砂原糖子さんのレビュー一覧

15センチメートル未満の恋 小説

砂原糖子  南野ましろ 

ドールハウスに住んでみたい

最近エロ度が増しに増している砂原さんの最新作は、色モノでした……!
このままエロ色モノ芸を極めていただきたいと思った作品です。

「受の体がミニサイズになってしまう」という設定は、
先に雑誌掲載分を読んでいた友人から聞いていて知っていました。
しかし濡れ場に突入する時は、ミニから通常サイズに戻るんだろうと思っていたのです。
それがまさか、まさか!!
ミニサイズで濡れ場が繰り広げられる…

0

恋雪 小説

砂原糖子  木下けい子 

かわらないもの、かわるもの

幼なじみとのすれ違いラブ。
まるで「木綿のハンカチーフ」
東京で劇団と仕事に忙しくしているうちに、島をでる時に湊と交わした約束をすっかり忘れてしまった成明。
薄幸の乙女・湊は、そんな彼の心を取り戻せたのか?

環境に合わせて変わってしまったこころ。
どんなときも変わらない思い。

成明は、島へ帰って、漁の手伝いをしているうちに、自分にとって何が一番大切だったのか思い出します。
一…

7

虹色スコール 小説

砂原糖子  佐倉ハイジ 

や・お・いなので・・・

なんだかんだでゆっくり読書する時間が取れなくて、4日くらいかけて読んだからでしょうか、いまひとつ面白さがわからないまま読み終えてしまいました。
いまひとつ乗り切れなかったので時間がかかったのでしょうか?

大学生の恋愛模様といった感じのお話です。
主人公はかわいい系の律也とかっこいい系の脩平で、彼らは同じ高校出身でアパートも同じという親友同士だったのですが・・・
このお話が他のBLとちょ…

1

15センチメートル未満の恋 小説

砂原糖子  南野ましろ 

イノベーション!

「はて?15センチとはなんぞや」と考えた時、日に日に卑猥な思考になる私は
アレのサイズが15なのかとか…女子として、大丈夫かという発想をしてしまったわけですが
読んで、可愛いお話だったので…砂原先生に土下座したい気持ちでいっぱいです…!
15センチというのは、なんと雪見の身長のこと!
雪見は、四年前まで同じ美術学校に通っていた伏木野に個展の招待状を貰い、
向かった先の展示場で階段から落下…

2

言ノ葉日和 小説

砂原糖子 

意外なところで男前な余村

「言の葉の花」の長谷部サイドの裏話プラス、その後のラブラブ話です。

長谷部くんがいかにして余村さんを好きになったかという詳しいいきさつを交え、ラブラブデートが描かれています。
どうにもこうにも言葉が足りないタイプのうえ遠慮がちな長谷部のプロポーズのような言葉に驚き、
その態度に触発され焦れて、誘ってしまうくらい煮詰まっている余村が意外とリードするタイプなのにまた驚きました。
きっと果奈…

0

言ノ葉ノ花 小説

砂原糖子  三池ろむこ 

心の裏のそのまた裏は・・・

とっくにドラマCDを聴いていて、小説の方は積読だったのですがやっと読みました。やっぱりこっちも良かったです。
CD聴きながら泣いていた記憶があるのですが、今回はほとんどの展開を知っていたため、泣くまでには至りませんでした。
先にこっちを読んでいたら、きっと泣いていたと思います。ちょっともったいない気がしました。

ある日突然他人の心の声が聞こえるようになってしまった余村は、人間の裏面を知る…

5

恋のはなし 小説

砂原糖子  高久尚子 

嘘はいつかバレるもの

ノンケ×ゲイ。
ずっと恋をしたことがない多和田は友人の石野に男を紹介すると言われ会うことに。
そこに現れたのは新山。
多和田は新山を石野の紹介相手=ゲイだと思い話をします。
しかし新山は伝言役として来た石野の従兄弟でノンケ。
新山は脚本家で今度やる作品にゲイを登場させるため興味本位で多和田と会うようになります。

多和田がすごく真面目でした。
年下の新山に敬語使っちゃうし、恋をした…

1

204号室の恋 小説

砂原糖子  藤井咲耶 

じれったくて泣けてくる

タイトルバックの信楽焼きのたぬきに???と思いつつ読み始めました。
彼は重要なキャラの一人でありました。

期せずして2LDKの204号室に同居するハメに陥った二人のお話。
全ての考え方が型にはまっていて、きちんとしていなくては納得できない性格の柚上(スーパーの店長代理)は、人当たりはいいけれど大雑把なタイプの芸大生・片野坂との生活に大きなストレスを感じます。
ただし、小説の出だしからわ…

2

204号室の恋 小説

砂原糖子  藤井咲耶 

信楽焼のたぬきが、いい味を出しています

アパートの二重契約で、九つも年下の学生・片野坂了と
同居するはめになった柚上。

几帳面・真面目で堅物な柚上は、
ちゃらちゃらした学生(特に大学生)が大嫌い。
なので片野坂の第一印象も、すこぶる悪い。

そんな片野坂の大らかで人懐っこい性格に、
イライラしていた柚上ですが。
彼がただの明るいだけな学生ではなく、
実はとても気が利く優しい男だという事を知り、
だんだんと片野坂と…

3

センチメンタル・セクスアリス 小説

砂原糖子  ヤマダサクラコ 

ツンデレ万歳

なんか設定が色々おいしかったですw
攻めはいつも仏頂面で遅漏で真面目で。
受けは自分の外見に自身を持ちチャラチャラしてて早漏。
そして受けの春巳がツンデレすぎる…!
攻めが自分に告白してきたので、自分のことを知っているから真夜中に迎えにこさせたりと、攻めが奴隷状態w

小さい頃から仙介にやたらちょっかいを出していた春巳w
これはもうあれですね、好きだからいじめてしまうとかいう類のもの…

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