崎谷はるひさんのレビュー一覧

純真にもほどがある! 小説

崎谷はるひ  山田ユギ 

うーん…

29歳同士、20年来の幼馴染みカップルの恋のお話です。
茅野は、恋してはフラれる恋愛体質。
フラれたショックでお酒に逃避し、朝目覚めたら、親友の瀬戸と同じベッドで裸で寝ていた。
あいまいな記憶を辿ると、切れ切れに蘇る昨夜の記憶。
一夜の過ちだと忘れようとしたけど、そうすればするほど瀬戸が気になって…みたいな話です。

幼馴染みは私の萌えポイントなんだけど、微妙に肩透かしくらった気分です。
なんでか…

0

ひめやかな殉情 小説

崎谷はるひ  蓮川愛 

天才画家の狂気

慈英×臣シリーズの第二弾。前作から4年後の二人。
色々あった二人も、とりあえず「恋人」という立ち位置に。
しかし愛されることに不慣れな臣は自虐的で、
画家として着実に成功を収めて行く慈英に引け目を感じます。
自分が慈英に愛されるに値する人間とは思えないのですね。
そんな臣が切ないです。

自虐的な臣も問題ですが、今回の問題児というか怖かったのは慈英です。
「無自覚の天才であり、それ…

2

あざやかな恋情 小説

崎谷はるひ  蓮川愛 

感慨深いものがありました

慈英×臣シリーズ第3弾。二人が知り合って6年。
もう色々と、落ち着いちゃっています(慈英がやや、オカン化している!)。
そのせいか、ストーリーにはド派手なインパクトはありません。
ひとことで言うとハートフルなお話でした。そして濡れ場も満載。
【しなやかな熱情】の臣と慈英がこうなるのか………と、思うと。
色々と感慨深いです。

二人の関係は「共依存」ともいえなくはないのですが。
慈英…

2

その指さえも 小説

崎谷はるひ  櫻井しゅしゅしゅ 

甘くて切ない恋心

友人に頼み込まれて引き受けることになったバイト先で知り合った代理店長の遼さんに一目惚れしてしまう律。
それまで本気の恋を知らなかった律は、初めての気持ちに戸惑い、胸を焦がします。
「その指さえも」は、二人が想いを通じ合わせるまでのお話で律視点。
同時収録の「週末には食事をしよう」は、その後の二人(&ストーカー女性?)のお話で遼さん視点です。

律は、崎谷さんお得意の甘ったるくてちょっとエ…

4

恋花は微熱に濡れる 小説

崎谷はるひ  冬乃郁也 

アゴ髭萌え

高校二年の藤緒礼人は、体が弱かった自分を、兄のように気遣い守ってくれる幼馴染みの井吹國仁にずっと恋焦がれています。
見た目は冷たい印象の美人だけど中身はかわいこちゃんな礼人と、一見ワイルドだけど優しくて包容力のある國仁さん、実は両想いなのですが、お互いに気づいていません。
相手を思い遣るあまり、気持ちを伝えられないじれったい展開が続きます。
礼人は、自分が身内認定していない人間には結構辛辣で…

4

恋は乱反射する。 0or0<恋がはじまる> コミック

冬乃郁也  崎谷はるひ 

遠回りする二人

典型的な、“お互い好きなのに、なぜか遠回りしている”パターンのお話です。
場数を踏んでいるけど、本気の恋のやり方はわからない井上と
場数を踏んでいないので、どうしたらいいのかわからず戸惑う明石。
不器用さにかけては、どっこいの可愛い二人。
井上の好きな子いじめに、「オマエは小学生かっ」と、
ツッコミをいれつつ、じれじれしながら読みました^^;

ストーリーは面白かったし、絵も綺麗で魅…

3

オレンジのココロ‐トマレ‐ 小説

崎谷はるひ  ねこ田米蔵 

恋愛要素は少なめ、か?

スゴイ分厚いのに、事件性やら背景の説明やら、その他いろいろのせいでカンジンの恋愛要素がすくない気がした。というか、ちょっといらない話がもりこみすぎという気もしないでもない。
話は、複雑な家庭環境に育った受がデザイン学校で将来の道を模索しながら成長していくなんてもの。そこに担任の先生である攻がかかわり、前巻の主人公だった親友やらなにやらと仲間達と学生時代を謳歌するのだが、そのあたりはハズカシイくら…

3

アオゾラのキモチ ― ススメ 小説

崎谷はるひ  ねこ田米蔵 

アオゾラのキモチ―ススメ―

崎谷さんの久々の新作!
そして全編書き下ろしだそうです。
総合デザイン専門学校のファッション科×アニメ科の生徒同士のお話でした♪
学生モノはやはり良いねぇvv
しっかし、何て血の気の多い攻めなんだ!
若い…というか青い…
崎谷さんの書く攻めで、こんな余裕のない攻め珍しいですよね~
まあ年下攻めだからそうなりがちなのかな…。
全体的に普通でしたー
読み終わった子の意見聞いてみたいな…

1

花がふってくる 小説

崎谷はるひ  今市子 

花がふってくる

片思いしている同い年のいとこと同居してる受けの話~
視点は結構変わるので、どっちが主人公なのか微妙なラインなんですが…。
攻めが結婚を決意してから、関係が変わって?という!
良くも悪くも崎谷さんとは思えない作品かも~
ずーーーっとシリアスだし、みんな精神衛生がよろしくない気がするww
ちょっと病んでる感じww
話の中で「いとこ同士は鴨の味」っていう言葉が出てきたんですよね~
表の意味…

0

絵になる大人になれなくても 小説

崎谷はるひ  ヤマダサクラコ 

絵になる大人になれなくても

うんおもしろかった~
攻めがイッちゃってますね…
表には出さないけど内心独占欲強くてエロいことばっか考えてるww
劇団ラジオゾンデとか懐かしい!崎谷作品にはあちこちで出てきますね~
職場にバイトとしてきたのは、八年前高校時代に親友だった…ていう再会モノな話です。
受けは割と無自覚で人を誘ってる系…
ちょうどビタチョコ読み返してたからそう思うのかもだけど、傾向としてはこの二人に似てるかも…

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