いとしの猫っ毛 小樽篇

itoshi no nekokke otaru hen

猫毛般的可爱软发

いとしの猫っ毛 小樽篇
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神128
  • 萌×212
  • 萌8
  • 中立5
  • しゅみじゃない3

--

レビュー数
28
得点
717
評価数
156
平均
4.6 / 5
神率
82.1%
著者
 
媒体
BL漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
シトロンコミックス
シリーズ
いとしの猫っ毛
発売日
価格
¥638(税抜)  
ISBN
9784799712511

あらすじ

「いとしの猫っ毛」の主人公、幼なじみのみいくんと恵ちゃんの高校時代編。
小さい頃から恵ちゃんに抱いてた気持ちが、恋心だとはっきり自覚したみいくん。
しかし完全にノンケの恵ちゃんに、気持ちを伝えて関係が変わるのを恐れ、絶対に言わないと心に決めたのだった。
思春期の好奇心を丁度良く満たしてくれる大人な相手もいるし、恵ちゃんとは、このまま友だちのままがいいかもしれないと思い始めたみいくん。
しかしある日突然、恵ちゃんに彼女ができたと告げられ心が乱れてしまう…。

(出版社より)

表題作いとしの猫っ毛 小樽篇

高校生 花菱美三郎(みいくん)
高校生 お隣に住む同い年の 沢田恵一(恵ちゃん)

その他の収録作品

  • いとしのねこっけ~the Long way home~(カラー口絵)
  • あとがき

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レビュー投稿数28

読むたびに泣いてしまう

いとしの猫っ毛 全5巻よりもこっちの方が好き。
というよりも、この小樽篇があったから猫っ毛の本篇が好きになったといってもいいかも。

まず舞台が小樽ということ。
北海道に10年近く住んだ事がある私にとって、ものすごく懐かしい空気感がそこにあるんです。

全てが雪に包まれる中で映える赤いナナカマドの実、北海道独特の玄関や屋根、札幌ー小樽間の海に面した線路、雪道の歩きかた、冬の暗く沈んだ日本海、前歯に凍みる冬の寒さ、話すイントネーション(ちなみに正しいおたるのイントネーションは真ん中の「た」が高い。)や語尾などそういった懐かしい数々が自分自身の記憶と相まって郷愁を感じながら読む事ができる幸せ。
本当に小樽を舞台にしてくださってありがとうございます!と言いたい。
(もちろん北海道を訪れたことがなくても追体験できる描き方をされています)

そしてこちらの作品は、よむたびに泣いてしまう。
本篇で幸せいっぱいのみいくんにこんな辛い過去があったなんて・・・。
恵ちゃんのことが好きで、好きで、でも・・・という葛藤。
なんてその瞳の暗いこと。

いっつも泣いてしまうのが「きみの人生を変えてしまってごめん・・・これからはきみらしく生きて って」と会ったら言おうと決心した後、二人でふたご座流星群を寝転んで眺めているシーン。
むくりとみいくんが起き出して「大事な話があるんだ」と切り出した後の、一ページです。

二人で無言で見つめ合って、途中三コマ目から無言でポロポロ涙するみいくんが描かれた計四コマのシーン。

ここにみいくんの葛藤が全てが詰まっている。
言わなくちゃ、言わなくちゃ。。。という気持ちと、とてもじゃないけど別れを口に出せない本当の気持ちが物凄くせめぎ合っていて、漫画の力って言うんでしょうか、お互い何にも発していないけど全てがここに描いてあるという。
この時のみいくんの胸中を考えると、いつも胸が張り裂けそうになって毎回ここで泣いてしまうんですよね。
ここの描写が神だと思っています。

3

猫っ毛をもっと好きになった

BLで初めて泣いた作品です。

みぃくんの生い立ちと脆弱な精神、そして一途な想いが反比例していき、クライマックスまでにぎゅ~っと切なくなっていく。
そしてラスト、道産子けいちゃんの底抜けのおおらかさに心が震えました。
小樽編での越冬があってこそ、ほのぼの猫っ毛、ゆるゆるのまたたび荘のエピソードが生きてくるな~って思います。

