桜城ややさんのレビュー一覧

浸食 小説

萩野シロ  桜城やや 

ビター風味のサスペンス

御曹司×ヤクザのお話です。
ヤクザのが受けなのか~どんな感じ?というと
ヤクザでドライでクールな受けに後あと殴られようが何されようが果敢に攻めて気を引こうと頑張る御曹司・・・な関係でした。
上の命令で受けたくもない依頼をうけることになった幸村会の西垣。
依頼人の部下で西垣にコンタクトをとってきた男・槙野は、依頼を渋る西垣を無理やり組み敷きます。
御曹司の彼、よくある洗練されて気取った風な…

3

すべては彼の手の中に 小説

義月粧子  桜城やや 

普通に居るよね、こーいうー男。

攻・青木和貴
受・杉原宰

出会った時点では、和貴は高1、宰は高3。
2歳差です。

美術部の優等生でメガネのインテリで整った顔つきの宰は、校内球技大会のテニスで和貴のチームと対戦し勝利する。
以来、和貴は宰に付きまとうように。
和貴は奔放で傲慢で、宰が今まで接したことのないタイプの人間でした。
付きまとわれている間に身体の関係になり、溺れてゆきます。
大学受験にも集中できなく…

0

熱量~カロリー~ コミック

桜城やや 

熱量イッパイ!!!

「あの眼差しで、その熱で愛されるのはどんな気分だろうと思ったんだ」
恋をするとラブパワーが溢れて、自分でも持て余してしまう・・・
男同士の恋の悩みを率直に、そして王道的な作品ですが
潤の流し目にノックアウトされて「神」です☆☆☆

1

すべては彼の手の中に 小説

義月粧子  桜城やや 

展開が早すぎる

高校3年の杉原宰は代打で出席した球技大会のテニスで、生意気な新入生の青木和貴を打ち負かします。それ以来宰に付きまとうようになった青木は、宰の読みたい貴重な蔵書と交換に「ひと夏の付合い」を持ちかけます。奔放で傲慢な青木に好奇心のまま流されるように抱かれてしまい、宰は青木との行為に溺れるのですが・・・。
相手が複数いるのが当たり前の自由奔放な遊び人×クールな受けということで面白くなりそうではあったの…

1

やるときゃやるぜ!(新装版) 小説

岩本薫  桜城やや 

兄弟ものと見せかけ

一浪して美大に入った和真は、3つ上の兄・秋良をここ1年ほど避け続けています。
受験前に両親から、本当は兄は養子だったんだと告げられたから。
小さな頃から、兄らしいこともしてもらえず、俺様な兄の尻ぬぐいに奔走していた和真。
なのに、どうしても気になってしまう秋良。

同じ大学の先輩が当て馬で登場しますが、その当て馬にもちゃんと彼氏が出来るし、このふたりが引っかき回してくれたお陰で、和真と秋…

1

裏大奥でござる 小説

斑鳩サハラ  桜城やや 

苦手作家克服作品?

斑鳩サハラさん、といえば
「エロばっかり」「中身薄っ」見たいなイメージしかなかったんですが(失礼w)
この作品は、その予想に反してなかなか面白かったです!
大体「大奥」ってタイトルだけでドンだけエロいんだ??ってイメージを持ってたので
そういう期待を持って読むとちょっと肩透かし食らうかもww

斑鳩さん初挑戦、という時代物なんですが
斑鳩さんがあとがきでおっしゃってた「時代物を書いた…

1

愛されたがりの恋 小説

今泉まさ子  桜城やや 

うーわー、コレはいい受けだ!

萌萌。(MAX:萌萌萌:神に近い)
高校時代の恋人で振った相手、新進気鋭のデザイナー・安芸×やり手のバイヤー・圭祐、脅迫で体から始まる再会モノです。
好きだなあ~この主人公というのがまず最初。
ツンデレともちょっと違うんですよね、仕事もできる遊び慣れたプライドの高いゲイという個人的にウホウホな設定なのもあって、面白かったです。

自分(受け)が振った相手(攻め)に仕事の契約をちらつかされ…

2

華麗なる香主、愛の誤算 小説

バーバラ片桐  桜城やや 

エロ分補給

偽造通貨Gメンの一樹は捜査中に貞操の危機に陥ったところを見知らぬ男に助けられる。
黎と名乗ったその男は、助けた礼として強引に一樹の唇を奪って去っていった。
後日別件の潜入捜査で男に襲われそうになっている所を再び黎に助けられる一樹だったが、その時黎の持っていた札束から偽札の感触を感じて……

エロ分補給でした。
香港マフィアの香主(ヤクザで言う系列組長クラス)×偽造通貨Gメン
わかりやす…

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艶罪~コノオトコ、罪人ナリ~ 小説

日向唯稀  桜城やや 

面白さ100%

サスペンスあり・笑いあり・涙あり・エロあり!!
中身がいっぱいつまった面白さ凝縮の作品です。
元やくざ×元サラリーマンホストのお話です。

日向センセの一話完結の作品中、大のお気に入りの一冊です。
まず桜城先生のイラストが最高!!
ストーリーのテーマはズバリ「罪」です。

過去に何度もしていない罪を着せられた経験を持つ青年が軸になります。

ナンバーワンホスト・純也(すみや)は…

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ホーム・スウィート・ホーム 小説

義月粧子  桜城やや 

攻めが優位なタイプ

仕事描写も上手くて文章も読み応えがあるのですが、義月粧子さんの作品が苦手な理由が判明しました。
周囲や攻めから、受けが冷たい扱いを最初にされる。特に攻めからの意地悪や言葉が、萌えや愛を感じるレベルじゃなく冷たい。
自分から思いを告げる受けの立場が、圧倒的に弱い。
それに反して、いつも攻めはたいした労力もなく、健気な受けをちょっと謝るだけで簡単に手に入れる。受けの苦節に対して、あまりにもお手軽…

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