坂井朱生さんのレビュー一覧

スペシャルペーパー『秘せし華の求婚』番外編&『きみが教えてくれた』お試し読み 特典

新婚生活。

『秘せし華の求婚』番外編ペーパーです。

本編はちょっと微妙なファンタジー。『同性婚』も可能な世界で、嫁いできたさくら(受)と結婚を義務にしか捉えていなかった彰宣(攻)とのすれ違いやら、さくらのぐるぐるやらその他アレコレ。


こちらのペーパーは、すれ違いで過ぎてしまった『新婚生活』をやり直そうと、屋敷の修復の間に彰宣はさくらを連れてリゾート施設を訪れます。

相変わらず丁寧語は崩さ…

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秘せし華の求婚 小説

坂井朱生  壱也 

少しくらいは説明が欲しい・・・

設定について何の説明もなくいきなりストーリーが始まるので、読み始めはまったく意味不明で『???』でした。
これは、所謂『パラレル・ファンタジー』なんでしょうか。

結論から言えば、それほど悪くはないんです。坂井さんは、個人的にどうも合わないんですが(デビュー作からかなりの数読みましたが、好きなのはシリーズと単発ひとつずつくらいであとは全滅だった)、その中ではほんとにマシな方でした。

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何度でもおしえて 小説

坂井朱生  北沢きょう 

なんか、残念!

お話に深みを感じませんでした。
キャラもいかせてない気がします。

主人公の拓実は可愛いと思います。
恋愛に臆病で無関心さを装うが実は甘ったれ。
自分に自身がないとか一目惚れなのにそんなの信じない!と言うような性格。
でも、恋愛に発展したら執着心とか強い感じです。

攻の芳己ですが、拓実の先輩だある永崎があいつは止めた方が良いなんて言ってるから鬼畜でドSな性格なのかと思ったら全くで…

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惑わない瞳 小説

坂井朱生  六芦かえで 

私が商業BLにハマった切っ掛け本

この本は私にとっては思い入れのある本です。
だから…神評価にしました。

とある中古書店で…思いっきり好みの絵柄に思わず手に取りました。
だがしかし、商業BL…。
私には良い思い出がない。
商業BL=内容がないとかいうイメージが偶々読んだ何作かのせいで植え付けられてしまっていたのです。
とはいえ、200円以下だし…この絵を愛でたい。
ってことで購入。
読んでみて…商業BLへの印象…

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鳴らない電話が恋を伝える 小説

坂井朱生  宝井理人 

これくらい口説かれてみたいかもw

家が893で抗争に巻き込まれて兄が怪我をしたり
幼い頃から誰かと仲良くしたくても
噂が先立って皆から近寄られなくなる恭二。
心を許せる相手だと思っていた人物からも
卒業するまで我慢すると本当は思われていた事を知り
もう誰にも本心は見せないと固く心を閉ざしたまま
郷里を離れて大学生活を送ろうとしたのですが
単位さえ取れれば問題なく、ダイニングバーのバイトに精を出す日々。

雇い主の…

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したたかに甘い感傷 小説

坂井朱生  旭炬 

懐かしかったですね

10年前の作品の文庫化再販ものですね、まったく気がつかないで読み始めて
あれれって思いながら20Pくらいで既読だと気がついたお間抜けさんです。
今読み返してももあまり古さは感じられなかったですし懐かしい感じで再読しました。

潰れた老舗旅館の次男とその旅館を買い取った企業が雇った弁護士の息子が攻めで
ある意味敵対している間柄かもしれません。
次男の英実はあまり詳しいことがわからないけれ…

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夜とオレンジの果汁 小説

坂井朱生  紅月羊仔 

避暑地の恋は・・・

もうとっくにレビュー書いたつもりでいたんですが、どうやら忘れてたようです。

そんな私のボケはともかく、これなんで評価もレビューもないんでしょう。地味だけどいい作品だと思うんだけどなあ。
まあ『どちらかと言わなくても坂井さんとは合わない』私が言うことじゃないんですけどね。

↑のように、私はどうも坂井さんとは相性がよくないんですが(決してキライではないのに何故か合わない・・・)、これは中…

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ほのかに苦くけれど甘く(表題作 ラジオデイズ) 小説

坂井朱生  北沢きょう 

情緒未発達少年の恋

文庫化再販でラストにおまけショートが入った作品で、アップダウンが少ない
恋するカップルの日常を描いた作品です。
普通のカップルと違うところといえば受けになる高校生の恭一が少し変わった環境に
幼少期から中学までいたせいで、情緒面や一般的な興味がかなり希薄で成長途中な
ことでしょうか、母親の英才教育でお勉強だけするような環境に閉じ込められ、
でも本人もそれをおかしいと思わず勉強することが楽し…

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ほのかに苦くけれど甘く(表題作 ラジオデイズ) 小説

坂井朱生  北沢きょう 

うーん

感情の乏しいコミュ障の学生の身辺に起った初めての恋の一連が
説明的に書かれていると言った感じでしょうか。。。

申し訳ないながら自身はなんの感動もトキメキも共感することができませんでした。

自分が読むの下手なのかもしれませんが
話が時々つながりませんでした。
ここのこれはどなったの?なところが多々ありました。
だからといって読み返してみようとも思えず
正直外れでした。

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奇跡のバランス 小説

坂井朱生  旭炬 

もう少し山が欲しいな

ノベルスから文庫化した作品。
2003年の作品らしいので、かなり以前のものですね。
イラストレーターさんが変わったようですが、調べてみたらノベルス版とは180度違う絵柄でビックリ。
今作は旭炬さんなんですが、若干少女漫画ちっくです。


受けの克貴は高校三年生。
細く小柄で可愛らしい顔立ちながら喧嘩っ早く、親の悩みの種。

攻めで華やかな雰囲気を持つ菱川は、ポスター等のデザインを…

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