雀影さんのレビュー一覧

悪玉 コミック

吉田ゆうこ 

繊細な絵だなぁ

お話の方も、繊細。
表題作の「悪玉」は、微妙にテレビの連続ドラマっぽいストーリー。
後半の「ノンフィクション」はTVドラマに出演中のタレントさんのお話。
どちらの作品も、登場キャラたちの動きや佇まいが、年若いアイドルタレントさんの演技がたどたどしい感じに通じる物があって、絶妙に連続ドラマっぽくて、生もの系や中の人系の薄い本みたいなドキドキ感が味わえる。
これがもし、本当に中の人系とか生もの…

1

光木八尋の甘美な憂鬱 コミック

深井結己 

エロすぎじゃないか

これ、えろすぎて平台に並べられないんじゃないかと、心配になるような、
隠微にエロい濃いピンクを基調にしたカバー。
ドラコミ版に比べて、カバーがつや消しの分、より肌の質感がしっとりとエロい。
一応、後のイラストは普通に着衣なんだけど、その分帯が、、、、。

こちらは、掲載誌「麗人」なので、一話ずつ完結しているが、実質的には4つのお話からなっている。
表題作は「南美隆輔の傲慢な正餐」のスピ…

0

六月の丘のひなげし コミック

深井結己 

美しいけど恥ずかしい

なんですか、このカバー絵。
同時発売の竹書房本と比べると、ツヤツヤのコート紙&爽やかグリーンの帯のおかげで、ぱっと見のエロさは薄まっているような、でも、ほとんど肌色のこのカバー絵。
裏の絵も、もっとアレだしな。

ドラコミ版は、ほぼ1冊まるごと1本の、ゆったりとした連載作品。

フランスを舞台にした、金髪のアポロンと丘のひなげしの花の化身のロマンス。
初めてであった時、お互いに一目で…

1

やもめのたまご コミック

赤星ジェイク 

ぬけが

天然系ビッチ受けの中編集。
絵描きさんの話と、マッサージ師さんの話と、空き巣さんの話の3編が収録。
どの話も、全体的にエロはかなりガッツリ、汁たっぷり系。
なはずなんだけど、なぜか、エロくないわけじゃないとは思うんだけど、
これだけエチシーン満載ならもっと滾れてもいいとは思うんだけど、
なんか抜けない。
表題作とか、特に。

きっと絵はお上手なのよね。
どんな体位、体勢になっても…

5

わんにゃん日和 コミック

仲郷たけこ 

ケモノ擬人化ほのぼの4コマ

BL雑誌の小さなオアシスみたいな、ほのぼの4コマ作品。
6年越しで、ようやく1冊分。
掲載誌がBLなので、登場するのはオスばかり。
でも、濃厚なエロとかはない。
種を越え、性別も越えて夫婦になって、子供も生まれる。
そんなファンタジー。
ギャグの不条理は、カワイイが正義。
ゆるっとぬるっと、カワイイの世界でほのぼのすればいいの。

うん、
カワイイのは間違いない!
大人組、子…

1

オオカミ男と白うさ少年 コミック

松成久美子 

ランジェリー

コスプレ姿がかわいい
けど、
せっかくのかわいいコスチューム、もうちょっとしっかり絵にして見せて貰いたいかも。

うっかり迷い込んだ変なお店で、マスターに気に入られちゃって、いきなりエロいこともされちゃって、
マスターにエロいことされるのは、実はまんざらでもなくて、これって相思相愛?

ストーリー展開はざっくりだけど、かわいくってわかりやすい。
エロも結構盛りだくさん。
こういう…

1

王子の箱庭 コミック

緒川千世 

カバーイラストが素敵

こちらでの評価が高かった昨年の新人さん。
初コミックスをようやく入手。

全体の絵や構図とかコマ割りは、きれいで読みやすい。
ストーリーの展開も、言いたいことは良く伝わってくる。
ただ、個々の人物の絵とか、ストーリーの根幹について、いろいろつっこみたいところも無いわけじゃなくて、、、
キャラクターの絵が既成の作家さんに影響受けてるのかなって見えるのは、まあ、こっちの読み手側の勝手な感覚…

1

叶先生のすべて コミック

田中ボール 

いいツンデレ

先日ドラマCDを聞いた感想書いてたら、原作の方はまだレビューしてなかったのに気付いたので、改めて読み直した。
確か、ドラマCD化の話を知って、寺島さんと羽多野さんのキャスティングが意外に感じたけど、改めて読み直して、やっぱり脳内再生は、その二人では聞こえてこなかった、この二人のドラマCDを既に聞いているにもかかわらずね。
コミックだと、日高君はもうちょっと悪い感じに変態で、叶先生はもうちょっと…

1

灯先輩と氷河の大変な生活 コミック

田中ボール 

はっきりいってしゅみじゃない

この氷河みたいなキャラは、大嫌い。(心の声も、ユニゾンで)
でも、この氷河の、本当の気持ちと裏腹につるつる出てきちゃうツンデレな悪口と、それを諫める心の声とが同じコマで争っている、このスタイルはすごくおもしろい。
氷河の事を、かわいいツンデレって思えるなら、楽しい作品。
絵もかわいいし、自分のことには自分が真摯にならなきゃって灯先輩がストレートに主張したりするところとかもイイなって思う。

1

この世 異聞 其ノ七 コミック

鈴木ツタ 

クラヨリ様がかわいい

ほんと、初々しくってかわいいったらない。
いくら本人が、中身は60歳のおじいちゃんなのだから勘弁してって主張してみても、
この可愛さは本来の天然でしか出せないよねぇ。

この巻は前回の「えぇぇーっ」な終わり方を受けて、あまり間を開けずに読んだため、ちゃんと話は把握できたわ。
っていうか、「えぇぇーっ」なすったもんだの後のクラヨリ様が、あまりにもかわいかったから、もう、どんな展開だったか、…

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