1

けいちゃんが切なすぎて泣けます

猫っ毛シリーズで異色の切なシリアスなお話。2人の高校時代のお話です。 猫っ毛シリーズがとても好きでどの巻も比べられないくらい大好きですが、涙が止まらなくなるのがこの小樽編です。雲田先生の漫画全てに一貫しているのですが、何度も読むにつれて不思議なことにお話が好きになり、キャラクターが愛おしくなります。この小樽編も例に漏れず読むごとに切なくなり2人が愛しくなりました。 いや、本当に。それくらい大好きな作品です。
小さいころからお隣同士で仲良く育ったみいくんとけいちゃん。出会った頃からけいちゃんに想いを寄せてきたみいくんは、彼の親友でありながら、けいちゃんをオカズにオナニーをする虚しい日々を送っていました。自分が何よりも恐れるのはけいちゃんとの今の関係が崩れてしまうこと。それを守るために、甘えたな本性を隠して、けいちゃんに親友として接するみいくんに胸が痛みました。
一方普通の家庭で幸せに育ったストレートのけいちゃん。みいくんが自分のことを好きだと気づいて付き合うようになります。でも、それはけいちゃんのことを恋人として見るというより、自分の大事な人を傷つけたくないという気持ちからでした。”みいくんは自分のことをこんなにも好きだったんだなあ、かわいそう...”と考えるけいちゃん。みいくんのことは人として大事に思っているけれど、恋愛対象として好きだという気持ちがけいちゃんの中に見えなくて、残酷だなぁと感じました。
そんな中で起こる悲劇。みいくんの大事な人が2人同時に亡くなり、それによって2人は離別を余儀無くされます。
お葬式の後、孤独に震えるみいくんが、けいちゃんを抱きながら彼の顔を隠して何も見えないようにして、オナニーをする場面は泣きました。ごめんね、ごめんね、と泣きながらけいちゃんに欲情して、自分で始末するみいくんが可哀想で切なかった...
同情で好きという気持ちに付き合って欲しく無いと告げたみいくんは、けいちゃんと東京と小樽で離れ離れになってしまいます。東京で過ごす間、みいくんは自分が誰かに甘えて愛されたいという生き方しかできないと悟り、けいちゃんに別れを告げようと決心します。君の人生を変えていっぱい難しいことを考えさせてごめんね、と涙するみいくんが切なくて私も泣きました笑 でも、けいちゃんはここで男らしさをみせます。みいくんのために、自分が東京に行こうと決心し、それを告げられたけいちゃんはハラハラ泣きました。けいちゃん乙女。可愛すぎます。そしてその後けいちゃんがまたたび荘にやってくるのですね。けいちゃんかみいくんに対して本当に好きになっていく様子はその後から見られるようになります。
長々と書いてきましたが、とにかくみいくんが泣く泣く。すぐに涙を溢れさせて、自分のさみしい気持ちを飲み込みます。可哀想なやつめ!
でも、これからはみいくんに癒してもらいなさい。実際本編でたっぷり癒されてるからもう言うことないね笑

6

大好きな作品

『いとしの猫っ毛』の主人公たちの高校生時代のお話です。

本編と変わらず心は恵ちゃん一筋のみいくんですが、寂しさや好奇心にあらがえずに何人かの人と関係を持ってしまいます。
脆くて繊細なみいくん。
(文字にしてみるとただの浮気になってしまうんですけど(;´・ω・) 「好きな人いない」とか嘘つく卑劣な行動はしてないし…)
強く清くばかりはいられない、ままならない人生を恋愛という形で甘くほろ苦く描いているようで、その中でもがき続けるみいくんが愛おしくなります。

恵ちゃんは、同性の幼馴染が自分に恋しているかもしれないという事実に気づかないふりをし続け、単なる”ゲイの男の子の幼馴染”でいることだってできたはずなのに、あえてその蓋をみいくんに開けさせました。
(恵ちゃんがあそこでみいくんの真意を聞かなかったら、みいくんは一生告白しなかったと思います。)
最初から受け入れるつもりで蓋を開けさせたのでしょうから、世間体よりも何よりもみいくんのことが一番大切なんだなと思い知らされグッときます。
みいくんが心配するよりもずっと、恵ちゃんはみいくんのことが大好きだったのだと思います。

登場人物の表情がとても豊かでかわいらしいです。
みいくんのジト目と恵ちゃんのやさしいネコ目、カッパ口が絶品です。
雲田先生の描く、細いのに肉感的な体が好みです(*ノωノ)


私事ですが、ちょっと事情がありまして感情が枯れ果てたようになって、好きなものと嫌いなものの区別もつかないようになっていたのですが、この作品に出会って久々に心が震えました。
この作品を世に送り出してくださった雲田先生に感謝します。

本編と合わせて、何度も読み返し、この先も見守っていきたい作品です。

4

17歳の無力感

本編から遡ること6年前、高校生のみいくんとけいちゃんのお話。
特にみいくんの過去にスポットが当たってます。
父親を亡くしてから恋多き母親を嫌いながら、
性的な目覚めに抗えないみいくん。
だらしないなぁと思うけれど、
本来甘えんぼなはずなのに、
親に甘えることができないのは辛かったんだろうな。
けいちゃんに対しても
「不幸になるってわかってて気持ちを押し付けるなんて間違ってる」
って泣くほど悩んでるし。
こんな泣き虫な攻様いるかしらってくらいよく泣きます。

