砂原糖子さんのレビュー一覧

ファントムレター 小説

砂原糖子  広乃香子 

現在と過去の思いが交差するお話

過去からの手紙、それも自分の知らないうちに子供だった受け様が「おさむ」に宛てた
手紙から、諦めたはずの恋が運命の歯車のように動きだし、二人が結ばれるまでの
切ないラブストーリーと芽生えたばかりの小さな恋のお話です。

受け様はイタリアンレストランのシェフで、18歳で田舎から一人上京しシェフに
なって11年、その店に通って来るのが幼なじみの攻め様
地元の大学を出て、4年遅れで就職の為に上…

5

恋のつづき 恋のはなし2 小説

砂原糖子  高久尚子 

攻をいじめたい

人気脚本家の新山と、ホテルマン多和田の恋のつづきですが、
多和田に心を寄せる医者のジェントルマンが出てきます。

その医者の登場に、新山が嫉妬してしまい、
多和田にきつい当たり方をしてしまう。
嫉妬していることを直接表面に出せないから、
「関心ない」みたいな態度をとってしまう、新山。

そんな態度に
なんとも、読んでいて、新山を一度いじめたくなってきます(笑)

でも、多和田…

1

セーフティ・ゲーム 小説

砂原糖子  金ひかる 

ひとまず

設定としては面白い。
お互いが同じ性癖で、同じ気持ちを抱いているのだけれど
相手にそれを伝えるのが怖い臆病者。
お互いに、お互いをだましているつもりでの恋の駆け引き。
それがどーいう結果になりますか・・・!?
なお話なわけです。

すんなり告白してしまえばすむものを、お互いに3年も胸にひたかくし
引きこもっていたわけなのです。
たまりにたまった気持ちが!!!!!!な展開を期待して…

5

斜向かいのヘブン 小説

砂原糖子  依田沙江美 

真面目リーマンな吸血鬼

真面目堅物サラリーマン吸血鬼?上司(受)と部下(攻)のお話。

仕事人間の上司かと思っていたら、
ペットボトルについているおもちゃを集めていたり、
自分のことを「吸血鬼」であるちと言ったり、
なんか気になる存在であることに攻は、気づいてしまう。

個人的に面白いのは、吸血シーン。
子供のころの「血を吸いたい」という衝動を覚えてから、
人を近付けないようにしていたため、
吸血をし…

1

スイーツキングダムの王様 小説

砂原糖子  二宮悦巳 

甘いものが食べたぃな

「君は僕のモノなのに」
この言葉に泣かされてしまいました。・゚・(*ノД`*)・゚・。
何度も言うようですが、砂原さんて、言葉のチョイスが上手いよね。
思わずきゅぅぅぅううううううううううううんとしてしまう。
ちょっとオマケで「神」評価でもいいんですが、瀬戸際というところで(笑

幼い頃から俗物に染まって生きてきた受。
酷い環境も受け入れてしまっている自分がいて、男女かかわらず身体を…

2

斜向かいのヘブン 小説

砂原糖子  依田沙江美 

可愛い上司は吸血鬼!?

ディアプラスでの砂原作品。どれも好きですw
というか、このアホアホしいまでにっポップなところが好き。
そんでまた今回は「僕、吸血鬼なんだ」から始まるミラクルストーリー。
え?冗談ですよね。わかってます。
あなたは吸血鬼なんですよね(*´∀`*)カワイイナァモウw
な、大人な対応の攻がわりと好きでした。
あれ_・・・違うか。

吸血鬼もの。そう、吸血鬼ものです。
吸血鬼なのにリーマ…

1

イノセンス ~幼馴染み~ 小説

砂原糖子  陵クミコ 

幼馴染

これは最初からちょっとホロリと涙もろもろ~で読ませていただきました。
受がちょっとした障害を持っているために~な部分もありますが
作品は作品として私は読ませていただきました。
とりあえず、これ何があれって、攻がシャキっとしないからいけないと思うねんっっ(ノ`Д´)ノ キィィィ
な部分が多かったww

年を重ねても、心が一途に子供のまますすまない 受。
その受を大事に思うがあまりに、自…

7

204号室の恋 小説

砂原糖子  藤井咲耶 

予想外の同居人

スーパーのテコ入れの為に店長代理としてやってきた柚上〔受〕ですが、何故か大家の手違いで204号室に2組がダブルグッキングしてしまいます。
しかしその他に住む適当な場所もなく、仕方なしに柚上は、大学生・片野坂〔攻〕と同居する事になってしまう。

売り上げを上げる為にやってきた店長代理の仕事はパートのおばちゃん達は従業員から反感を買いますが、柚上は慣れているから平気という訳ではないのだけれど自分…

0

純情アイランド 小説

砂原糖子  夏目イサク 

まさに純情アイランド

島を舞台にした、ちょいファンタジー、いやコミカル系かな?
島の権力者の息子・比名瀬〔受〕は昔っから崎浜〔攻〕に懐きまくっています。
そして崎浜は何故だか、島から一歩も出られない男。
島から出る船に乗ろうとすれば大嵐がやってきて、あげくの果てには流氷まで連れて来てしまう始末。
この辺の描写は実にコミカルで、本人は当然、しごく真面目なのですがそれだけに気の毒というか笑えるというか。
そんな訳…

1

純愛ナルシスト 小説

砂原糖子  影木栄貴 

砂原さんの初単行本

これが初単行本だそうですが、文章はちょっとくだけた感じかな?でもまあ読みやすいです。

人気絶頂の俳優・瀬名〔受〕は何年も女性誌アンケートで抱かれたい男ナンバー1を取り続けているモテ男。
しかし……ですが……彼は25歳にしてまだ童貞クンなのですな!
何とかして童貞を捨てたい!しかしこの顔ではソープに行ってもバレてしまう、そして瀬名は一計を案じて、フルフェイスメットのまま入店しようとするんで…

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