砂原糖子さんのレビュー一覧

15センチメートル未満の恋 小説

砂原糖子  南野ましろ 

ドールハウスに住んでみたい。

単純にまとめてみれば:
話は好みだった・ストーリのテンポもH度もよかった・でもどのキャラも好きになれなかった。

でもどうしても攻めのキャラクターが好きになれなかった。
あまりにも無愛想であまりにも言葉が足りなくって、自閉症者??って思うくらい不器用。読んでいてこっちが気まずくなった。
そもそも受けがいつどうやって彼を好きになったのかがいまいちわからなくって読み終えたころにはなんでかちょ…

1

夜明けには好きと言って 小説

砂原糖子  金ひかる 

長い別れのあとさきに

よくあんなんでNo,1ホストになれるもんだな~と友達にメールしたら
「世の中そんなもんよ」と諭されてしまいました。もこデス。
今回はホストもの。

ちいさいころから顔がコンプレックスだった受。
せっかく入った会社ではリストラにあい、顔のコンプレックスがもとで人の顔がまともに直視できずうつむいてしまう。だから再就職もままならず。
そんなおり、突然の事故で顔をまったく変えてしまうほどの大手…

2

センチメンタル・セクスアリス 小説

砂原糖子  ヤマダサクラコ 

コイツはオレの奴隷さま

バカな子ほど可愛いとは言いますが、これまたおバカな子がいたもんだ。
というか、ツンデレツンツン。
素直になれない、素直になれないから悪いほうに空回り~な今回。
スピンオフのもう一冊のほうを先によんでたんですが、すっかり忘れてましたね。
そうかそうか、日和佐さんこんな感じだっんだね~+.(・∀・)ムハ
お話はといいますと、ずっと幼馴染だった二人。
高校卒業を期に告白され、一緒に暮らすよう…

2

言ノ葉ノ世界 小説

砂原糖子  三池ろむこ 

事例2:人の心の声が聞こえても図太く生きれる。

余村が臆病になる人ならこちらの人は能力を図太く利用して生きている。

2作目「言ノ葉ノ世界」はスピンオフです。心の声が聞こえる主人公って言う設定だけ一緒で、全く別物のお話です。
話の展開的にもこっちの方がSFちっくで、深いかも。攻こと仮原はこの能力が結びつけた不思議な縁で今の暮らしをしていたり、受こと藤野は理系の頭で、なぜ人の心が読めてしまうのかという部分を分析したり二人で話すシーンがあった…

1

センチメンタル・セクスアリス 小説

砂原糖子  ヤマダサクラコ 

ツンデレ好きなんだけど・・・

大学院生・真部仙介×売れないモデル・相川春巳のおさななじみものです。
残念ながら、個人的には「趣味じゃない」でした。
ツンデレ受けは好きなんだけど、春巳がいかんせん思考が小学生というのにイラッとしたし、仕事も真面目にやってないというのにもイラッ・・・。
それと、人に対して上から目線というのに、いい加減にしろっ!!と思ってしまいました。
まぁ最後は改善されてマシにはなりますが、ダメでした・・…

3

ラブストーリーで会いましょう 下 小説

砂原糖子  陵クミコ 

ううーん

最後の最後まで、モヤモヤとした気持ちのまま読了しました。
どうしても最初に感じた違和感を拭えなかったです。
一つ目の違和感は、この受けに、読者から圧倒的な指示を得られるような恋愛小説を書けるとは思えないこと。
二つ目の違和感は、ここまで変人な受けが、簡単にガチガチのルーチンを変えたことに違和感が。
エッチの場面でも我流を貫く変人ぷりは好きだったんだけど。

もう一つのカップルのほうが好きでした。

0

イノセンス ~幼馴染み~ 小説

砂原糖子  陵クミコ 

たいへん難しい。

今まで読んだ小説の中で一番泣いてしまったのですが。
純粋、という一言では言い表せない、ある種デリケートな題材である受の人物像があり。
書かれた砂原さんも、読み手も難しものと思います。
これを私はずるいとも、悲しいとも、単純に美しいとも感じました。
卑怯なまでに美しいので、私は酷評出来ないのかもしれません。ずるいと思いつつも感じ入ってしまう( ′`)…。
駄目な方は駄目だろうし、読み込んで…

4

天の邪鬼の純情 小説

砂原糖子  一城れもん 

恐るべし、天邪鬼

過去のトラウマで、好きな人相手だと本当の気持ちとは裏腹な言動をとってしまう津山くん。
密かに思いを寄せていた、才色兼備で女性社員にもモテモテの先輩社員・芦原さんに告白されちゃったからさあたいへん。
ここまでくると、ツンデレだのツンツンだのとのんきなことは言っていられません。
素直になりたいのにことごとく反対の言葉が出てきてしまうのです。
(死ぬような目に遭うとちょっと素直になれるのですが・…

1

ラブストーリーで会いましょう 上 小説

砂原糖子  陵クミコ 

んー

どうにも攻めが苦手でした。

受けはアスペルガーっぽいなと思いました。何事もスケジュール通りじゃないと気がすまないタイプ。強迫神経症。
そんな受けに向かって、攻めは天真爛漫な言動を繰り返します。決めつけ発言もガンガンやる。
「お話」として結果的にうまくいってるからいいけど、アスペルガーな人とか本当に強迫神経症な人に対して本当にこれをやったら、逆にストレスを与えて、パニック発作一直線だろうな…と苦笑…

1

RUTILE souvenir EMSEMBLE 特典

番外SSが集まって、ルチルファンには嬉しい

素晴らしい作家さん、漫画家さんの既刊本の番外SSを集めた全サ。
全ての文庫を読んでいないので、SSも読んだものだけ読みました。
episodo Ⅰ&Ⅱ after...(薔薇とライオン):ヤマダサクラコ
 「薔薇とライオン」1巻で出てきた、2つのエピソードの当て馬同士がいい感じになっていくという話。まさか、そんな展開になるとは、とちょっと驚き。総ホモ集団になってます。

乱入者と星の…

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