ 

たくさんの色をもつ花

人の心の声が聞こえる余村(受け)
寡黙で表情の変化が少なく他人から誤解されやすい長谷部(攻め)

--(以下ネタバレを含んだ感想になります)--
人の心が聞こえるってどんな感覚なのだろう?余村視点で語られるので、残酷な言葉の数々が辛かったです。
少しは慣れたと余村は思っているけれど、心に潜むナイフで刺されるのは、何度されても痛いものは痛いんじゃないかな・・・と思います。

それでも社…

4

セラピストは眠れない 小説

砂原糖子  金ひかる 

面白かった~

砂原さんの作品を読みたくなり、
あらすじを確認せずに購入しましたが、なかなかのヒットでした。

実直な男と恋を知らず人とうまくやれないズレた男の
組み合わせが何とも面白かったです。

外村は、後輩の代理で出張ホストをすることに。
派遣された先では、知らない男と関係を持とうとするお客の碓井に
説教してしまうのですが、その後も指名される。
碓井は人とうまく付き合えないし、
エチはた…

1

言ノ葉日和 小説

砂原糖子 

本書より先にCDで聴いたような・・・

あれ?この話知っているような・・・って、もしかして、Atisさんのポイントチケットで交換したCDかな?
休日デートであま~い、余村さんと長谷部くんでした♪

0

言ノ葉便り<草々> 小説

砂原糖子 

いつか解り合えるはず

前回、長谷部くんの妹の果奈ちゃんに関係が知れられて、落ちるだけ落ちていた余村さんですが、ちょっと頑張りましたね。
お母さんとの再会もあり『人は向き合い会話をすることでしか判り合うことはできない』
大切なことに気づく余村さん。
たとえこの先何が起こっても、もうふたりは大丈夫なんだろうな・・・と思わせてくれるラストでした。
この本で完結しています。
最後に届いた嬉しい便りと余村さんの涙が印象…

0

言ノ葉便り<冬木立の頃> 小説

砂原糖子 

さらに続きますが・・・

とうとう、果奈ちゃん(長谷部くんの妹)にふたりの関係を知られてしまう。
それにしてもなんていうか・・・余村さんと長谷部くん、不用意過ぎないか?
長谷部くんは、家族にふたりの関係が知られてもかまわないというか、知って欲しい、理解して欲しい、という気持ちが強いのだけれど・・・。
この件については、絶対に余村さんの方が落ちていくというか、ダメージが強いだろうな・・・と思ったらやはりそうでした。

0

言ノ葉便り<前略> 小説

砂原糖子 

続きがあるので・・・

ほぼ、余村さんと長谷部くんがデートやらなんやらしている(笑)だけの1冊・・・
200文字以上というノルマは果たせない。
続きが出ているので続きの同人誌を掲載してください。

0

言ノ葉ノ花 小説

砂原糖子  三池ろむこ 

たしかにせつないが・・・

ドラマCDをかなり以前に聴いていたので、はじめて読んだ~という感じがしませんでした(笑)
主人公の余村は急に人の「心の声」が聞こえるようになってしまって、そこから人間不信になり坂を転がり落ちるような転落人生。
対する長谷部なんですが、どうしてそこまで余村に惚れたのか・・・わかりづらい。
切なさ200%って・・・たしかに切ないです。
ファンタジーと割り切るにはリアル過ぎるし、余村の力って結局…

1

職業、王子 小説

砂原糖子  小椋ムク 

このアラブもの!いいじゃん!

砂原さんは好きな作家さんなのですが、
アラブものということで、敬遠していたのですが、
アラブの王子が受ということで、普通と違うな?と
思い、購入に至りました。

いや~。アラブものとして、十把一からげにして
すみませんでした!と勢いよく頭を下げたくなる程に
面白い作品でした。

大地は、レンタルビデオ店で働いていたところ
アラブの王子、リインに拉致られ、国まで連れ去られてしまう…

4

シガレット×ハニー 小説

砂原糖子  水名瀬雅良 

好きです先輩ww

イラストが水無瀬さんだったっていうのもあるんだと思うんですが
受の印象が読む前と読み後では全然変わったな(*´∀`*)ということです。
もちろんいい意味で。
このイラストで、あらすじだけ見てるとなんだかもっと
ツンとした美人で、セフレがいることも悪いとも思ってないんだろうな~
なんて思っていたんですが、なんだよ!カワイイじゃないかよ!
受のために、嫌われたくないからとか。。。。
この…

4

シガレット×ハニー 小説

砂原糖子  水名瀬雅良 

ワンコ×恋愛に臆病な年上美人

自分が片想いしている相手がセフレとして立候補してくれるなんて、なんて美味しい設定!!
と期待して読み始めたんですが、セフレとしての駆け引きはほとんどなく・・・
受けの名久井が攻めの春綱のことを本気で好きだからこそ、別れたときに辛くならないようにキスも本番もないっていうのは物足りなかったです。
こういう時はここぞ!とばかりに乗っかってくる受けの方が私の好みでした。

話は前半の『シガレット…

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