砂原糖子さんのレビュー一覧

15センチメートル未満の恋 小説

砂原糖子  南野ましろ 

住んでみてわかる・・・

かたや12分の1に縮小されてしまった人形サイズの雪見(建築模型製作業)。
結構な俺様で、鼻持ちならない嫌な奴だったみたいなのですが・・・。
かたや普通サイズでも十分大男の大学時代の同級生・伏木野(ドールハウス作家)。
朴訥、無口、純情、唐突、ワケあり、雪見大好き、結構強引、不言実行型。

夢だと自分に言い聞かせながら始まるお話なので、お話のほとんどがこのサイズで展開します。
ポケットに…

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15センチメートル未満の恋 小説

砂原糖子  南野ましろ 

楽しく読みました

 同じファンタジーでも「言丿葉丿花」とは全く違って、楽しく笑いながらサクサク読んじゃいました~。

 15センチ未満の体になって、ドールハウスに住む。

 そりゃあ、伏木野にしてみれば自分が作ったドールハウスに、自分の大好きな人が住んでいるって、可愛くてたまらないでしょうね~。
 小さくなった雪見にしてみれば、猫に追いかけられるし、仕事は出来ないしで、不便なことこの上ないのですが……。そ…

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15センチメートル未満の恋 小説

砂原糖子  南野ましろ 

バランスが良い。

初めて読んだこの作家さんの作品がコレって、間違っていたでしょうか!?
今回は”イロモノ部門”入りを目指して書かれたとの情報が、あとがきに・・・
これが”いつもの作風”って訳じゃないんですね!

15cm未満の人間って設定はファンタジーですが、読んで行くと、思ったより突飛な感じがしません。
すでにBLはファンタジーだからっていう前提があるからかもしれませんが。

ドールハウス造りの才能…

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15センチメートル未満の恋 小説

砂原糖子  南野ましろ 

これはきっと、僕の夢

砂原さんが、ディア+で時々やらかすファンタージー系。
主人公達がドールハウス作家&住宅模型作家。
伏木野の展覧会を見に行った美術館で、階段から落ちた雪見。
気がつくと自分の体が、ドールハウス・サイズになってしまっていた。
やむなく伏木野の家に連れ帰られて、同居生活が始まるのだが、、、

これはどちらかの夢なのか…

伏木野がホントに言葉足らずで、こいつさえもう少しまともにしゃべれば…

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ラブストーリーで会いましょう 上 小説

砂原糖子  陵クミコ 

恋を知らない恋愛小説家

何でもスケジュール通りに行動しないと安心できない小説家・庭中と、
大らかで庭中の計画通りになかなか動いてくれない編集者・上芝。
そんな二人が演じる妙な「ラブストーリー」に萌えました。

庭中がなぜ、スケジュールに拘り、予定外の行動を嫌うのか。
それは作中でも説明されていますが。なかなかハードで痛々しい理由です。
トラウマの理由を淡々と語る姿に、彼の受けた心の傷の深さが感じられます。

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15センチメートル未満の恋 小説

砂原糖子  南野ましろ 

なせばなる!

15センチの人間とのHってどんなだ??
って気になって買いました。
読んでみて…はーーなるほど( ゚ー゚)と納得。
メルヘンな感じじゃないですが、エロいです。そういう感じですかー!と思わず声にしちゃいました。
女の子のお人形遊びみたいに着せかえたりして喜ぶ感じではないですね。かわいい受け対象って雰囲気じゃないです。
ドールハウスが半分空いてるってところには想像してムフムフしましたけど。

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15センチメートル未満の恋 小説

砂原糖子  南野ましろ 

これは一体、ナニ萌え?!

あの『言ノ葉ノ花』と同じ作者が書いたとは思えない。。。ご本人も仰ってますが色モノBL。

事故がもとで(?)15センチ足らずの体になってしまった雪見は、コトの経緯を知る伏木野の世話に。二人は美大時代の同級生なのですが何もかもが対照的で、少なくとも雪見にとっての伏木野は気にくわない相手でしかなかった。
でも、なんたって15センチである。ひとりじゃ何にもできないんだから仕方ない。
最初は自作…

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真夜中に降る光 小説

砂原糖子  金ひかる 

僕を嫌いだと言っておかないと、君は怖いですか?

この作品、一言で言っちゃえば
傷だらけで、気の荒い野良猫ちゃんを拾っちゃって、その可愛さにメロメロになって、快楽で餌付けして、とうとう手懐けちゃうお話。
津久井って、相当「S」だよね。

ピアスだらけの新二、
津久井とのセックスで、ピアスをはずしたり、つけたりするシーンが切ないなぁ
体中のピアスや、透けるほどに色を抜いた金髪と、心のありようがストレートに外見に反映している新二。
ピア…

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真夜中に降る光 小説

砂原糖子  金ひかる 

『期待すること』が一番怖いから……

『夜明けには好きと言って』のスピンオフ作品です。
『夜明け~』は好きだったのですが、「チンピラ?ヤクザ?えっ、この嫌なヤツの番外編!?興味ねー…」というかんじで、ずっと敬遠してしまっていました。

……が。

読んでよかったです!
穏やかでキリンのようだと称されるが、実は男らしく粗野な一面も持つ男・津久井と、
寂しくて臆病者が故にツンデレな、チンピラホストの金崎のおはなしです。
こ…

5

15センチメートル未満の恋 小説

砂原糖子  南野ましろ 

ドールハウスに住んでみたい

最近エロ度が増しに増している砂原さんの最新作は、色モノでした……!
このままエロ色モノ芸を極めていただきたいと思った作品です。

「受の体がミニサイズになってしまう」という設定は、
先に雑誌掲載分を読んでいた友人から聞いていて知っていました。
しかし濡れ場に突入する時は、ミニから通常サイズに戻るんだろうと思っていたのです。
それがまさか、まさか!!
ミニサイズで濡れ場が繰り広げられる…

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