三池ろむこさんのレビュー一覧

キラキラ コミック

三池ろむこ 

恋の始まり

一つ屋根の下に大勢住んでいる漫画を描きたかったんだそうです。
実際の居住者は4~5人なので、大勢というほど多くはないですが、それぞれの関係者も絡んでくるのでそこそこにぎやかです。
アットホームな感じでみんな優しくて、あったかくなれるお話でした。

メインのカップルは、自称カメラマンの加持遼太と高校の先輩宮田真人。過去に告白し振られたものの、忘れてはいなかった遼太と、振ったもののずっと気にな…

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キラキラ コミック

三池ろむこ 

「やっぱり2度目は怖い」

いつも新刊は周りの評価を見てから購入するのだが、今回はほぼ表紙買い…。
日差しを感じる二人の顔と題字がすごく「キラキラ」という感じの表紙と、
犬を囲んでいる裏表紙はとても温かみがあってとてもいい。
この犬は書き下ろし漫画に出てくる犬で、書下ろしと裏表紙がリンクしているのもまたいい!

内容もそのキラキラ加減が負けていない。
表紙買いしたことを悔やまない内容だった。
2度目の恋に戸惑い…

3

キラキラ コミック

三池ろむこ 

群像劇

下宿!気の良い仲間との共同生活、夢に恋。
ベタな青春群像劇にはお約束の設定がてんこもりで、
群像劇好きな私はかなりのツボ作品でした。

下宿に集う人たちが、みんないい人なんですよね。
仲間の事には口煩く干渉はしないけれど、優しく見守る。
困った事があれば、黙ってすっと手を差し伸べてくれるスタンスで。
うわ~こういう下宿っていいなぁ!住みたいな~と思ってしまいました。

そんな優し…

2

キラキラ コミック

三池ろむこ 

オトナにはくすぐったい

タイトルもかわいいけど、内容もかなりかわいい系でした。
下宿屋に住む人たちは、職種も年齢もそれぞれだけど、個性的でアットホームな関係。
恋愛より、人と人の繋がり…みたいなのがポイントになっている話だと感じました。
恋する人、想いを寄せられる人、応援する人、みんな様々…。
下宿に住む人の、それぞれの恋の話となっています。
暖かいい下宿だけど、どこか孤独をも感じる部分もあって、それが人との繋…

3

キラキラ コミック

三池ろむこ 

急いてしくじった「1度目の恋」、ゆっくり歩み寄る「2度目の恋」

同じ人物に対する2度目の恋というのは、陳腐と思いつつも心を捉えて離さないテーマである。

BL作品でもしばしば扱われ、一度は交際していたものが別れたのち再会して…といった流れの作品も多い中、主人公・加持遼太の1度目の恋は告白しただけで終わっており、そのままよもや再会することがあろうとは思ってもいなかったというところが本作のポイントであろう。
その相手・宮田真人が卒業式でろくに知らない後輩から…

4

キラキラ コミック

三池ろむこ 

初恋を思い出しましたよ

爽やかで、Hもなくってキスシーンすら何コマかしかないけど、
それでも読後感はすっきり爽やか!ですね。
夢を追いかける男の子達がみんなすごいキラキラしてる。
そして彼らの恋もキラキラしてるよー
みんなそれぞれ悩みをかかえながら恋したり、仕事したり、日々を乗り越えているんだもんねー
眩しすぎて、汚れすぎた自分が少し悲しくなりました。
なんかどこか懐かしくって癒される1冊でした。初恋を思い出…

3

キラキラ コミック

三池ろむこ 

青春時代の片思い

読んでる間も青春時代真っ盛りでいいな~と思いました。
夢を追う皆の愛の形がキラキラしているのか、タイトルの「キラキラ」はぴったりだと思います。
脇役のキャラの恋愛が2つと、読みきりの話が2つ。
あわせて5つの恋愛が読めます。
どれも共通するのが、可愛い恋愛、じゃないかと感じました。
相手を思う気持ちにはやっぱりキラキラしているものがあります。
難しい話や設定はないのですっきりと読め、読…

2

キラキラ コミック

三池ろむこ 

きれいすぎる恋

みなさんの高評価を受けて購入してみました。
……が、私の好みではなかったかな~。

正直に言うと、「きれいな恋すぎる」という感想でした。
少しぐらい醜い部分があってこその恋愛だと思っている私には、物足りなかったです。
何年も思い続ける~というシチュエーションがすごく好きなだけに、その間の葛藤なんかが全く見えなくて残念でした。
そもそも、加地が真人を好きになった過程が好みじゃないのかも。…

3

言ノ葉ノ花 小説

砂原糖子  三池ろむこ 

ガラス細工

とっってもいいお話でした。
ある日周囲の人間の心が読めるようになった主人公の苦悩が、繊細なガラス細工のような文体で綴られてます。
そんななか、一途に自分を思ってくれる、心は真っ直ぐだけど見た目は無愛想な同僚に惹かれてゆく。
切なかったー。
人間の本音は醜いのに優しいのは何故だろう。砂原さんが上手いからでファイナルアンサー(古)。
あと、エッチが超能力言葉攻め羞恥プレイで、あまり言葉攻めには萌えな…

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言ノ葉ノ花 小説

砂原糖子  三池ろむこ 

リアルな心理描写

順風満帆な人生を送っていた余村が、
ある日突然「人の心の声」が聞こえるようになってしまう。

いきなり備わった能力に驚き戸惑い、
人の本音と建前を目の当たりにし人間不信なった余村は、
努めて人との係わり合いを避け、
世捨て人のように暮らしていました。
そんな余村の耳に、温かく響いた長谷部の一途な言葉……

「心の声が聞こえる」というファンタジックな設定と、
砂原さんお得意のリア…

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