雀影さんのレビュー一覧

ブロッサム・ピリオド コミック

嶋二 

恋の在処

これだけの厚い本で、お話1本なので、とても丁寧にじっくりお話は進んでいきます。

片方は自分の気持ちが恋愛と認識しているけど、もう片方はまず自分の気持ちが恋愛なのかを認められるかどうかって所から始める、ジリジリパターンは好物ではあるのですが、この二人の場合、そもそも三津谷にそれほどの強い気持ちがあったのかどうか。
阿部にしても、場の雰囲気に飲まれて単に性欲が暴走しただけのような気もするし。

2

キャッスルマンゴー 2 コミック

木原音瀬  小椋ムク 

たぶん、この絵が必要

ようやく発売になったこの本。
届いてみて、まず普通のコミックスより、ずいぶん厚いのにビックリ。
2,3と分けるか、1冊でなんとしても終わらせるか、迷う分量。
発行が遅れたのも納得。
でも、待っただけのことはある、納得の1冊でした。

万は、整って大人びて見える容姿ですが、実はまだ、高校生の子どもで、
考えていることも世間知らずで、
そして、責任感だけでは、子どもにはどうにもならない…

15

花に埋もれて コミック

 

王子様は受け?攻め?

まあ、十中八九、王子様が受けかとは思うのですが、リバ好きとしてはどっちもアリかな。
って言うか、むしろこの二人、挿入を伴うようなセックスをしているようには見えないのだが、、、。

それは、他の作品にも言えて、どのお話も、ちゃんと男同士で恋愛感情を認識しているのは明らかで、紛れもないBLなのだけれど、なんだか挿入を伴うようなセックスをするようになるとは思えない。
たとえば、「硝子の向こうに」…

1

パパ’s アサシン。~龍之介は飛んでゆく。~ コミック

SHOOWA 

パパ受けじゃないよね

多分、きっと、

この本は、特にナンバーは打ってなくても長編の第1巻で、
実のパパに恋してると思いこんで、セックスの藪に迷い込んじゃっている高校生の息子・龍之介くんのお話と、
アサシンだったパパ・ダニエルの過去がもたらすサスペンスが、縒り合わされながら進むストーリーらしい。
この本は、主に龍之介のターン。
パパとのセックスへの渇望を同級生の男女二人との3Pで紛らわしていた龍之介が、若い…

1

タデカレ! ~蓼食う彼も好き好き~ コミック

深瀬アカネ(深瀬紅音) 

そこでやるかぁ

ブサカワだろうが、リーマンだろうが、そこに至るまでのお話自体はいいのよ。
絵もかわいいと思うのよ。
でも、でも、
これはダメだわぁ
エッチな気分が盛り上がって、キスとか、触りっこぐらいなら、所かまわずってのは、まあ、アリだよね。
更に盛り上がって、もう、やめられない止められない、いれちゃいたい、最後までやっちゃったとかも、BLのストーリー展開としては普通のことだけど、まあそれも、時と場所…

0

サトウチーフの恋 コミック

鮫沢伐 

表題作はオヤジ攻め

と、見せかけておいて、、、

色々詰まった作品の中で、約2名、目つきの悪いオヤジが、年下に攻められているお話が混じっていたりして、年下攻め祭りはまだまだ継続中です。

そう!
表紙をめくったカラー口絵の、この目つきの悪い(眼光鋭い)このオヤジ、
カラシマチーフ!
「カラシマチーフの恋」がよかったのよ。

ここしばらくは年下攻め祭りではあったけど、単に年下攻めっていうだけじゃなくて…

2

君とスキとキス コミック

奥田七緒 

年下攻めの

祭りはまだまだ継続中。

こちらは幼馴染みの弟を、思い続ける10年愛。
お互いの成長につれ、思いこみから色々すれ違ったり、アレコレと。
1年がかりの長期連載だけあって、なかなか盛りだくさん。
確かにお話の流れは、昔読んだ「りぼん」か「ちゃお」かって感じであるし、絵もおチビ時代にかなりページを割いている分「ちゃお」感が更に増しているけど、こういうのも可愛くっていいじゃない。
強いて言えば…

1

生徒会長に忠告(6) コミック

門地かおり 

いまさらですが

皆様のレビューがもう既にたくさん集まっていて、今更書くことは残っていない状態ですが、年下攻め祭中としては、やはりこの新刊に触れないわけにはいかない。

国斉さんの、ちょっと勘違いな暴走っぷり、かわいすぎ!
門地さんの描かれる男の子って、ほんとに、もうっ!!
体脂肪少なそうで、特に高校生は、筋肉は付き始めているけど、まだ華奢で、でもしっかり堅そうな、
実に実に美味しそうなカラダしていて、、…

3

やぎさん郵便 コミック

草間さかえ 

2年は長いし

寄るお年並みで忘却力ばかりが成長しつつある今日この頃、
2年の月日は、ほんと、あっという間のようでいて、やっぱり長かった。

なんの言い訳かというと、
前のストーリーや人間関係が全く思い出せません(泣)
いいえ、全くというと正確じゃないな、
「マッチ売り」に掲載分をまるっと全部忘れたって言うだけならまだしも、
その間のシトロン掲載分が断片的に記憶に残っていたりするからよけい混乱する。…

3

【18禁・数量限定本】PINK GOLD コミック

思うことは同じなのかな

まあ、テイストバラバラなのがアンソロジーのいいところでもあり、悪いところでもあり、としか、言い様がないですよね。
修整少なめってあたりは18禁の面目なんでしょうか。
リブレさんの、「泣ける」「エロとろ」と続いた上位アンソロシリーズ。
本来なら、「ハイグレード・アンソロ」ってすっきり言い切っちゃいところなんですが、そこを微妙に「上位」とかって言葉で曖昧にできないかって思っちゃうあたりが・・・・…

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