雀影さんのレビュー一覧

嘘つきはだれだ コミック

ユキムラ 

声優さんが上手すぎるのも善し悪し

これ、原作コミックスは結構いい感じと思って、その後ドラマCDも聞いたんだけど、その時は、なんか後味悪かった。
この主人公って、二人とも、かなりなダメ人間で、
コミックスで読んでいるときは、そこも味、っていうか、それほどダメダメって感じる間もなく、するっと読んじゃったんだけど、この二人を、鈴村さんとと三木さんが、ちゃんと大人の声で演じると、二人のやっていることが、
「ちゃんとした大人として、そ…

1

かわいい悪魔 コミック

斑目ヒロ 

CDのキャスティングが、神

ドラマCDがおもしろかったので、コミックスも買ってみた。

風太の、猫かぶりした尋常じゃない可愛さも、悪魔に豹変した凄みも、
キラキラしい絵柄が、とても似合ってる。
で、このキラッキラした風太に霞んでるけど、秋吉もコンプレックス持つだけの事はある、眼鏡美人さん。
キラキラ天使の姿と、ギャグ絵とのギャップも楽しい。

それにしてもドラマCD、
風太のよっちんくんといい、秋吉の鳥さんも…

2

王子が愛したスパイ コミック

高井戸あけみ 

添い遂げる

ブレックファーストクラブの学校卒業してからってことで、
犬山の食えなさっぷりには、ますます磨きがかかって、胡散臭ーい、探偵事務所でお商売
中。
愛妻・三木の美人っぷりも、相変わらず。
三木は就職したてでつれないが、それでも、ベッドでは、ちゃんと犬山と仲良くしているあたりが、長年連れ添っただけのことがあるというか

こうやって、向こうから舞い込んでくる事件に関わる形なら、これから先も、気…

1

35度の恋愛熱 コミック

高井戸あけみ 

低体温

恋愛体質の魔性の受け・本田。
熱の低ーい恋愛は、低温やけどのように、自分も相手も傷つけて。

交通事故で入院してしまった薬剤師・須藤、
一人で薬局を切り盛りすることになった本田は、偶然のことから佐橋を臨時に雇うことに、

須藤には別居中の妻がいて、入院中の須藤を訪ねてくる。
ずっと須藤に片思いしていた本田は、それをみて、あきらめようとするのだが、離婚の原因は、須藤の本田への思いだと告…

1

ブレックファースト・クラブ コミック

高井戸あけみ 

長い物語の始まり

松本が、親の海外赴任のため急遽入ることになった高校の寮には、裏の組織BFC(ブレックファーストクラブ)があり、生徒たちは、それなりに楽しく毎日を過ごしていた。
松本と同室になった飯塚は、夜毎、寮を抜け出してバイトに。
飯塚がそんなバイトをするのには訳があって、、、

この本で、一応、松本と飯塚はまとまる。
この先は、主人公が2年生組犬山と三木に移り、二人の長い物語が始まる。

同時収…

3

プリンスチャーミング 2 コミック

高井戸あけみ 

いよいよ縺れて

朝比奈先生のところに転がり込んで、強制同棲中の湯浅、
先生と加賀見のことも気になるが、自分を好きと言った永井が荒れていくのも放っておけなくて
リンチにあい怪我した加賀見も同居して、4人の関係はますます錯綜していく。

みんなそれぞれ、自分では、自分の気持ちが一番わからない。
永井だけが一貫して揺らいでいないが、手に入ったのは体だけ。



2

プリンスチャーミング 3 コミック

高井戸あけみ 

二人はまとまったが、、、

朝比奈先生の家に、相変わらず同居している湯浅と加賀見。
永井の周りには1年生の柚坂が、絵のモデルになってくれと現れる。
柚坂は、永井のサッカー部の先輩と従兄弟同士。
永井は、半ば学校側からの命令で、モデルを引き受ける。

一方、先生は加賀見とセックスしてみるが、、、

最終的には、ちゃんと朝比奈と湯浅はカップルに。

エピローグに永井と柚坂先輩、加賀見と小森先生、朝比奈と湯浅のバ…

1

ドアトゥドア コミック

高井戸あけみ 

犬山、三木のサイドストーリー集

前の巻「ピロートーク」で、ようやく、犬山と三木の話にケリがついた。
というわけで、この本は、お楽しみ的な、いろいろな話。

二人が入学して、ルームメイトとして初めて出会ったころの話「汝、病める時も健やかなる時も」
舎監の盗撮サイトの写真で三木を見初めた美少年マニアが、実物の三木を見たくて待ち伏せて……、転んで頭を打った三木、記憶がぼんやりしているうちに拉致られて「天使と真昼の夢を見る」

1

キラキラ コミック

三池ろむこ 

目っ、目がぁーー!! グハッ

って感じに、この表紙のキラキラしい爽やかな笑顔からしてもう、目の毒なんですが、
中身は更に健全で、

ごめんなさい、ごめんなさい、腐れていてごめんなさい
ごめんなさい、ごめんなさい、生きていてごめんなさい

的に、土下座&後ずさり的な(流石にそれは大袈裟)

これから恋愛が始まる、キラキラした高揚感と幸福感のあふれた作品集。

とっても、爽やかで、いいお話ばかりだけど、
ごめ…

2

僕はお兄ちゃん。 コミック

金井桂 

デジタルワーク

最近のマンガ家さんって、絵がきれいね

この本で感心したのは、まず、デジタル処理の使いこなし具合?

今の作家さんなら、どなたでも、大なり小なり、作画の処理とかデジタル化しているんだろうけど、ここまで徹底しているとは、って、ちょっと驚いた。

手作業のトーンワークとかじゃあり得なかったような、グレーのグラデーション。
別にこの作品って、元々フルカラーだったのを、コミックスはモノクロ印…

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