雀影さんのレビュー一覧

弱味をにぎられた社長 コミック

ナツヤマ皐月 

このタイトルだから

もっとエロいの想像してたの

でも、よく考えたら、フュージョンプロのPOE BACKSだし、
この表紙だし、
ないよねぇ、、
エロエロ

同じタイトルでも、これがピアスだったら、きっともっと、鬼畜~~で、エロエロ~~な展開が、、、。

表題作、カバーに書いてあるあらすじからでは窺い知れない、微妙な厨二テイストのファンタジー展開で
そのへんが、最初から商業誌掲載ありきの職業マンガ…

0

さよなら、偽り恋ごころ コミック

いさか十五郎 

カバー絵が

上手いこと、釣りになっているというか、、、

このタイトルで、このカバーイラスト、
ブルーの色調といい、この座り方といい、
なんか、こう、
もっと、おされな切ない系?

ところが中身は、
天然フェロモン君が、自分の押し倒され人生を嘆く、一人ノリツッコミ的な漫才展開。
テンポよくたたき込まれる小ネタ大ネタ、
ギャグからシリアスまでの振幅の大きな絵、
サービス精神旺盛すぎやん。

1

妄想エレキテル(4) コミック

ねこ田米蔵 

犬も食わない

っていうか
犬が食いつくんで、、、
な第4巻。

心身共に恋人同士になったふみとしゅんぺー。
仲直りセックスから、目眩く、ズブズブの肉欲ワールドが展開するのかと思いきや、
犬も食わないような痴話げんかの種は、
ふみの家で飼いだした「犬」
その名も「春平」
や~ん
ぶさいく~
おかげで欲求不満の二人。
妄想ばかりが膨らんで、、、。

後半は、またまた里中先輩の悪だくみ。

2

真水をすくう手のひらで コミック

神楽坂はん子 

行きずり君は?

このお話って、BL抜きにして、見えちゃう刑事さんが事件を解決しちゃう警察物でも、全然アリだったと思うけど、
まあ、でも、やっぱりそれだけじゃなくて、主人公の恋愛模様とかがあった方が、絶対お話に厚みがでるし、
更にそれが男同士だったりするので、こうやってコミックスを手にとって読んだりするわけで、

身体のどこか一部にでも触れると、その相手の死ぬ瞬間、最後に目に映った物が見えてしまう朔。
そ…

2

ぼくらが恋をするには コミック

青井さび(内田つち) 

臆病すぎる恋人たち

お付き合いしているのに、身体の関係に今一歩進めないでいる臆病な恋人たちのお話
「ぼくらの青に茜色の風船」

身体の関係だけと割り切って付き合っていたのに、本気で恋してしまって尻込みする恋人たちのお話
「ぼくらが恋をするには」
この二つのお話はリンク作。
「~風船」の主人公・聖と、「~恋をするには」の主人公・後藤が同じ下宿に住む先輩後輩。
聖は今の恋人以前にお付き合い経験なしどころか…

0

落ちる先には練乳地獄 コミック

葉月つや子 

時の流れの無情

乙女チックとか、リリカルとか、そんなお嬢様の花咲く世界と対極にある
ガチムチ毛むくじゃら、やったモン勝ちの肉体派エロ。
お話の展開の臭さもドラマチックなこの短編集。
このこってりとした熟練の味わい、満腹感。
一度味わうと、結構クセになる。

さて、この練乳本、
「腐ォロー」では、あまりのむき出しにビックリした諸々が、
その後の時の流れは無情といいますか、
他の方のレビューから察す…

0

onBLUE vol.2 コミック

未レビュー発掘

今週は、たまっている未レビュー本を、ちょっとでも消化したい週間。
えすとえむさんの特集なので、発売当初に買ったはず。
今改めて読み返すと、なんだかほとんどの作品のコミックスもっているぞ。
えすとえむさんのトルコ兵士の話は「クシュラル」
山中ひこさんのアンドロイドの話の「500年の営み」
秀良子さんの女装子ちゃんの話の「宇田川町で待ってて。」
恋煩さんの高校生の話は「溺れる」
梶ヶ谷さ…

1

白のころ コミック

三田織 

それは運命

雑誌に掲載された短編と、書き下ろしでその後日談をセットにした短編集。

この気持ちは、恋なのか?
って、ようやく気付いていく、その心の動きを丁寧に紡いだようなお話ばかりなので、
雑誌掲載時には、恋愛の成就って所まではたどり着かず、よって、当然のようにエチいシーンなんて皆無。
せいぜい、子供っぽい触れるだけのキスが精一杯。
書き下ろしの方では、そこから多少は関係が進んでいますが、
表題…

4

ジュエリー・スィートホーム コミック

鳥人ヒロミ 

ダメ男

同時発売された「銀座の恋の物語」のゲイバー「銀城」の常連、晶の物語。
あちらが「場所」を軸にした、いろいろな恋の物語なら、
こちらは「時の流れ」を軸にして、恋の終わりと新しい恋の始まりを、じっくり描いた連載物。

美人のビッチ受け君が
諦めきれずにいたノンケ男に襲い受けてみたら、上手くこっちに転がってくれて、
ずるずると切るに切れずにいたダメ男と別れさせてくれる。
そんなお話。
鳥…

1

銀座の恋の物語 コミック

鳥人ヒロミ 

なんか、うれしい

雑誌連載は、コミックスになってから読む派なので、鳥人先生の商業オリジナルとは随分ご無沙汰いたしましたが、

実に、よかった

ストーリーの展開が自然で、
ちゃんとみんなハッピーエンドになって、
そして、
どのキャラも、みんな色っぽい。
舞台になった、銀座のゲイバーにふさわしい、大人の色気ですな。

特に、ヒゲのないアンソニー君がかわいい。
酔って下品になった時の顔が、壮絶色っ…

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