雀影さんのレビュー一覧

虎穴ダイニング コミック

元ハルヒラ 

虎、かっこいい

虎のお顔とか表情とか、すごく素敵。
虎は、
虎は、かっこいい。

見た目すごく虎なのに、優しい性格の日向さん。
設定は悪くないよね。

アカルのアホっぽいっていうか、寧ろ、アホそのものの所も、かわいいっちゃかわいい。

なかなか不思議な雰囲気で、
絵もきれいだし
評判高いのは頷ける。

でも、
だからどうって、、、。

強いていえば、日向の上司の鳴賀さんは、ちょっと…

5

いとしの猫っ毛 小樽篇 コミック

雲田はるこ 

冒頭から

もう、最初のカラーページの、二人の出会いからウルウル。

高校生みいくんの不安定な美しさにもメロメロ。

大学生けいちゃんの男らしさにドキドキ。

いったい、どうしてくれよう。

猫っ毛は、巻を追うごとに好きになっていく。
多分、この二人の物語が深さを増していっているのは、キャラクターの力っていうより、雲田さんの成長が大きいのだと思う。
私にとって雲田先生は、よしなが先生のあと…

4

ゆめ糖花エンドロール コミック

蛇龍どくろ 

これは好きかな

結局の所、蛇龍さんってどうゆう作風だったのか、既に不明になってしまっていたけれど、
これは、結構好きかも。

表題作の、ファンタジーともサイコホラーとも言えるような、ロマンティックなハッピーエンドのその後のお話。
この、ストーリー展開が好き。
この、極端に背景の書き込みの少ない画面構成もすき。
エンドロールのその続きは、二人での物語の始まりで、
このお話は、その始まりの物語。
そし…

1

恋は育って愛になる コミック

木下けい子 

実らせて

東京から車で2時間。
微妙な距離の農村地帯。
中学生時代数年暮らしたことのあるその村へ、肥料の会社の営業として行くことになった櫻井は、当時の同級生・中道と再会する。
中道は実は・・・。

これも幼馴染み物と言えるのかな。
中道の方は、中学生時代から櫻井を意識していたけど、櫻井の方は特にそんな感情はなかったのが、再開後、櫻井と付きあって、アプローチされているうちに、だんだんと恋心が芽生え…

4

料理男子の隠し味 コミック

文月あつよ 

せっかくの

きれいなお顔が、中身のせいで、なんだかとっても残念な方向に、、、、。

どの作品も、受けの方はそれなりに素直でわかりやすい性格なんだけどね。
攻めの方が、見た目はきれいなのに、なんだかいろいろ残念。
表題作の攻めくんは、イケメンでお仕事も出来るクールくん。
でも実は自分の感情の動きに無自覚っていうか、感情そのものが薄いっていうか、そして壊滅的に不器用。
「カーテンと秘密」の攻めは思いこ…

0

マイホームマイダーリン! コミック

今野さとみ 

おじさんはかわいい

表題作は、不動産屋さん上田くんのお話。
お仕事先で出くわした他社の営業マン崎本、長身、イケメン、仕事もそつなく、出来すぎでいけ好かない奴。
もう会いたくないって思っていたのに、お互いの会社の社長同士が知り合いで、一緒に仕事をすることに。
一緒に仕事をしてみると、彼の良さがわかってきて、そしてなんだか気になるように、、。
この、上田が前向きに頑張る感じは結構イイなって思う。
1話目の上田と…

3

花畑と別れ話 コミック

小嶋ララ子 

高校生はくぁわいい

ララ子さんの高校生は、ほんとにかわいい。

初めての恋の感情に、自覚が追いつけなくて、
自分で自分が上手くコントロールできなくなって、
泣いたり、怒ったり、ドギマギしたり、拗ねたりしたり。

また、絵も、かわいらしい。
小作りなお顔に細い首、
薄い肩、小さいお尻、
ふわふわの髪、小さな唇。

可愛い恋のお話と、可愛い男の子。
こんな風な古典的な少女趣味満開な世界で、ロマンテ…

2

聞かせてよ、愛の言葉を コミック

竹中せい 

好物は

大事にとっておいて、後から食べる方ですか?

芸能界物。
天才子役といわれていた子供が、ちょっと優しくされたのがきっかけで、年上のきれいな俳優さんに懐きました。
そして、子供の刷り込みの恐ろしいところは、17歳の年の差を物ともせずに12年間しつこく追い回して、ついにはお付き合いするようになりました。
お付き合いしているつもりでも、年の差のせいか、いろいろすれ違いがあって、ヤキモキしたりも…

1

指先から媚薬 コミック

上川きち 

最初は

レイプだったけど、、、なお話。

レイプ犯は、会社の同じ社員寮に住む、同じ課の人間の中にいる。
そいつを見つけ出して、必ず報復してやると思っていたのに、、、。

ちょっとサスペンスタッチ。
毎回一人づつお相手が変わって、危機があって、最初のレイプ犯が助けに来てくれて、
で、そのレイプ犯に結局犯されて、でもそれがだんだん嫌じゃなくなって、最終的に、レイプ犯はなんとあの時のお前だったのか…

3

タンゴの男 the final コミック

崗田屋愉一(岡田屋鉄蔵) 

最終版

最終版と銘打つだけあって、実に素晴らしく渋い素敵な装幀の本に仕上がっています。
カバーの紙の色合いや質感といい、本体表紙のの金一色の印刷も素敵。
この、BL的な甘さからは程遠い、渋くてガタイのいい男二人の表紙の本は、タンゴを通底メロディーにした、愛の物語。
旧版のカバー絵の方がBL的には成立していて人目を惹くし、こんなカバー絵の本、いったい誰に訴求するのか心配になるようだけど、大丈夫。
読…

3
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