17歳でたった一人になってしまったみいくん。
「一人で生きるつもりなら」
「今後一切あなたに関わらないし面倒も見ない」
そう、祖母に言われ、文字通り泣く泣く小樽を出ることになります。

遠距離恋愛から破局の危機!?
泣きながら別れを切り出そうとするみいくん。
それを救ったのは、やっぱり男前なけいちゃんでした。

この巻の最後が本編1巻とつながっています。
そうして、ラブラブな二人の生活が続いていくんですね。

5

謎が解けた…!

33話を初めて雑誌で読み、なんて可愛いカップルなんだと思ってドラマCDから入りました。ところが!…っえ!?みいくんまさかの浮気?!!と一気に冷めてしまって、私の前半の萌を返して~!!と泣き叫びたい気分でした。受けの子が浮気する話は時々あるんですけどね、攻めの子が浮気するって、どーしても私は受け入れられなくて、あんなに恵ちゃんにベタ惚れなくせに何故なんだと、混乱するわショックだわで(笑)。でもびっくりするくらい猫っ毛シリーズが好評価なもんですから、何故だ何故だと気になって気になって。で、何やら小樽編で真相が分かるようでしたので、一巻も二巻も読まずにまず小樽編から読みました。
そして納得…(笑)。
みいくん、本当に本当に、涙もろく弱く繊細な男の子なんですね。私はもう、攻とか受とかあんまり考えずに、1人の男の子として焦点を当てて読みました。幼馴染みの恵ちゃんに片想いして、恵ちゃんに彼女が出来れば傷つき、別れれば喜び、そして報われない気持ちに苦しむ、普通の男の子でした。父親を亡くしたせいか、父性愛に飢えたところがあって、年上の甘やかしてくれる男性に一時的に慰めを求めてるんですね。清水さんと母親を亡くした後、東京の祖母の所に行くことになった時、同情じゃだめなんだと、付き合い始めたばかりの恵ちゃんに言うのです。これで終わりかも、と、みいくんは1人東京に向かい、それから6年遠距離恋愛という設定になってますけども、みいくんにとっては、実質は付き合ってるのかはっきりしないような関係だったんじゃないでしょうか。でも恵ちゃんが好きだから、自分からは関係をはっきりできないし、離れられるはずもない。寂しさから、適当な相手を見つけて現実逃避して、自分はこんな生き方しかできないと、また涙を流すのです。清水さんと約束した、恵ちゃんのことを本当におもうこと、その事を思い出して、恵ちゃんと別れるため小樽に帰ります。泣き虫なみいくんは、肝心なところで声を詰まらせてしまうのですが、恵ちゃんはみいくんの心の叫びを聴きとってくれました。恵ちゃんは自分なんかが東京に行って、みいくんに何がしてあげられるのかと、恵ちゃんなりに考えていたのですが、みいくんの涙が全てを解決したようです。
みいくん、恵ちゃんで大丈夫なの?年上の甘やかしてくれる男がいいんじゃないの?本当は、ネコになれる要素がめっちゃありそうなんですけどー!!て、いろいろ心配なみいくんなんですけど、一巻を読んで、ほのぼの幸せそうな二人を見て安心しました。もう小樽編読んじゃったので、わだかまりなく、二巻、三巻と読み進めていけます。

1

神作

いとしの猫っ毛の過去編。
冒頭からして素晴らしい。カラーで幼き頃のみいくんとけいちゃんの出会いの場面が描かれております。みいくんは幼き頃からイケメンであります。けいちゃんが中々みいくんの名前が呼べない所超かわいいですwwwこれはいくらみいくんが幼くとも惚れてしまうのはしょうがないです。

さて、プロローグからは高校生でございます。高校生のみいくん超イケメンすぎてドキドキしちゃいました。てか当時は結構クールだったんですね。そんなクールな高校生時代でもけいちゃんが大好きな感じがすっごく出ているんですが、当時はまだ片想い。片想いっていいなー!すっごくときめきます。言いたいけど言えない感じとか、嫉妬しちゃう感じとかぎゅんと詰め込まれてて良いです。清水さんとの関係はもうなんとも言えない。けいちゃんがすきだけど・・・でも、楽な関係に行ってしまうっていうのは人間の弱さもあるでしょう。

