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表題作王子が愛したスパイ

とぼけた天才 犬山くん
ツンデレ愛妻 三木くん

同時収録作品ガラス窓の中の恋

沢本 同級生
浦田久仁彦 同級生

その他の収録作品

  • 犬山家の人々 前編
  • 犬山家の人々 後編
  • けだるげなキス 前編
  • けだるげなキス 後編
  • 王子より愛をこめて

あらすじ

高校卒業後も気ままな生活を続ける犬山が、趣味で始めた探偵事務所に、砂漠の国の王子様警護の依頼が舞い込んだ。真面目なリーマン生活の気分転換になるだろうと、セレブ王子のお相手を、恋人の三木に押し付けたが…。大人になってもツンデレ眼鏡オーラが健在な三木と飄飄と恋に生きる犬山のBFCシリーズ、男子高校寮生達のアダルトシーズンが描き下ろし付で誕生!!
出版社より

作品情報

作品名
王子が愛したスパイ
著者
高井戸あけみ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
芳文社
レーベル
花音コミックス
シリーズ
ブレックファースト・クラブ
発売日
ISBN
9784832285828
4.1

(17)

(7)

萌々

(5)

(5)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
5
得点
70
評価数
17
平均
4.1 / 5
神率
41.2%

レビュー投稿数5

安定の二人。安心してずっと眺めていたいvvv

『ブレックファーストクラブ』のアダルト編。
アダルトと言ってもエロい方ではなく。
社会人になってる犬山×三木夫妻のその後の日常。

成人しても相変わらずな犬山と、彼よりは多少常識人な三木。
探偵業(副業)ということもあり、いろいな事件も起こりますが、
どれも淡々と事が運び、いつの間にか解決しているという。

描き方によっては、もっとドラマチックにも劇的にもなりそうな題材なのに、
なんだか日常の一部のように物語が進んでいきます。
でも、そこが高井戸さんらしいというか、
淡々としつつも、どこかしくりと胸に残るものがあるんですね。

ふわふわとしているようで、
根底にどっしりと流れる犬山と三木の強い結びつきに安心します。

もっと続き読みたかったな……

評価は神寄りの「萌×2」で!

0

再びシリーズになる?

高井戸氏は作家買いしているので、読んでみました。
表題作は「王子」帯も「下僕」なんて出てきたのでどんなお話かと思いましたが、カバーの二人に既視感が・・・そうです、ブレックファーストクラブのお二人の話でありました。彼らが23歳になっています。
相変わらず飄々とした天才の犬山は、ゲームソフト開発で一儲けしながら道楽で探偵事務所を開いています。「愛妻」三木は研究好きを極めるため化粧品会社に就職しましたが、まだまだ新人でやりたいことはできず人間関係は面倒で、ストレスを感じています。

そんなところに飛び込んできたある国の王子の警護の仕事。気分転換のためにもいいのではないかと三木に任せられます。三木を気に入った王子はモーションをかけてきますが、三木はまったくなびかない。だって犬山が一番好きなんだもの。

このお話は、王位継承のトラブルが主軸、他のお話は犬山をヘッドハンティングするための陰謀とか、三木の病気に不思議な同僚が絡んでくるお話などあります。全てのお話の肝心なところで、スーパーマンのように犬山が登場し事件を解決しちゃいます。まるで犬山の手のひらの上で転がされている感もありますが、それはそれでいいのかな。

あいかわらず犬山と三木がブレないし淡々としているので大きな感動とかはないのですが、皮肉が効いていたり二人はあまあまだったり、なかなか楽しく読めました。三木の同僚・山中くんのその後の話はこの後描いていただけるのでしょうか?

同時収録は高校生同士のお話。少しずつ近づいていく二人の関係が「視線」を中心に追われます。こっちの方が熱さを感じる作品です。

2

添い遂げる

ブレックファーストクラブの学校卒業してからってことで、
犬山の食えなさっぷりには、ますます磨きがかかって、胡散臭ーい、探偵事務所でお商売
中。
愛妻・三木の美人っぷりも、相変わらず。
三木は就職したてでつれないが、それでも、ベッドでは、ちゃんと犬山と仲良くしているあたりが、長年連れ添っただけのことがあるというか

こうやって、向こうから舞い込んでくる事件に関わる形なら、これから先も、気の済むまでシリーズは続けられそう。
このシリーズは、もはや安心して楽しめる、テッパン(^_^)vだな

1

その後の2人の短編集

「ブレックファーストクラブ」初代寮長の三木君とキレ者の犬山君とのその後のお話が短編集になって収録されています。
もう一つの主役カップルだった松本君と飯塚君も元気に登場しています。
我が道を行く、という感じの犬山君でしたが、本業のプログラマーの他に道楽で探偵事務所もやっているという、すごい23才の青年になってます。^^
三木君は会社で化粧品の研究員として働いていて、住んでいる所はまだ隣同士でした。
三木君は相変わらず、本人にその気はないのにその手の人には好かれるようで…今回も探偵の仕事は受けるけど、三木君もそれに少なからず絡んでいるという感じでした。
相変わらずのクールでツンデレなところが萌えます。
でも、2人きりになると甘くなる雰囲気は、いつまで経ってもキュンとしますね。^^

同時収録作品は、学生同士の同級生モノ。
こちらも受け様が中性的で危げでいい雰囲気でした。
攻め様はそれまではノンケなんですが、なかなか男前でした。^^

1

あっさりしつつもラブラブ?

あっさり淡々としつつもエロい、というのが私の高井戸さんのイメージなのですが、今回はやっぱりそんなノリで良かったです。

アラブの王子に社長にその部下(実は××)、会社の同僚と色々な登場人物が色々な事件を二人の元へ持ってきます。
犬山の仕事に興味を持っていないフリをしつつも、問題が持ち上がると内心ではそわそわしている三木。
そんな三木に気づいていないフリをしつつも、彼に不安は与えないとばかりに全て手を回している犬山。
とてもナイスカップルだと思います。
一度、読み間違いで三木が危険にさらされたときは、犬山らしくもなくヘコんだり。

書き下ろしで王子が再登場しますが、中々いいキャラだなー。好きです(笑)

読みきり。
「ガラス窓の中の恋」
高校生同士のお話。
一方通行な片思いだけど、最後はちょっとなびいてきたかなー?という感じで続きが気になります。

0

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