三池ろむこさんのレビュー一覧

三百年の恋の果て 小説

海野幸  三池ろむこ 

その果てには何があったか

海野幸初読み。
聞いたことのない名前だったが、シャレード掲載ということと、ケモ耳、そして三池ろむこの挿絵で読んでみる気になった作品。
ここしばらく軽いものばかりを読んでいたためか、初めは少し目が慣れなかったが、とてもしっとりとした文章を書く人だなと思った。
俗世から離れた山奥の古神社が舞台だが、土の匂いや木々のざわめく音、そして時間によって色を変える太陽や繋いだ手の温もりなど、久々に五感に訴…

6

三百年の恋の果て 小説

海野幸  三池ろむこ 

ほんわりホワホワw

これは間違いなくカワ良かったです(*´∀`*)ポワワ
三百年前に狐の像に封印されてしまった紺。三百年ぶりに封印を解いたのは、名前も姿も同じ秀誠さん。
紺は秀誠さんが大好きで、大好きで、大好きで、大好きなんです!!!
とにかく甘い雰囲気がすごく上手です。
3百年も思い続けたとかすごく設定的にはときめくんですが、だからこそ、受けらしすぎる受けを想像していました。なので若干どうかな~と、苦手意…

5

ここからどうする? コミック

三池ろむこ 

無自覚ってこわい

表紙の2人のお話は、兎に角受けの子の天然ぶりにどきどきさせられっぱなしでした!
もの凄く恥ずかしい事を言っているのに無自覚という天然ぶりです。そしてそれに若干振り回されてしまう攻めの余裕のなさがお話が進んでいく中でしっかり表現されていて、読んでいてこっちまで盛り上がり盛り下がり(笑)
囲碁部というのも、部活ものでは珍しいのでは?
表題作以外も両想いぶりに思わず妬いてしまうような作品ばかりです…

1

魔法使いの恋 コミック

三池ろむこ 

恥ずかしい!

表題作の「魔法使いの恋」を含めるシリーズ作品は、とにかく攻めが歯が浮くような恥ずかしい台詞で受けをバシバシ口説いてくれます!まさに魔法!
受けの子はかなり控えめというか、大人しめの子です。嬉しい事があると唇を噛むクセがあり、喜怒哀楽もあまり表現しない。そんな受けをどうしても笑顔にしたくて攻めがあれこれしちゃってくれます!
個人的に同時収録の「キミのすべて」のシリーズもかなりオススメです!中学生…

3

言ノ葉ノ花 小説

砂原糖子  三池ろむこ 

恋人の心を知りたい?

仕事も恋も順調な男・余村は突然人の声が聞こえるようになり、それまで築き上げた信頼も愛も全て失ってしまいます。でも働かないと食っていけないし、電気店で働く事に。
そこで出会った同僚の長谷部という無口な男の心の声を聞いてしまうのですが。
「離したくない」「好きな人の手だ」
長谷部が余村を好きになったのも、頭痛で苦しむ長谷部の心を読んだからという……関わらないようにしようと想うけれど、率直で純粋な…

12

三百年の恋の果て 小説

海野幸  三池ろむこ 

三百年の恋の果て

ろむこさんの描くけも耳にひかれて購入。
買わざるを得ないよそんなん!!!!笑
人と白狐の妖しの話でした!
三百年前に封印されてしまった狐だという少年が、主人公のことを恋人の生まれ変わりだーといって慕うっていうね…
あたしそういうの



だからとってもおもしろかったです(*´Д`*)vv
しかしこの二人よりも、主人公の友達の神主×式神っていう方がやばく好みでした。
ちょっ…

3

言ノ葉ノ花 小説

砂原糖子  三池ろむこ 

最後まではらはら・・

主人公は、3年前のある日突然、人の心の声が聞こえるようになります。
ねたみそねみが、あふれかえる混乱と、困惑のなか、人間不信になって外に出られなくなり、仕事も彼女も失くしてしまった余村。
それでも生きていかないといけいので、家電の販売店に勤めひっそりと仕事をします。誰とも接しないように、ひっそりと息を殺しながら、半ばあきらめて暮らしているとき・・
不器用で口べたな長谷部の余村を好きだという心…

6

ここからどうする? コミック

三池ろむこ 

こういう部活ものも良いかも

表題作は、囲碁部の部長と他校のライバルとのお話で、ちょっと意外でした。
ライバル君が、あまりにもナチュラルにハグもキスも受け入れてますが、いいのか?君、囲碁ばっかやってて天然すぎにもほどがあるぞ!というツッコミはしちゃいけません。
天然ゆえに、本人無自覚な殺し文句もまたすごい(笑)。

部活ものは体育会系が好物なのですが、囲碁部というのは穴でした。
ストイックといった点で弓道部と並ぶぐら…

1

願いかなえば コミック

三池ろむこ 

いつも懐かしいと思ってしまう

大学の演劇研究会に籍を置く窪田は、ある日、プロからも注目されている八木沼に「オリジナルの脚本を書かないか」と言われる。彼とつるみながらも、密かにコンプレックスを抱いていた窪田は素直に喜べない。しかし、脚本の話を断ろうとすると、八木沼が突然キスしてきて……!? 
という話です。特に大きな事件は起きません。夏のけだるい暑さを絡めながら、まだ海のものとも山のものともわからないこれからの人生を踏み出そう…

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