清水さんとの関係を終わりにしようとするシーンあたりでみいくんの服が長袖だったり半袖だったりするのがちょっと気になりましたが、それはさておき、やっと告白できたみいくんの表情最高萌えですね。そんなこんなでやっと順調に行き始めたのに・・・のに!!!悲しすぎる。みいくんかわいそすぎる。みいくんのけいちゃんに対して「清水さんなら・・・」ってつぶやくシーンちょっとむねがぎゅんとなりました。

そして荒れ果てたみいくんの上京後。辛さや寂しさを紛らわそうと必死になってる感じがよく伝わります。切ない。そして北海道でのあのシーン。もう泣きそうです。
でもよかった!!!よかったねみいくん!!!!!本当にいつまでも二人を見守っていたいです。間違いなく神作でしょう。

4

波乱万丈

出会った時からずっと恵ちゃんのことが好きだったみいくん。
悩んで悩んで、ずっと近くにいられるなら友達のままで・・・とも考えた。
恵ちゃんに彼女ができたと聞かされたとき、その彼女を紹介されたとき・・
みいくんの気持ちを考えると切なくなります。

10代にして人間のさまざまな悲しみや苦しみを経験してしまったようなみいくん。
次々と大事な人を失い、最後には恵ちゃんとも離れ離れに。

何年もの月日が流れ、自分はこっちの世界から逃れられないと自覚した時
恵ちゃんにお別れし「これからは君らしく生きて・・・」と言うつもりで・・・
でも本心は違ったのかな・・・心の声は「東京に来て」だったのかも。
恵ちゃんにはちゃんと聞こえていたんですね。

たくさんの辛いことや、自分の性癖や、恵ちゃんへの想いや・・・
いろいろなことを一人で消化しようと、もがいていたみいくんだけど
これからは、恵ちゃんがそばで支えてくれるよね。

もうすぐ新刊発売です。
その後の恵ちゃんとみいくんや『またたび荘』の住人が、どんな生活をし
2人のHがどんな感じに進んでるのか(恵ちゃん攻めるか!)楽しみです。

2

泣けちゃう

小樽編はみい君と恵ちゃんの二人の子供の頃~高校生頃のお話でした。
みい君の近しい人がどんどん亡くなっていくところは悲しかったです。
人には色んな過去がありますが、
こうして作品の中でキャラクターの過去がみられるのは嬉しいです。

みい君のぐずぐずした想い、心を締め付けられました。
そう簡単に色んなことが割り切れない部分に共感しながら読みました。
そして、みい君や恵ちゃんの過去を読むことによって、
より、みい君や恵ちゃんのことを理解できたように思います。

過去に恵ちゃんのあの発言があったから、
みい君はあんなに臆病になっていたのか、とか。
恵ちゃんにしてみれば何気ない一言だったとしても、
みい君にはずっと引っかかって気になっていた言葉だったんだろうなと思いました。

帯の「きみの人生を 変えてしまって ごめん─」
この言葉の重みが、とても心を締め付けてきます。

自分の人生に沿わして良かったんだろうかと。
それが世間的には茨の道を歩むことになると、分かっているから、
いろいろ思うところはあったんだろうなと。
みい君の愛ってとても深い愛情なんだろうなと思います。
やはり、恵ちゃんの愛はみい君と重さが違う気がするのですが、
それでも、恵ちゃんの思いきりの良さや優しさにみい君は助けられてきて、
そしてこれからも助けられるのだろうと思います。
10年たっても、20年たっても、いつまでも二人の幸せな関係が続きますように。
それにしてもとても3巻が待ち遠しいです。

3

みい君の孤独と恵ちゃんの優しさ

表紙からも分かるように、世界観が圧巻です。
北海道は行ったことないけど小樽ってこんな感じなのだろうなというのが凄く伝わるし、雪景色の寂しさとみい君の孤独がリンクしてて飲まれました。
風景描写だけでも読む価値はあると思いました。
でも絵のタッチが優しいので温かいです。

相変わらず彼らの周りは優しい人達ばかりだけど、私はみい君の深い孤独とそれを包むような恵ちゃんの優しさがとても印象に残りました。
あれだけの危うさがありながらその空気がとても自然なので、この2人はおじいちゃんになってもずっとこのままなんだろうなと思いました。
みい君の孤独が雪なら恵ちゃんの優しさがストーブのようでじんわり沁みます。
風景描写とばっちり重なってます。w
私はシリアスが苦手なので恵ちゃんの存在がほんとに救いで、癒やされまくりました。
彼の優しさを含め、資質というかあの天然って凄いんだなとみい君の気持ちが理解できました。

4

この作品が収納されている本棚

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