崎谷はるひさんのレビュー一覧

少年人形 小説

崎谷はるひ  佳嶋 

甘いけれど、残酷

正直これはすごいと思いました。
個人的には、かなり衝撃の作品です。

主人公・由宇は、自分の容姿や体格、個性までも自信が持てない高校生。
憧れの男性である義理の叔父・匠にふさわしい相手になる為に、無意識に選んだ方法は「女装」だった。
女性になりたい衝動が抑えられず、ついに匠に打ち明けてしまう。
それが二人の歪んだ愛情の始まりになってしまう。
由宇を溺愛する匠は、自分の手で由宇に女装さ…

10

少年人形 小説

崎谷はるひ  佳嶋 

徹底的な女装調教物語

あらすじの通りの官能小説です。

ストーリーは、地味でおどおどしていてぜんそく持ちの少年が義理の叔父に女装願望(女装というよりは女性化願望でしょうか)を打ち明け、その叔父に調教されて……というもの。

特筆すべきは女装の徹底さでしょう。
「つるつるすべすべ」の二次元じゃないんです。リアルです。
幸い、主人公が細身で、毛深くもないので和らいでいますが。
女装するからこそ出る男性性という…

9

あしたのきみはここにいない コミック

山本小鉄子  崎谷はるひ 

表情は萌え!

先生と生徒の恋、なんですが…。
生徒のミオの想いは通じていても、先生はなぜか冷めている。
キスもするし、エッチなこともしてくれるけど、それ以上は踏み込んでこない先生。
すっごくいやらしい事してるのに、先生がどこまでも冷めているのがせつない。
自分だけ必死で、先生の気持ちがわからない…。
泣いてわめいて、必死のミオが高校生らしくてかわいかった。
それを動じず見つめているクールな先生も、な…

4

あの日のきみを抱きしめたなら 1 コミック

崎谷はるひ  山本小鉄子 

崎谷はるひ×山本小鉄子 第2作

ほんと小鉄子先生と崎谷先生が組むとイメージが変わるというか…
静かなエロスですよね。

今回は幼馴染がテーマ。王道ですね。
健吾(年下・攻)は秀利(年上・受)に対して微妙な感情を抱いていた。
友達以上、家族とはまた違うその感情。
過去に秀利は健吾のことが好きだったが、健吾は秀利が告げる前に無意識に振ってしまった。
そのことに気付いてしまった健吾は激しく後悔することになる。
何せその…

3

あの日のきみを抱きしめたなら 1 コミック

崎谷はるひ  山本小鉄子 

慎重になる恋

コレ、ほんとにいいですね。
前作の「あしたのきみはここにいない」のスピンオフ本なんですが。
こちらは幼馴染同士、かなり葛藤しています。
カミングアウトしている秀利と、ノンケの健吾。
秀利はずーっと健吾だけがすきなんだけど、告白できない寂しさから心の通わない男と交際している。
ひんぱんにDVを受ける秀利だが、決して相手の男と別れようとしない。
それに業を煮やした健吾は、とうとう秀利と一線…

4

目を閉じればいつかの海 小説

崎谷はるひ  おおやかずみ 

相手に爪痕を残さないように、ぐっと拳を握る受

【カップリング】超エリート学生時代の先輩で恋人×奨学生だった美人後輩

うはーvこれは濃厚v

海シリーズっていうの?
ブルーサウンドシリーズっていうの?
各主人公が違って5冊出てるシリーズモノの1巻にあたります。

学生時代に好きなのに別れた恋人同士が
10年後に再会する。
相手の左薬指にはリング・・・
それでもと踏み出し、また愛し始めるふたり。
10年のブランク、相手の…

7

あしたのきみはここにいない 小説

崎谷はるひ  山本小鉄子 

ただ恋をした

コミックス→ドラマCD→小説の順番に発売された本作。
絵と音では表現できなかった部分が今回でガッツリ加筆されているため、作品としての奥行きも広がり、まさに申し分ない仕上がりになっている。

あらすじはコミックス・CDをきちんと踏襲しているので、そちらが頭に入っていれば全く違和感はない。
と言うか・・・かなりえろいんだけども、崎谷先生(*´Д`)
特に自分のフィールドに入ったからか、めちゃ…

6

あしたのきみはここにいない 小説

崎谷はるひ  山本小鉄子 

崎谷先生、ファンになりました!!

小説版「あしたのきみはここにいない」
…エロい。エロいです。ミオたん単体ではエロいというよりも、北原の言うとおり「やらしい」のほうが合ってるんですけど。
北原が、北原がどエロいんですよね…!!!笑
両想いになるまでは、なかなか抱いてくれない北原。「ダメだよ」なんて言いながらミオを焦らしてくれる北原。
両想いになったとたん本性丸出しでミオをすごい世界へ引き込む北原。
コミック版と流れは一緒…

7

アオゾラのキモチ ― ススメ 小説

崎谷はるひ  ねこ田米蔵 

崎谷作品の中では読みやすい

またまたタップリした厚みだな~と思いましたが、比較的読みやすかったかもしれない。
Hも濃くないです。ありがたい(笑)。

美術系の専門学校に通う二人のお話。
デザイナーを目指しファッション科で勉強中の冲村。
表紙だとあんまりわからないけど、ピアスどっさり派手派手の服に髪の色も赤だったりオレンジだったり金色だったり。対する史鶴は黒ブチ眼鏡にサイズの合わないシャツ・・・オタクちゃんですね。メ…

4

アオゾラのキモチ ― ススメ 小説

崎谷はるひ  ねこ田米蔵 

あっさり薄味

 崎谷先生の割には、痛さもそれほどでなく、エッチも濃厚でなく、比較的読みやすい作品でした。
 小説で、これほど外見を楽しめたのは、珍しいかも。ファッション科の攻めの、着る服とか髪形とかを、文章とねこ田先生のイラストで面白く読みました。
 ただ、パソコンのアニメの説明とか、さっぱりわからず頭を抱えてしまいましたが。

 続編が出るようですね。やはり違う登場人物が主人公なのでしょうか。私として…

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