雀影さんのレビュー一覧

由利先生と愛しき日々 コミック

木下けい子 

同時に出た、「幾千の夜」の方が好き

けなげでかわいい仔リスちゃんが、好きになってしまった相手は、言葉の足らないわからんちんで
さらに二人の周りには、由利の悪友、義母、婚約者と、次々おじゃま虫が現れるが、、っていうお話。

この作品、雰囲気はすごくいいっぽい。
仔リスちゃん六車くんや由利先生、華族・佐倉や由利の義母、婚約者・柚子も、ビジュアルはとっても雰囲気いい。
でも、私的には、この登場キャラ達、誰ひとりも、、、、、
こ…

2

惑溺趣味 コミック

明治カナ子 

かわいくって、びっくり

明治さんって『痛い』イメージが強くてちょっと二の足を踏んでいたんだけど、これは『かわいいオヤジ攻め』が多いって言う評判だったので買ってみた。

なんだか、とってもかわいくってファンタジーで、ちょっとびっくり。
で、こんなに濃厚に、あからさまに致しちゃっていたのにも、ちょっとびっくり

私の先入観の明治さんって、『光る道』 
でも、この本の中には、これ1作だけが他の作品と違う痛い系風味。…

1

春を抱いていた(14) コミック

新田祐克 

とうとう最終巻

よ~~やっと出た、
出てしまった、
春抱き最終巻。
1年かけてじっくり醸されただけの事はあるような、書き下ろし「ライフライン」
最終巻にふさわしく、BLに首都圏大地震級のとんでもドラマチックを持ち込むなんて!!
岩城さんと香藤の二人だからこそ許される力業!!
こんな、炎上しそうな設定でくるなんて、凄い!!!

「スタンドオン・ベッセル」連載時、雑誌の方は買っていなかったので、問題の…

3

幾千の夜 第一夜 コミック

木下けい子 

ここまでだなんて!!

大好きパターンの、木下さんのジリジリ幼なじみ物。
舐めるように2度読んでも、
えーん、もう終わり?
掲載誌「クラフト」で、2年かかってようやくこの1冊じゃ、この続きが出る頃、まだ私BL読んでるかどうか、、、

好きだから、守りたいから傍にいられない、っていう、超自己中で身勝手な理由から宙を置き去りにした哲弥、
哲弥のそんな勝手な気持ちに振り回される、宙。
最後で登場した、宙そっくりな…

2

CRITICAL LOVERS 初回限定版 コミック

天王寺ミオ 

ネコ耳、有ります。

食べてね*フェロモン全開の、かわいい下級生に、
つい、たぶらかされちゃった、
二次元オタク童貞の先輩、PNは松野こむぎ、ネコ耳大手だ!!のお話。

素行不良と、遅刻で、矯正プログラム夏合宿に行かされることになった、
3年生鷹藤、観鳥と、1年生水野。
水野と同室の鷹藤先輩は、部屋で早速、お仕事を初めるが、
それは、エロエロな同人誌の原稿で、
その原稿を見た水野の様子がおかしくなって、…

0

セブンデイズ FRIDAY→SUNDAY コミック

橘紅緒  宝井理人 

物足りない

なんというか、
長い割に、情報量少なくない?
お話内の経過時間的には、じっくり丁寧に、且つ繊細に、それぞれの心情やら何やら描いている、って言うのはよくわかる。
キャラの、繊細な表情も、絵柄も、雰囲気に合っていていい。

でも、なんだか、物足りない。
これだけの長さのものを読んだ気がしない。

多分、コレって、主人公の頭の中がスカスカ?
脊髄反射で生きているみたいな弓弦に、自分のこ…

3

耽美主義 コミック

本仁戻 

新作新刊だとは思わなかった、、、

「読んだのにタイトル忘れてる本の新装版の買い直し」だと思って買ったら、

実は新刊でした。

イヤ、だって、今のこの時代に、タイトルに「耽美主義」なんてつく本が、新刊だなんて、普通、思わないって、
ビスコンティっていったら、没後33回忌も済んでいるような、映画だって40年近く前の作品
私だって、今このBLまみれ状態に陥るまで、若い頃に、そんな耽美な本だの映画だの見てたの忘れてたような過…

4

萌え男子がたり コミック

加東さんのさんの『エプロン男子』

私の一押しはコレですね!!
Tシャツの首もとから覗く、鎖骨とか、頸骨
そこにキッパリと通るエプロンの紐のライン
たまらんです
それで、布巾持ってカップとか拭いてる手が、指の長い大きな手だったりすると、一段と感じます

と、だれでも持っている萌えポインツ、
52通りの萌え男子
まだまだコレじゃ物足りない。

こうなったら是非、愛読者カードを送ってリクエストしなきゃ

ツタさん…

2

きみが恋に溺れる コミック

高永ひなこ 

お兄さんは天然

「恋に堕ちる」の司の兄、礼一郎のお話。
優等生で、容姿端麗、何でもできる、越えがたい壁のような兄
と、前作では、そう弟に思いこまれていた。
ところが、本人は至って鈍感な天然さんで
そうと気付いた年上の部下、陣内は、いつしか礼一郎を恋愛対象としてみるようになって、、、

礼一郎、落ち着いた、クールなポーカーフェイス顆と思いきや、単に鈍感さんで、感情の起伏がないだけ、
それが、お話が進む…

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満月物語 コミック

中村春菊 

春菊流かぐや姫

ぶっちゃけ、表題作は、
『今をときめくかぐや姫が、実は男の子で、、、』
っていうだけで始まった、ドタバタコメディのようなのですが、
そこは、古い作品と言っても中村春菊、うっかりしっかり泣かせ処もあったりして、

この作品、BLではありません。
っていうか、恋愛物じゃない。
隆明とかぐや、隆明と成人を結び付けている物は、間違いなく愛ですが
それは肉欲の恋愛ではなく、広義の愛
例え、…

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