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表題作ブレックファースト・クラブ

松本正種,高校1年編入生
飯塚智晴,高校1年生

同時収録作品ボーイフレンド

谷口 高校生
充 高校生

同時収録作品愛人

その他の収録作品

  • おまけ劇場

あらすじ

『優等生ばかりが集まっている』と評判の学園寮の正体は、夜毎P.T.A.には絶対秘密の楽しい集会が開かれる寮生達のパラダイス。そんな別天地になんにも知らない良い子がまた一人やってきた!!!

作品情報

作品名
ブレックファースト・クラブ
著者
高井戸あけみ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
芳文社
レーベル
花音コミックス
シリーズ
ブレックファースト・クラブ
発売日
ISBN
9784832281936
3.8

(15)

(4)

萌々

(5)

(6)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
6
得点
58
評価数
15
平均
3.8 / 5
神率
26.7%

レビュー投稿数6

男子高生たちの寮物語

男子高校生の寮生活シリーズものです。これ以降『ルームメイト』『ベッド・タイム』『ピロー・トーク』『ドア トゥ ドア』の順に続きます。

親の海外赴任のため、入寮することになった松本。厳しい寮生活が待っているかと思いきや、ゆるゆるで夜の点呼確認も形だけだし、賭け事、飲酒、喫煙、なんでもござれ。

BFC ブレックファースト・クラブという独自の自活組織があって夜毎わらわら集まって、賭け事の勝ち負けを確認したり、裁判したりするんだけど、死刑判決は「死ぬほどくすぐったい刑」でくすぐり罰というこれまたゆるーい感じ。

ギャグコメディに走らない、程よく肩の力が抜けた展開がいいです。
一巻目は松本と飯塚カップルが中心です。
松本と同室になった飯塚が夜な夜な寮を抜け出してバイトをし帰寮すると酒臭いのが気になって…

登場人物も多いけど、書き分けがしっかりしているので誰が誰?状態にはならず、助かります。
過剰な上下関係もなく、先輩後輩はあるけど学年交えて皆でわいわいやっている様子がいい。
五巻通して読みましたが、寮内で複数のカップルがやたら誕生して、あちこちでやりまくり…といういかにもBL学園ものノリではないところがいいです。
それどころか、2名同室ですれ違うにも苦労するような狭い空間にいるにも関わらず、カップルといえどもなかなか体の展開がないところがいいなと思います。(三木というゲイがゲイの先生を食いまくりであちこちでやってますけど)

私がトピ立てした「ちるちるのランキング圏外だけど、心の琴線に触れた作品を教えてください」
http://www.chil-chil.net/answerList/question_id/4967/#IndexNews
で教えていただいたのが、こちらの作品です。
面白かったです。教えてくださりありがとうございました。

0

BFCシリーズ1作目

◾︎松本正種(まさね/編入生)×飯塚智晴 1年生
◾︎犬山広樹(BFC代表,飯塚のいとこ)×三木(生徒会長) 2年生

BFCシリーズといえば犬山×三木ですが、1巻は1年生と読み切りが2本の構成です。読み切りの「愛人」もまだまだ続きが見たい…すごく好き。

現実の高校生活は普通屋上にはいけないし、生徒会は権力持ってないし、文化祭は地味みたいな話はよく見ますが、だからこそフィクションの高校生活は楽しいんですよね。
そんな高校生男子寮の、あり得ないから楽しいBLワールドです。
ふわふわしているように見える登場人物が意外に粋だったりするのが良いんですよ。これぞフィクション。

それにしても寮のはなしだけで高校で勉強してるようなシーンは一切ないのも面白いな笑

0

長い物語の始まり

松本が、親の海外赴任のため急遽入ることになった高校の寮には、裏の組織BFC(ブレックファーストクラブ)があり、生徒たちは、それなりに楽しく毎日を過ごしていた。
松本と同室になった飯塚は、夜毎、寮を抜け出してバイトに。
飯塚がそんなバイトをするのには訳があって、、、

この本で、一応、松本と飯塚はまとまる。
この先は、主人公が2年生組犬山と三木に移り、二人の長い物語が始まる。

同時収録「ボーイフレンド」は、全く別の単独の高校学生寮もの。
「愛人」は『恋の片道切符』収録の「Micky House」の章と、所属事務所の社長の話。

3

男子寮モノ

男子寮モノです。
予想以上に面白かったので、シリーズ通して読みたいなと思いました。
シリーズの全容がよく分からいので、関連作リストがとてもありがたいです。ありがとうございます。

ドタバタコメディ系ではなくてハートウォーミング系です。でもユーモアもある。
同じ部屋になった相手と恋して結ばれる、ベタといえばベタな男子寮モノなんだけど、色んな面で過剰になりすぎていない点が良かったです。過剰な心理描写やら、登場人物の容姿に対する過剰な形容やらが苦手なもんで。
登場人物は結構多いんだけど、個性的だから混乱しない。
みんなでワイワイしてる寮の雰囲気を伝えつつ、主軸となる主役カップルの恋の話も要所要素を押さえてきっちり伝えてくれてて、バランスのよさを感じました。
とにかく面白かった。

3

爽やかな高校生活の中にも

高井戸さんの作品で最初に読んだ作品だったと思います。
絵柄がとても透明感があって、中性的で綺麗です。どこか儚い雰囲気も持っていて、この巻では飯塚君が特に印象的でした。
高校生モノなんですが、学校よりも寮生活が中心になっています。
寮なので学年も混ざっていて、下級生から上級生まで仲良くやっている雰囲気が伝わってきます。
登場する生徒たちの数も結構多いのですが、描き分けや性格付けがしっかりしているので混乱することはありません。
優秀で爽やかな生徒たちと思っていても、実は結構シビアでヘビーな現実があったりして、予想できない展開で読ませる作品にもなっていると思います。
実はこの巻で主人公格の2人が個人的には気に入っているのですが、他の脇キャラもとっても魅力的な子が多いのもこの作品の魅力だと思います。

同時収録作品では「愛人」が気になる展開。
長髪の攻め様がカッコイイ。^^

3

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