三池ろむこさんのレビュー一覧

この恋、温めますか? 番外編ペーパー 特典

二人の関係は乙女には筒抜けです。

二人が働くコンビニのバイト女子学生の鳥羽さんが被った災難な番外編。
仕事には厳しい店長の攻め様、遅刻はヤバいと大急ぎでアルバイト先に出向き、
間に合ったと思ったのもつかの間、裏口からそろり入ろうとドアを開けた先に見えたもの

それは店長が受け様をロッカーに押さえつけ淫らに身体を撫でまわしている姿。
なんで今ここでと理不尽な怒りを抱きながらも諦め、携帯で5分後に付きますと店長に
連絡して…

3

この恋、温めますか?イラストカード 特典

攻め様にメロメロ

二人でコンビニ内で仕事をしている時の一コマが描かれています。
イラストは表紙と同じバージョンで裏がショートストーリー掲載カード。
普段、攻め様を見つめる事が出来ない受け様、それは攻め様を見るとドキドキして
直ぐに顔まで真っ赤になるから、でも仕事中に目だけで攻め様を堪能する受け様。

隣で店内に不備がないか確認してる攻め様を横目で盗み見て、あらためて自分の恋人が
素敵かをメロメロな視線で…

0

この恋、温めますか? 小説

浅見茉莉  三池ろむこ 

社会適応は子供でも、頭脳は明晰

スイスのボーディングスクールを出た、数学に突出した才能を持つ、金持ちの浮世離れしたような箱入りお坊ちゃんが、日本の大学に入学するにあたり一人暮らしをし、社会勉強にとコンビニでアルバイトを始めるのだが、そこの店長が好きになるお話。
この二人に立ちはだかる障害として、弟を溺愛する兄と、主人公を押し倒す程の執着愛を持っている弟が登場する。

何だか三池ろむこさんの絵がはまりすぎていて、これ、マンガ…

3

光さす道の途中で 小説

杉原理生  三池ろむこ 

ラストシーンが好き

友達から親友へ、さらにもう少し近づいた距離感。
高校生から大学生へと時も移り気持ちも距離も変わっていく。
その過程が全ての人にあるのだけれどとてもせつなく伝わってきます。
真野、高東、栗田、3人の思いあふれる終盤は涙がでました。
あの時、こうしていれば、こうしていたら、生きている限りそれの繰り返し・・・。
ひとり欠けてしまったけれどその思いも抱きしめて生き続けてほしいと思いました。
見…

3

この恋、温めますか? 小説

浅見茉莉  三池ろむこ 

箱入り天然お坊ちゃま

国内でも大規模な企業の御曹司で帰国子女の受け様が自活を目指して頑張る姿と
初めての恋に迷い、更に兄弟からの溺愛に困惑しながらも成長しながら恋を実らせる話。
全体的にはコミカルで初めての恋に切ない思いを抱くストーリーなのですが、
このお坊ちゃま、単純にお坊ちゃまと言うよりは、深窓過ぎる程深窓のご令息。

兄弟に溺愛され、兄弟のスキンシップがハグと愛してるなんて言葉が標準装備、
家族や友人…

4

言ノ葉ノ花 小説

砂原糖子  三池ろむこ 

たくさんの色をもつ花

人の心の声が聞こえる余村(受け)
寡黙で表情の変化が少なく他人から誤解されやすい長谷部(攻め)

--(以下ネタバレを含んだ感想になります)--
人の心が聞こえるってどんな感覚なのだろう?余村視点で語られるので、残酷な言葉の数々が辛かったです。
少しは慣れたと余村は思っているけれど、心に潜むナイフで刺されるのは、何度されても痛いものは痛いんじゃないかな・・・と思います。

それでも社…

4

この恋、温めますか? 小説

浅見茉莉  三池ろむこ 

恋、売ってますか?

イマドキこんな19歳いやしねーよと真っ先に思ったものの、意外としっかり社会経験を本気で積もうとしてる姿に・・・志賀さんじゃないけど・・・ほだされた、かな?

読み始めはいわゆる「じいや」にアパート探しから家財道具一式やらなにからなにまで準備していただいてて何様だワレ、と実は思い、志賀さんも突っ込んだようにエンゲル係数を気にしないお坊ちゃまにこめかみに青筋が浮かぶぐらいでしたが、そこはそれ、料理…

3

裸足でワルツを コミック

三池ろむこ 

年上男性×若いこは苦手

年上萌えが私にはないため
好き嫌いが読む前からある程度想像力できて
しまったのですが
絵は嫌いではないので
チャレンジしました

阿部先生のよさは、全くわからなかったですし
別れた男性との関係性も全くみえず
心のうつりかわりが読み取れなかったです

同時収録のスポーツもののほうが
展開としては良かった気もするのですが

急な展開すぎない?と思える本でした
ページ数の問題…

0

甘えたがりで意地っ張り 小説

渡海奈穂  三池ろむこ 

好きだから

なんだか久しぶりに、ワクワクするお話でした。
というか、飛び抜けてアホくさいというかなんというか(ノ∀`)ワラ
そもそもは、表紙の三池さんの画が可愛かったからの衝動読みだったんですが
これが可愛かった。あらすじからしてまた可愛いものね。
そうっ!あらすじが可愛いの。
ふざけてかまって、誰にでも愛想振りまいて。
そんな受が実は本気の相手には内心ドッキドキ。
あまつさえ、ふざけた体裁を見…

1

言ノ葉ノ花 小説

砂原糖子  三池ろむこ 

たしかにせつないが・・・

ドラマCDをかなり以前に聴いていたので、はじめて読んだ~という感じがしませんでした(笑)
主人公の余村は急に人の「心の声」が聞こえるようになってしまって、そこから人間不信になり坂を転がり落ちるような転落人生。
対する長谷部なんですが、どうしてそこまで余村に惚れたのか・・・わかりづらい。
切なさ200%って・・・たしかに切ないです。
ファンタジーと割り切るにはリアル過ぎるし、余村の力って結局…

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